旅好きで世界遺産好きなら、行きたい場所の上位に食い込んでいる場所だと思う。 もちろん小田蘭だって例外じゃない。 いつかは行きたい。 そう思っていたけれど、何しろこの島は遠いのだ。 日本からの直行便なんて当然ない。 島へ乗り入れている飛行機は唯一、チリのラン航空のみだ。 タヒチのパペーテから週2便。 チリのサンティアゴから週3〜4便(シーズンにより増減。2005年9月現在)。 飛行時間はそれぞれ約5時間。 タヒチには日本から直行便が出ているから一番簡単なルートだけど、発着時間の関係でタヒチに1泊が必要だ。 サンティアゴ経由はまずサンティアゴへ行くまでにアメリカでのトランジットが必要になる。 しかも島にいる時間は2〜3泊。 そう考えると贅沢な島だよね。 更に太平洋上にポツンと浮かぶこの島は、人の住んでいる一番近い島と約2000kmも離れている。 見渡す限り水平線しか見えない、言葉通りの「絶海の孤島」だ。 こういう情報は事前にガイドブックを読めば書いてあることだけど、実際に行ってみると本当にその言葉を実感する。 「絶海の孤島」 たしかにそうだ。 認識が甘かったかもしれない。 寒いんだってば!!!!! そんでもって風が強い! 毎日台風の風が吹いている感じだ。 そうか。 絶海の孤島というのはこういうことか。 それでも一応、袖が着脱できるパーカーとウィンドブレーカータイプの上着は持ってきていた。 でも寒い。 気持ちよく晴れているとそれなりに暖かいのだけど、風の温度が違う。 イースター島は思いの外、風が強くて寒かった。 雨も時々降っていた。 9月は雨期の後半だからまぁしかたないか、と思ったけれど、地元ガイドによると乾期でもあまり変わらないそうだ。 雨の降る量が多いか少ないか。 乾期だからってイースター島に雨具なしで来るのはやめたほうがいいらしい。 |
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