14■帰国










今回の旅行は全体的に天気は悪め。
帰国前日は時折晴れ間も除く曇りだったのだけど、帰国当日に限って快晴だなんて〜〜〜〜!

朝食の後、1時間ほど軽く散歩をしてからチェックアウト。
少し早いけどその足で地下鉄(チューブ)で空港へ向かおうと最寄駅へ歩いている途中に道を聞かれた…。
えーと、小さいとはいえコロコロを引っ張ってリュック(日本で常用)を背負っている私に何を聞こうというのだろう。
ごめんなさい〜、この辺よく知らないので…と断って駅へ。

券売機でヒースロー空港(1.2.3ターミナル)までの切符を買って乗り込むと、乗り換え駅で空港行きの地下鉄が来ないよ???
乗り換えのホームで待ってても、やってくるのは2〜3駅先で止まってしまうものばかり。
電光掲示板には
『ヒースロー空港ターミナル4には止まらないから八ットンクロス駅でバスに乗り換えてください』という案内文が流れているから来ると思っていたのに!
そのうちなにやらアナウンスが…。
もしかして、地下鉄は今日に限って空港まで行かないの?
上手いことヒアリングできなかったので、改札へ行って係員に聞いてみる。
『ピカデリー・サーカスでベーカールー・ラインに乗り換えてパディントン駅へ行って、ヒースローエクスプレスに乗るんだね』
と言われてしまったよ。
『今日地下鉄はヒースローに止まらないの?!』
『そうだよ』

うわ〜〜〜ん!
最寄り駅の窓口で人から切符を買っていれば教えてくれただろうになぁ。

乗り換えを待っていたホームに取って返して乗り継いでパディントン駅に着いたらすごい人!
そりゃあ地下鉄利用者が殆どこっちに流れてきてるんだろうしねぇ。
切符売場を探してチケットを買う……買う…んだけど現金残ってないよぅ!
地下鉄で行くつもりだったからそんなに現金残してなかったんだよね。
まぁでも、切符はクレジットカードも使えるから有難い。
だってね。地下鉄なら£4.00で行ける所、ヒースローエクスプレスだけで£14.50もするんだよー。
泣ける…。

空港でのんびりするつもりだったから時間的に余裕はあったし、チェクインしてからも最後のビール(ロンドンではエールを選んで飲んでました)を飲んでまったりする時間もあったのだけどね。

さて飛行機だ。
予定より若干遅れて搭乗が始まり、全員が中に入った頃にアナウンス。
「エマージェンシーがあって滑走路2本の内1本閉鎖しているから、残り1本で離着陸を全てこなしている。その為に管制塔からの指示を待っているので、これから40分ほど遅れます」
って、英語と日本語で機内放送が入ったですよ。
エマージェンシーってなんだ?!
滑走路1本閉鎖っていったいなに??
原因は伝えられないまま、離陸したのは本来の予定離陸時間より約1時間半後。
当然成田にも遅れて到着。

手荷物のみの小田蘭は、飛行機を降りたらさくさく進みます。
エコノミーでも前方通路側を指定していたので、イミグレにも列がさっぱりありません。
バゲッジ・クレイムにもまだ荷物が出てきてないよ。
そのままさくっと税関通過と思いきや。
「荷物はこれだけですか?」
「はい」

ここまではだいたいいつも聞かれることだ。
んで、このあと荷物とパスポートと私を見比べて一言。
「ビジネスですか?」
「いえ…観光です…」

荷物の少なさとパスポートに沢山押してある各国出入国スタンプとビザのせいなのかなー。
でもビジネスだったらもうちょっとちゃんとした格好と、もちょっとしっかりした鞄を持ってるんでは…。