01■ドーハ乗継8時間















カタール航空利用のイラン行きを急遽行き先変更したため、タイミングのいい日程でトルコ入りすることができなかった。
昨年トルコに行った際もカタール航空利用でしたが、その時の乗継は往復共にちょうどいい乗継時間だったハズなのだけど、今回は曜日の関係かブッキングの関係か、往路ドーハで8時間の乗継待ちが出来てしまったのだ。

8時間か〜。
ドーハの空港ってそんなに広くもないし、時間をつぶせるような所もないし、空港で8時間も待っているのはツライなぁ。
外に出てみようかな。
でも、ドーハって外に出て行くような見所ってあるのかな。

去年のトルコにしても今回の当初予定のイランにしても気にならないくらいの乗継時間だったので、ドーハについての情報は殆ど持っていなかった。
とりあえずネットでいろいろ探してみるものの、やはり見所らしい見所はあまりなく、しかも金曜日はイスラム圏の安息日だ。
真夏のドーハ。
しかも金曜日。
ということもあって博物館の開館時間は午後からとなっていたりして、私たちが到着する早朝〜お昼過ぎまでの間では外に出ても何もできない。

トランジットビザを取って出て行ってもどこかのレストランに入るだけなら空港にいるのと変わらないよ。

更にネット検索をしていると、過去の体験ではあったがトランジットホテルが無料で使えたという情報がチラホラ見つかった。
しかし不安なことは、ここ1〜2年の情報がまったく出てこないのだ。
トランジットホテルの情報は、どれも数年前のものばかり。
「ぐるぐるとあちこちに行かされてやっと入れた」とか、
「以前はあったサービスだけど最近はなくなったらしい」とか、
「カタール航空に確認してもそのようなサービスはない」とか、
もちろんカタール航空のサイトにもそんな情報は一切載っていない。

とりあえずダメ元で行ってみよう、とドーハ到着。
事前にネットで調べてあったとおり、建物を入ってすぐ左手に見えたBooked Hotel Accommodation」のカウンターの列に並ぶ。
同じ飛行機で飛んできた日本人女性2人組みも同様に後ろに並んだ。

前に並んでいたのは見た事のない三角帽子を被ったアジア系の男性。彼らはスーフィーを信仰するマレーシア人達で、20時間ものトランジット時間があるということだった。

カウンターまでの列は遅々として進まず、1時間並んでやっとたどり着いてチケットを見せる。
すると、一旦奥に引っ込んだ担当者は戻ってきてなんだかんだと言うのだけれど、まぁ手っ取り早く言ってしまうと、
『向こうでミールクーポンを配っているから貰ってね』

って!!!
1時間待って結局それですか!?

やはりネットで流れていた「今はもうなくなったサービス」だというのは本当だったのか・・・。
がくり。
そりゃダメ元で聞いてみたんだから仕方ないけどさ、でももっと早くに教えて欲しかったな〜。

私達の後ろに並んでいた2人組もやはり同様で、今度はミールクーポンを貰う場所を探すためにウロウロする私たちでありました。

結局ミールクーポンは2Fのセルフサービスのカフェの一角にあり、クーポンで交換できたのはパンやパイを1つと単に揚げただけのフライドポテト(塩気もなにもない)と紅茶かコーラのドリンク1杯のみ。
うぅ〜ん、びみょー。

エミレーツだったらトランジットツアーとかもあるみたいだし、もうちょっとラクだったかもなぁ。
でもエミレーツは安いし人気でなかなか取れないんだもん!
キャンセル待ちしてみたけどまったくさっぱり無理だったもんね。。。。