2012年6月アーカイブ

以前書いたビール仲間の誕生会に行ってまいりました。
祝われる人が6月誕生日の人ってことで増え、参加人数も増えた結果、場所は個人宅ではなくいつも皆がお世話になっているビールバーを昼間貸してもらって行うこととなりました。
通常繋がっているビールを外し、持ち込んだ秋田と新潟と東京のビールを繋いで自分たちでサーブする!
というか、お店のタップを使って自ら注げるのが嬉しい人に殆ど注いでもらってましたけど(笑)。

秋田は「あくら」11ペールエール。
新潟は「妙高高原」ダークラガー。
東京は石川酒造「多摩の恵」シーズナルのヘレス。
それぞれ10リットルが全て開きました!
みんなすごい!!

で、書いた通り私はババガヌーシュとムタッバルを作って持って行ったので、レシピの覚書など。
当日はデジカメを持って行くのを忘れて写真がないのが残念です。
ネットでいろいろと書かれているレシピを参考に、材料を調達して、試作して自分なりに分量を調節してみました。
そこら辺のスーパーで売ってないものは事前にネット通販で購入。
試作の時はそれぞれスーパーで売っている茄子1パック(長茄子で3本くらい)をベースに作っていたのだけど、誕生会には20人くらい集まるようなので倍量で作ってみようと、長茄子12本を前日に購入してひたすら焼く!(笑)
魚焼きグリルだと1度に長茄子3本しか焼けないのよね。


【ババガヌージュ】
シリア以外ではババガヌージュと言うと焼きナスと白ゴマのペーストになるようなのだけど、私の中でのババガヌージュはシンプルな焼きナスのペーストです。
以前友人に教えてもらって作った時には冷蔵庫の有り物で作ったのでザクロソースなんて使わなかったのだけど、今回は前々から作ると決めていたのでしっかりザクロソースも用意しましたよ。
そうしたら、やっぱりザクロソースがあるとないでは大違い!
やっぱりこのババガヌージュにザクロソースは欠かせないのね。。。
ザクロソースはネット検索して楽天で注文しました。
こちら

■材料■
・茄子    6本 (今回は長茄子)
 丸い茄子を使うことが多いようだけど、丸い茄子では魚焼きグリルに入らないのよ!(笑)
 ってことで、今回は長茄子にしてみたけど十分でした。
・ピーマン(緑、黄、赤)を1/4個ずつくらい
 茄子だけだと色が寂しいので彩りです。
・レモン汁   適量
・塩       適量
・ザクロソース 適量
・胡桃     適量

■作り方■
1、茄子を焼く。
  火が通りやすいように爪楊枝なんかで茄子をプスプス刺して穴をあけて、魚焼きグリルでしんなりして皮が焦げるまで中強火で20分くらい焼く。
2、ピーマンをみじん切りにする。
3、茄子の皮をはいで中身を取り出す。
  そのままだと熱いので少し放置して冷ましてから茄子を縦半分に切れ込みを入れスプーンで中身をかき出すと簡単です。
4、茄子はペースト状になるまで包丁でたたく。
  フードプロセッサーを使ってもいいけど、多少食感が欲しいので私はたたいた方が好き。
5、たたいた茄子、みじん切りにしたピーマン、塩、レモン汁、ザクロソース、を彩りと味を見ながら混ぜ合わせていく。
  以前はピーマンを丸ごと1個入れたらピーマンの味が強くてまいりました。。。(汗)
  少しずつ混ぜ合わせながら味を調節していくのがヨシ。
6、盛りつけ。
  5で混ぜ合わせたものをお皿に平たく伸ばして盛りつけ、その上に砕いた胡桃をふりかけて、ザクロソースをひと回しかけると色どりが良いです。


【ムタッバル】
シリア以外の地域ではこちらのことをババガヌージュと呼ぶようです。
茄子と白ゴマのコラボ。
白ゴマペーストは日本で売っている練り白ゴマでもいいみたいだけど、amazonで通販が出来たのでタヒーナ(中近東の白ゴマペースト)を買ってみました。
こちら

■材料■
・茄子    6本 (今回は長茄子)
 丸い茄子を使うことが多いようだけど、丸い茄子では魚焼きグリルに入らないのよ!(笑)
 ってことで、今回は長茄子にしてみたけど十分でした。
・タヒーナ(白ゴマペースト)  大さじ2くらい
・ニンニク  半片をすりおろし
・塩     適量
・オリーブオイル 適量
・レモン汁   適量
・クミン     少々
・コリアンダーシード  少々

■作り方■
1、茄子を焼く。
  火が通りやすいように爪楊枝なんかで茄子をプスプス刺して穴をあけて、魚焼きグリルでしんなりして皮が焦げるまで中強火で20分くらい焼く。
2、茄子の皮をはいで中身を取り出す。
  そのままだと熱いので少し放置して冷ましてから茄子を縦半分に切れ込みを入れてスプーンで中身をかき出すと簡単です。
3、材料をすべてフードプロセッサーに入れてペースト状にする。
  こちらは茄子の食感が残らないくらいペースト状にするのが好き。
  茄子以外はすべて少しずつ入れて自分の好みに調節するのがヨシ。
  私は試作段階でニンニクを入れ過ぎたりスパイスを入れ過ぎたりして食べてあわあわしちゃったもので...。


どちらも作り方は超簡単なのだけど、茄子以外の材料を自分好みに調節するのがやってみないと分からないって感じかなー。
材料が"適量"ばっかりで申し訳ない!

年末のカタラタスに続き、セルベッサジムグループ2号店「滝-taki-」の看板も2箇所が新しくなり、そのイベント企画がそれぞれの看板が設置された日に行われてました!
当日いきなりの企画だったから1回目のイベントには行けなかったけれど、2回目は土曜日に設置して土日の2日間がイベントだったので、日曜のおたけDay夜の部に参加した後に数人で滝へ移動して、合言葉を言って割引で飲んできました!
http://ameblo.jp/zizake-to-zibeer/entry-11278620108.html

いつも満腹なおたけDayの後だったので、さすがの私もビール小1杯だけで早々に失礼してきちゃいましたけどね。

いやでも...(笑)。
今回の合言葉の「90°回転!!」って!!!(大爆笑)
言われて気付いた。
そ、そんな大事な部分が...。

1つ目は3Fの窓の外から大きくロゴと文字。
2つ目は1Fの共用部分にお酒や料理の写真入り。
看板の写真だけは明るいうちにと思って、おたけDayに行く前に寄って撮ってきてみたりして(笑)。
20120618-1.jpg 20120618-2.jpg

で。
実は。
1Fの看板のお酒と料理の写真は小田蘭が撮ったものが使われているのです♪

ふふふ。
撮っておくものですねぇ。
看板用に撮ったものではなく、「滝-taki-」のオープン以降普通に飲んだり食べたりしていた時に趣味で撮っていたものを使っていただきました。
普通に食べてる時に撮ったものだから全てコンデジでの撮影なのですけど。

声かけてもらってから今までの滝ごはん写真を整理していたら、数が多くてこれまたビックリだったなぁ。
おたけDayの写真もそうだったけど、まとめてみるとやっぱりすごいね。
■おたけDayの写真一覧
 →Facebookのアルバム

それにしても今回の件は光栄です。
たまにブログに載せるぐらいだった(それすらも追い付いていない)写真たちが、こんなに立派になって「滝-taki-」へと向かう階段の下の柱にかかっているなんて♪

これまでにも数年来お世話になっているお店でフリーペーパーやレストラン紹介本に載せる写真を提供したことはあったけど、やっぱりこうやって人に見てもらえる形になるって嬉しいものだね。

ラスト2回のおたけDay!
今回と最終回は「リクエスト大会」ってことで、今までのおたけDayで作った料理の中から人気の高かったものや評判の良かったもの、そしてリクエストを受け付けてこの2回でそれらを作ってくれるという、総集編というか集大成というか。
そんな感じの第8回おたけDayでした。
20120617-01.jpg今までのおたけDayの様子はこちら↓
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ワールドワイドに世界の料理が並んでいた1回目2回目は料理のテーマがクリスマス♪
その後は地域を決めて、3回目はヨーロッパ、4回目が北米&中南米、5回目の南アジアと東南アジア、行けなかった6回目は中近東&アフリカで、7回目はこれまでのテーマの中で提供できなかった料理やカバーできなかった料理。
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おたけDay写真一覧はこちら↓
小田蘭のFacebookのアルバム

そしてこの2回分のリクエスト大会で私がリクエストしたのは、
参加できなかった中東&アフリカで出たというコシャリ。
北米&中南米でお気に入りになったもちもちトルティージャと、前から好きだったエンパナーダ。
デザートは「ブラッドオレンジのグラニテ」や「アールグレイのパンナコッタ」が好きー♪
というものでした。

さて。
今回のおたけDayがどうだったかというと...。
さっそくどどんと写真でどうぞ!

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きゃーっ♪
エンパナーダ♪
もちもちトルティージャもある♪
あああっ、参加できなかった中近東の会に出ていたというババガヌーシュにレモンプリザーブドチキン♪
タプナードチキンもシェパーズパイも好きだーっ!
おお、サラダはオレンジとブルーチーズとくるみのサラダがラインナップされてる! 
ヤンソンさんの誘惑だー♪
カオソイも3回目の登場!
そしてデザートにもリクエストしたものが2つも入ってる!
ブラッドオレンジのグラニテとアールグレイのパンナコッタ♪
時期モノのルバーブタルトと定番濃厚チョコレイトケーキはやっぱり出てくるよね!

ヤバイよ、今回も満腹必至。
てか、いつもですけど。
当然だよね(笑)。

更に今回は、途中でTeppei登場!
試験に専念する為にここ数カ月はおたけDayにも来ていなかったんだけど、この週末がまさにその勝負の2日間の筆記試験だったみたいで、終わった後に参加しにきたってなんて素敵なんだろう、セルベッサジムグループのメンバーは。

そしてそして。
いつもおたけDayで美味しい料理を出してくれるおたけさんとkeiさん。
8月には世界一周旅行に出発なのだけど、その前にってことで、なんと明日6/18に入籍だって♪
きゃーっ!
素敵素敵☆

もー、今回もやっぱり美味しく楽しい大満足な「おたけDay」。
来月も絶対行くからね!

おたけさん:http://ameblo.jp/hitchcafe/
keiさん:http://yaplog.jp/keicomz/

たまに実家からメキシコものが届くのです。
実家がメキシコでも親がメキシコ人でもないのですが(笑)、父親がメキシコといろいろ関わりがあるもので。
今回も、そんな父親からのお土産各種が宅配されてきました。

マンゴーやらアボカドやらトルティージャやらチーズやら、といろいろ入っていたのですが。
その中にお菓子も1つ。
どうやらイチゴ味のチョコレートらしい。
けどちょっと待って?
20120617-1.jpg
このいかにも後から付けたし修正しました的なシールって...。
しかも手書き!
側面に500gって書いてあるのがそのままなんですけど(笑)。
ちょっと計ってみた。
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うん、パッケージの状態で500g未満ってことは、やっぱり内容量は400gなのね。
あれ??
更に正面の一番大事な大きく書いてある部分にも修正シールが!
20120617-3.jpg
さすがにここは手書きじゃないけど(笑)。

あまりにもアバウトなメキシカンテイストで笑っちゃったじゃないですか。
いやぁ、やっぱメキシコいいわ。
憎めない!

胃袋

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オトコをオトすには胃袋をつかめとはよく聞く話ですが、でもこれって男女問わずだよね~。
私はセルベッサジムグループにやられっぱなしです(笑)。

この日は「ワサファル」があゆみDayでメニューがグラーシュ。
しかもこのグラーシュ、先月ヨーロッパ方面を旅行していた方からのお土産だという本場パプリカ粉を使い、うっかり(?)高級な牛肉を使ってしまったという、普段ではなかなか味わえない"上"グラーシュだったのでした(笑)。
雨は降らなかったけどちょと肌寒い日にはぴったりな、じっくり煮込んだグラーシュをライ麦パンとともにいただく。
ビールはエルディンガー・ウアヴァイス♪
20120613-1.jpg 20120613-2.jpg

そして、会社から渋谷へ向かう途中にtwitterで「滝-taki-」にヨーグルト酒が入ったという情報が!
前にも入っていて大人気であっという間になくなって飲めなかったヨーグルト酒とは違うものみたいだけど、これは飲みに行くしかないかしらん。
ワサファルでも「蘭さん前に飲めてなかったからヨーグルト酒飲んでから(ワサファルに)来るんじゃない?」と噂されていたとか(笑)。
いや、会社終わってそのままワサファルに行きましたケド、これから滝に行くよー♪

「滝-taki-」に行ったら小柱のかき揚げが美味しそうで...(笑)。
定食で小柱のかき揚げ丼にもなっていたけど、グラーシュ食べてきた後の定食で丼は苦しいかなー。
と、かき揚げだけにしときましたw
あ、その前に湯葉のカルパッチョ食べてたか...(汗)。
COEDOの漆黒飲んで、来福の夏の酒飲んで、デザートに(?)楯野川のヨーグルト酒。
うっわ、ほんとにヨーグルトだ!
飲むヨーグルトみたい。
前に入っていたヨーグルト酒(新澤醸造店の超特濃ジャージーヨーグルト酒)は日本酒ベースだったけど、今回のは醸造アルコール。
楯野川のヨーグルト酒の方がドロっと感があるみたいで、飲んでいると時々ヨーグルトの塊が...(笑)。
お隣に常連さんがいらしたのでひと口味見してもらったら、前のものより今回のものの方が甘いのだとか。
でもヨーグルト酒飲めて満足!
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これで帰ろっかなーと思ったんだけど、そういえば「カタラタス」の今日の日替わりが肉巻きおにぎりだったっけ。
でもって先週金曜日に開く開く詐欺だったスタウトもその後開栓してまだ残っているみたいだし...。
誘惑に負けて寄り道です(笑)。
さすがにデフォルトな盛りで肉巻きおにぎり3つは苦しいかなぁ、と思っておにぎり2つにしてもらったんだけど、これが味がしっかりしていて美味しいったらもう!
あー、幸せ~♪
と思いつつ食べていたらまっちゃんがスープを出してくれて、スープに入れておじやにすると超美味いって言われたんだけどその時にはうっかりもう2つとも食べ終わっちゃってたよ(汗)。
でもでも、追加で1つ持ってきてくれたからおじやにして食べちゃった☆
ヤバイ、美味しい!!
って、結局おにぎり3つ食べてるじゃん!
20120613-7.jpg 20120613-8.jpg

まだまだ若いな、私の胃袋(笑)。
昔から男の人と食べてても食べ負けない胃袋だったけど、今も健在なのか!

青山劇場の後は余韻さめやらぬまま歩いて渋谷桜丘町方面へ。
はい、いつものビールバー「CATARATAS」です♪

先日もらったペルー産のポテトチップス
GWにイースター島から一時帰国していたPAIHEŋA氏(http://paihenga.blog101.fc2.com/)が、お互いに繋がりのある@puffinistere氏にお土産で送ったものだったのですが、@puffinistereさんが有難くもおすそ分けしてくださったのです。
20120608-1.jpgこ、これは!!
自分だけで食べるのはもったいない!
旅好きな人とか、PAIHEŋAさんとはGWにカタラタスでご一緒したし、カタラタスの皆とも一緒に食べよう♪

ってことで、持ち込んできました。
お店に到着したのが金曜日の21時半過ぎってこともあってお店は満席状態だったのだけど、ドアを開けたらビール好きな見知った顔がテーブル席にいらっしゃいまして、1席なら折りたたみの椅子で座れるってことでご一緒させていただきました。
なんというか、ドアを開けて見知った顔が見えるとなんか嬉しいね。
もちろんカタラタスだからカウンターの中の人は皆知ってるんだけど、お客さん同士で繋がっていくこういう感じもすごく好き。

20120608-2.jpgお店が混んでいたのでポテチはとりあえずまだ置いておいて、まずは本日目当てのマウイブリューイングの「フレイトトレインズIPA」。
これ、年明けにマウイに行った時にはまだなかったのか飲んでいないビールだったので、開栓情報を聞いて楽しみにしてました!
デビクラでも開いていたんだけどその時は行けなくて、そうしたら大絶賛のうちにあっという間に終わってしまっていたので、カタラタスこそは!!
フレイトトレイン(freight train)って貨物列車って意味なのね。

ご一緒させていただいた方もIPA好きだったので、一緒ににやにやしながら(笑)味わってきました♪
ホップの香りが幸せすぎ!
これは美味しいよー!!
美味しいビールを飲んでいると自然と顔が笑ってくるよね!
「もやしもん」じゃないけど、ビールは笑顔になれるお酒なのよ!

カタラタスのなおさんとも、このIPAマウイで飲んでないよね、と話ながら旅行後にアップされていたなおさんのブログを遡ってレストランのビールメニューボードの写真を確認したりしつつ。
そうしたらまた楽しいマウイが蘇ってきて更に笑顔になるという。
まっちゃんやなべちゃんとも「めっちゃ美味しい」と話しながら。
ちなみに、これが(↓)マウイで飲んできたビールの種類(クリックして拡大☆)。

20120608-3.jpg 20120608-4.jpg

そのうち元々一緒に飲む予定だったというお1人も合流して、少しずつお客さんも帰りだしたのでポテトチップスも開けて、隣のテーブルにいた若者おにーちゃん達にもおすそ分けしながら、なおさん達にも渡して、終電の時間が来たので私は皆より一足先に離脱。
あぁ、カタラタスから歩いて帰れたらいいのに! どこでもドア欲しいw と終電で慌てて帰る度に思います(笑)。

金曜日は早上がりで青山劇場まで。
劇団☆新感線の「シレンとラギ」を観て来ました。

■シレンとラギ
http://www.shiren-to-ragi.com/

青山劇場は椅子がふっかりして座り心地がいいよね。
などと久し振りにこの椅子に座りつつ(笑)。

あー、もうヤラレた!!!
毎度のことながら新感線の舞台の疾走感には一瞬たりとも目が離せない。
どんどんヤバイ方向に向かっていくストーリーに、1幕の途中でもしや...という予想はしていたけどやっぱりの展開で1幕が終わり、この救いのないストーリー展開は......。
と、思ったんですが、でもやっぱり新感線。
すごくヒリヒリする舞台だった。
ネタバレになるかもだけど、ラストの南の国の状況は、ちょっと今の(3.11...というか、原発事故後の)状況を思っちゃったりもして。
そういえば去年末に観た第三舞台でもそんなことを思ったっけ。

とにかく3週連続週末観劇(キャラメル、キャラメル、新感線)は堪能しました!

新感線はキャストが豪華だけど、今回は藤原竜也、永作博美、高橋克実、等々。
藤原竜也くんって、なんかこういう役柄が似合う...(笑)。年上女性とのからみっていうか、禁断の...っていうか。
永作博美ちゃんは思わずちゃんづけしちゃいたくなるくらいちっちゃくてかわいくて。年齢を重ねてもかわいらしい女性って憧れるなぁ。でもって今回は暗殺者の役で、小柄な女性が苦悩しつつたち向かっている姿に守ってあげたい感がねー。
そして!
高橋克実さんのゴダイ役がカッコよすぎてもーっ!
あの迫力。あの凄味。圧倒的存在感。あれは確かに教祖様だわ。
まいりました、って感じ。

チケット取ってくれたお友達に感謝です。

1つ前の記事で書いたように「ババガヌーシュ」という名前は「男を自由奔放に魅了する女」という意味だと知って驚いて、その後で思い出したのが、そういえばトルコ語で「ババ」って「お父さん」って意味じゃなかったっけ、ということ。
この辺の最初の知識は、私がトルコへ旅行に行くより前に読んでいた高橋由佳利さんの「トルコで私も考えた」だったと思います。
(リンク:amazon「トルコで私も考えた」)

トルコ語の「ババ」と関係あるのかな。
トルコ語とアラビア語じゃ意味も違うよね?
なんでこんな名前がついたんだろう。
気になる!

ってことで更に調べるとこんなのも出てきました。

http://melocoton1.exblog.jp/2677433/
(コメント欄)
「Baba Ganujの英語訳はWanton Coquetteだそうです。日本語に直訳すると淫らな浮気女って感じですけど」
「あるアラブ料理の本によると、アラブのお母さんたちは娘たちに色気が付くようにコレをせっせと食べさせる、という逸話もあるそうです。本当かな~?」

http://syncook.exblog.jp/2677515
「色々説はあるようですが、白くベルベットのような舌触りのペーストを口にすると食欲が止まらなくなるから、というのがもっともそれらしい説のようです。」

ほほぅ。
どうもこの辺りを読んでいると、私の認識の中にあるシリアのババガヌージュではなくて、ムタッバル(白ゴマペーストと茄子のペーストを合わせたもので、シリア以外ではババガヌージュと呼ばれている)の方っぽいな。
ざっとネットで検索しただけだけど、こういうのってやっぱりおもしろいね。

しかし「ババガヌーシュ」。
あやかりたいもんです。
小田蘭にとって色気は永遠の課題(笑)。

6月後半にビール仲間の誕生日会に呼んでいただきまして、この会が個人宅でのホームパーティなのにビールを樽で用意するとかさすがビール好きの集まりというもので。
飲み物も食べ物も持ちよりということなので、最初は実家から貰ったまま置いてあるテキーラでも持って行こうと思っていたのです。
とはいえ飲み物はビールが樽でいくつか(そう、1樽ではないところがまたすごい!)あるみたいなので、テキーラなんてガツンとしたものもなー......。
でもまぁ、オレンジジュースとグレナデンシロップがあればテキーラサンライズが作れるし、それでいっかなーと軽く考えていたりもして。

でも話を聞いてると結構みんなちゃんといろんなものを作ってくるみたいなので、だんだんと焦ってきました。
主役(誕生日の人)も肉と魚と野菜を1品ずつとか言ってるし(汗)。

で。
どーしよー、とか悩んでいた所に思い出したのがババガヌージュ。
以前、シリアに留学していた友人から聞いて作ったことがありました
前に作った時は省略しちゃったけど、ザクロソースを使うと書いてあったからザクロ繋がりで思い出したのです(笑)。
テキーラサンライズに使うグレナデンシロップはザクロのシロップなのですよね。
で、ザクロ繋がり。
ザクロソースとグレナデンシロップではさすがに両方に使いまわしはできないけど、中東な前菜を持っていくってのも小田蘭らしくていいかもね。

更に調べてみたら、ババガヌージュとムタッバルで混乱してきた。
ババガヌージュでネット検索すると私がイメージしている以前作ったものとは違うものが出てくるし、私の中では検索結果で出てくる料理は「ムタッバル」なんだけどなー。
覚え違いしていた??
と、思っていたら見つけました!
私にババガヌージュの作り方を教えてくれた友人の友人のブログの中で、「シリア以外の地域ではムタッバルのことをババガンヌージュと呼ぶことが多いようです」って記述を発見。
http://aquii.blog135.fc2.com/blog-entry-77.html

そーなんだー。
はぁ、すっきり。
私は友人がシリア留学していたってこともあり、その時に遊びに行ったり話を聞いたりしていたから認識がシリア寄りだったのね。

よーし、それじゃあいっそのこと「ババガヌージュ」と「ムタッバル」と両方作ってみようかな。
どちらも茄子を使った前菜だけど食感や味がだいぶ違うし、あの辺りを旅行したり中近東料理のお店に行かないとあまり食べることもないだろうから珍しがってくれるかも。
クラッカーにでも付けて食べてもらえばいいもんね。

しかし、「ババガヌーシュ」という名前には「男を自由奔放に魅了する女」という意味があるのか。
すごいな...。

ヤバかったー!
キャラメルボックスの「無伴奏ソナタ」。
切なすぎて、もう途中から涙があふれてあふれて...。
でも最後に幸せの種が残るような舞台でした。

音楽の才能の話だけど、これは音楽だけに限ったことじゃないよね。
才能とか、好きなこととか、自分の内側からあふれだす思いは、誰かに禁じられたからといって止められる訳もなく。
ただどうしようもなくて。
好きという言葉だけで表現できるものでもなくて。
ただ、そこにあるだけで幸せなんだ。

久しぶりにもう一度観たいと思う舞台でした。
なのに1週間に満たない短期間上演だなんてっ!
なんでこの作品がこんなに短い期間しかやってないの?!
もったいない。。。。


「容疑者Xの献身」は初演でも観ているんだけど、違うキャストもいるので3年ぶりの再演にも行ってきました。
...が!
これがまた......。

人が違うとここまで雰囲気が違うのね。
という感じで。
初演以上にずっしりとした舞台でした。
特にもう、最後の最後で近江谷さん演ずる石神が崩れ落ちる所ですべてをガツンともっていかれましたね。
はー、これもヤバかった。

とはいえ劇中には刑事トリオ3人のやりとりがおもしろい所もあり。
川原さんってこんな演技もするひとだったのか(笑)。
楽しい!

重いだけではなく刑事トリオがいい味きかせていて、全体的にバランスの取れたいい舞台だったなー。


さぁ、次の週末は劇団☆新感線。
3週連続観劇なんて久し振りで、ちょっとわくわくしております♪

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プロフィール

小田蘭
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