インカ時代の神殿「コリカンチャ(太陽の神殿)」。 その上に、スペイン人がキリスト教の教会(サント・ドミンゴ教会)を建てた。 |
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キリスト教では町の中心に教会が配置される。 クスコはインカ時代にピューマを象って街づくりがなされ、心臓の部分に神殿が配置された。 2つの時代の重要な建物の位置が見事に重なる。 |
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これは、コリカンチャ時代の石組みの跡。 | |
赤い色が残る部分もある。 | |
インカ文明には車輪がなかった。 では、どうやって重い物を動かしていたのか。 小さな球体を対象物の下に置いて、 その上をゴロゴロ転がしていたのだという。 |
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インカの世界観。 それは三層に分かれている。 蛇のいる地下の世界 ピューマの地上世界 コンドルの空の世界 それを一目で表わしているのが、この金板だ。 |
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インカの神殿を土台にして教会が建つ。 インカ時代の石組みはとても強固だ。 近代になってこの地で地震があった時、石組みはびくともしなかったがその上に建てられた教会はもろくも崩れてしまったという。 現在ある教会は倒潰以後、修復の手が入ったものだ。 |
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サント・ドミンゴ教会の中に入れるのは、 9:00〜12:30、14:00〜17:00 入場料は s/. 6.00(US$1.70) |
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インカ時代の要塞とも祭祀場とも言われ、ピューマをかたどったクスコの街の、ここはピューマの頭の部分。 毎年7月。 ここで、盛大な祭が行われる。 インティ・ライミは「太陽の祭り」。 クスコの街は観光客であふれかえり、最高の賑いをみせる。 残念ながらこの日の天気は曇り時々雨。 到着した頃にちょうど雨がパラツキはじめ、奥まで行かずに引き返した。 |
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“Puka”はケチュア語で“赤い”という意味を持つ。 見晴らしのよい場所にあり、「赤い要塞」とも言われている。 ここから、タンボ・マチャイの正面にある見張り所がよく見える。 |
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