06■モン・サン・ミシェル




今回の旅行でパリとロンドンに行こうと決めた時、外せない場所としてモン・サン・ミシェルがあった。
一度は牢獄としても使われていた、湾上の小島に築かれた中世からの修道院。
小島がそのまま城壁に囲まれた都市のようになっている。

パリからは列車とバスでなんとか日帰りできる距離だ。
だけど列車の本数やバスの時間もあり、交通の便を考えて終日バスツアーに申し込みをした。
6:55にツアー会社に集合。
帰ってくるのは21:30の予定。
片道約5時間の長丁場だ。

時間はかかるけれど、乗っていれば寝てても運んでくれるバスの旅。
ガイドもいるから説明も聞ける。
基本は個人でふらり旅。
だけど日帰りで遠出をする時は、こういうツアーに乗っかったりもする。

日本語ガイドと英語&スペイン語ガイドが同乗していて、バスの中では交代で説明をしていた。
モン・サン・ミシェルの「ミシェル(ミッシェル)」の発音が、日本ガイドは「ミシェル」、英語&スペイン語ガイドが英語では「マイケル」、スペイン語では「ミゲール」と言っているのが言語の違いだなぁ…などと思ったりしつつのバスの旅。

バスに乗っている時は雨も降ったけれど、現地にいる間はなんとか天気ももってくれた。
ただ、周りに何もない湾上にあるので城壁を出ると風がすごく強い。
駐車場から全体像を撮ろうとした時なんて、ものすごい風にあおられて
「ぶれるぶれる! ってか、体ごと押しやられる〜!!」という感じだった。
な、なんとか全体像確保!