ロンドンの博物館や美術館は入場料が無料の所が多い。 これは嬉しい! 特に今回は大英博物館の近くに宿を取ったので、無料なのをいいことに毎日足を運んでいた。 待ち合わせまでの待ち時間に1区画。モアイ発見! メインの見学日に半日。 アフタヌーンティをしたくて中のレストランに入った時にもいくつか見学。 こういう無料の施設は訪問者の寄付を受け付ける場所があるので、小銭が出た時にちょろっと入れてくるといいだろう。 雨宿りがてら見学とか、トイレ休憩&ちょろっと見学とか、地図やガイドブックを広げる為に寄ってみたりとか。 この、「ちょっと寄れる場所」として博物館や美術館があるのがとても便利だった。 入場料がかかるとこういうことは難しいもんね。 私はどちらかというと美術館より博物館の方が好きだけど、雨の日に訪れたナショナル・ギャラリーでとても気になる展示をやっていた。 トム・ハンターの写真展だ。 http://www.artnet.com/artist/724794/Tom_Hunter.html 現代の光景を絵画に模して撮影している写真たち。 あれ? この写真…。 最初に目にしたのはフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」。 窓の側で手紙を読んでいる女性の手前では赤ん坊が眠っている。 細かい部分は違うけど、構図がそっくり。 よく見ると写真が飾られている壁には小さく元になる絵が印刷されていた。 他の作品も見ていくうちに、この写真の色の出方なんかが気に入ってミュージアム・ショップで写真集を購入した。 帰国後に調べてみると、これらの写真は彼の住む下町の生活を絵画に模して撮影したものだそうだ。 タイミングよく写真展が見れてよかったなぁ。 |
|