ティカルでは朝日と夕日を見る為に遺跡近くのホテルに泊まった。
早朝アンティグアから移動してきて1日遺跡内を歩き回って疲れたので、この日は早々に眠りにつく。 この日は、というよりも旅行中はいつも早寝なんだけどね。 ホテルで申し込めるサンライズ・ツアーに参加することにしたのは、夕日見学後のジャングルがあまりに暗くて不安だったからだ。 起床は4時半。 当然まだまだ真っ暗だよね。 電気電気・・・っと枕元のスイッチを探る。 あれ? つかない・・・・・。 あ! そういえばチェックインの時に言ってたっけ。 電気は使える時間が決まってるって。 確か、夕方から夜中までしか使えないとか。 夜は早く寝ちゃうから気にしてなかったけど、夜明け前は電気つかないんだ! うわー、こんな真っ暗でどうしよう。 手探りでリュックの中から昨日の夜も使った小型のマグライトを見つけ出す。 顔を洗って、着替えて、コンタクトも装着して。 こんなんだったらもうちょっと強力なマグライトを買っておくんだったなぁ。 もしもの補助電灯用くらいにしか考えてなかったから、ボールペンサイズの小さいものを選んじゃったよ。 コンタクトつけにくい〜。 どうにか準備完了。 5時にホテルを出発して、暗い中をガイドについて本来の道から外れてショートカットしながら「4号神殿」へと向かう。 早朝のジャングルって動物の声がすごい。 鳥の声もそうだけど、猿の声がよく響いている。 思わずデジカメの音声機能で録音してしまったりしてね。 現在修復中の「4号神殿」は、遺跡に登ると視界の端にどうしても修復の足場が入ってしまうのは仕方の無いことだ。 登れるだけでもヨシとしなくちゃ。 濃い朝モヤの中で遺跡に登ると、既に多くの観光客が朝日の方角に向かって座っていた。 でもモヤがすごくて、昨日の昼間に登った時は見えていた他の遺跡の形なんてさっぱり見えやしない。 そういえばペルーで早朝マチュピチュに入った時もすごいモヤだったっけ。 案の定、周囲は明るくなるのだけど、7時近くになっても太陽は顔をだしてくれなかった。 後日聞くところによると、樹木の多いジャングルで綺麗に朝日が拝めるなんて、1年に数える程なのだとか。 残念だけど仕方ないよね。 御来光を拝めなかった日の出の後は、ジャングル探検で動物を探しながら主要遺跡を回りつつ戻るというコースだった。 やっぱり朝早い方が動物の動きが活発なんだなぁ。 いろんな動物を発見できたよ。 【写真:上】 朝の景色 モヤっていて何も見えない 【写真:中】 昼間に登った時の4号神殿からの眺め 【写真:下】 4号神殿は修復中 |
|