04■フェリー:予約1
















今回の旅のメインはチワワ鉄道だったのだけど、他にも「コルテス海をフェリーで渡る!」ということも楽しみにしていた。
バハ・カリフォルニア半島とメキシコ本土の間の湾をコルテス海と呼ぶ。
そこをフェリーで6時間かけてのんびり対岸まで渡る。
いいわぁ。

さて。
基本的に現地ではフリーな旅をしているので、フェリーのチケットも自分で取らなくてはならない。
セマナサンタの時期ということもあり、早めの行動をするにこしたことはない。
ここでもしフェリーに乗れなかったら、次のチワワ鉄道も危うい。

ガイドブックによると、フェリー乗り場まで出向かずともラパスの中心部にフェリーのチケットが手配できる旅行会社があると書いてあった。
バスやタクシーを使って乗り場まで行かなくてもチケットが買えるなら買ってしまおうと、ロスカボスからバスでラパスに移動して来た日にさっそくフェリーのチケットを手配しに動く。
バスがラパスに到着したのは土曜日の13時半。
ガイドブックには土曜日の営業時間が15時までと書いてあったので、とにかくホテルにチェックインして荷物を置いて身軽になってからチケットを取りにいこう。

地図上ではロスカボスからのバスがラパスのバスターミナルに向かう時に通っていた場所にその旅行会社があるはずだ。
しかし、バスがその辺りを通る時には道沿いを一生懸命探していたのだけど見つからなかった。
まぁ、動いているバスの窓越しの目視だったので見逃したのかと思い、再度その場所へ向かってみる。

・・・。
ない!!!
地図に記載してある場所を何度も行ったり来たりしてみたけれども、やっぱりない!
時間はまだ14時を回った所だ。
営業が終了する15時までは余裕がある。
いや、それよりも。
営業時間が終わっているとか、今日は営業していないとか、そんなことではなく。
そもそも旅行会社なんてまったく存在している雰囲気じゃない。
ここにそんな旅行会社があった形跡すらないのだ。

さすが地●の迷い方。
やってくれたわ。
こんな時にーーーっ!

仕方がないので、他にもフェリーのチケットを扱っている旅行会社がないものかとガイドブック上に記載されている旅行会社をチェックしていくことにした。

まず最初。
レンタカー会社じゃないのよっ!
そりゃ確かにトラベルエージェンシーというカテゴリーになるのかもしれませんが。

続いて・・・。
う、、、15時前だけどここはもう営業時間外だ。
土曜日って営業時間短いのね。
っていうかさ、観光地の旅行会社が土日にがっつり営業していなくてどうする!!
セマナサンタだから?

次!
航空券の取り扱いのみ・・・。
しかも、ここもあと30分程で営業が終了してしまう。
最初は航空券しか取り扱っていないことを知らなかったので、25日にフェリーでロスモチスまで行きたいと言ったら、飛行機便を押さえてくれそうになって慌ててしまった。
すいません、違うんです。
私はフェリーでピチリンゲ港からロスモチスのトポロバンポ港まで行きたいの〜。
しどろもどろでそんな内容を伝えたら、ここのオジサマは親切にもラパス市内にあるそのフェリー会社の場所を教えてくれた。
ガイドブックに掲載されているものよりも広域なラパスの地図が載っているパンフレットにフェリー会社の場所までチェックまでしてくれた。
助かるわぁ。

思ったよりも距離のある道のりを、炎天下の中歩く歩く。
やっと到着したバハ・フェリーのロゴが掲げられた建物は・・・。

閉まってるし!!!!

うそ〜ん。
せっかくここまで歩いてきたってのに・・・。
ぼーぜんとしていたら、中から出てきた人が声をかけてくれた。
『チケットかい?』
「うん・・・」

『だったら明日、8時〜13時までの間にピチリンゲに行って買いなさい』
「え? 明日? ここでは売ってないの?」
『もうクローズだよ。明日も閉まっているし、ピチリンゲでも13時までだからね』
「は、はい・・・・・・」

港に行かずともチケットが買えるかと思ったのに、結局行かないと行けないのか。
あーうー。