05■現地ツアー
















今回の旅のルートは、前回トルコに来た時に回らなかった地中海方面を回ろうと計画していた。
パムッカレは是非行きたい。
トロイの、あのいかにも観光客を中に入れる為に作りました感満載の木馬を見てみたかった。
パムッカレとトロイならその間にエフェスがあるな。
と思ってネットをいろいろ調べていたら、イスタンブル発着の1泊2日トロイ遺跡ツアーを見つけた。
トロイの後はイスタンブルに戻らずセルチュクへ行くことも選択できるこのツアー。
セルチュクはエフェス遺跡近郊の街だ。
それなら・・・。

イスタンブル発のトロイ(&ガリポリ)ツアーに参加してセルチュクまで運んでもらおう。


さて、日本で申込みを済ませ、お金も払い込み、旅行確認書を打ち出して携帯した。
ツアー出発日はホテルまで迎えが来るというので、予定時間前には準備万端、チェックアウトを済ませてホテルのロビーに荷物と共に待っていたのだけれど・・・。

迎えの人がさっぱり来ない!!

迎えの時間は早朝6時半。
ホテルの朝食時間は7時からなので、当然食堂は開いていないから前日に朝食用にパンとジュースを買い込んで部屋で食べて来た。
迎えが来たら即出発! という状態だったのに・・・。
15分くらいの遅れならまぁ許容範囲だ。
でも7時を回ったらどうなっているのか心配になるじゃないのさっ!

ホテルのロビーにいた人も心配してくれ
、『何時の迎えなんだい?』『旅行会社はどこ?』と聞いて きてくれる。
携帯していた旅行確認書を見せるとそこに記載してあったトルコの旅行会社に連絡をしてくれて、折り返しの連絡がくるまで朝食を食べていきなよ、と世話を焼いてくれた。
うー、うー、うー。。。
どうなっているんだ、トルコーーーっ。

旅行会社から連絡が入り、催行旅行会社と連絡を取ってみるからもうちょっと待ってくれと言われ、再度連絡が来て結局向かえがやって来たのは7時を20分近く過ぎた頃だった。
なにおー! だったらホテルで朝食食べれたじゃん。
ここの朝ごはん美味しいのにーっ。

ミニバンに乗り込み、他にもいくつかのホテルを回ってスルタンアフメットの狭い路地にある旅行会社の前で小型のバスに乗り換える。
既に欧米系旅行者の巨大荷物でパンパンな荷物スペースに後からやって来た私たちの荷物は入らず、バスの一番後ろの座席までぎゅうぎゅうに詰め込まれてしまう。
更にバスの中は参加者も満載で、荷物でぎゅうぎゅうな一番後ろの座席にも1人無理矢理スペースを空けて座らせられる状態だ。
うわー、ホント無理矢理って感じ。
それにしても、小型バスにこの重量って大丈夫なんだろうかと心配になってしまうような詰め込みっぷりだ。

まぁ、幸いたいした問題もなくツアーは進んでいきました。
・・・が。

トロイ観光も終わって後はセルチュクへ向かうだけかと思っていた道中、レストランの前で止まると昼食が用意された店内へ連れられ、その後ベルガマの観光へと・・・。

あれ?

ベルガマなんて予定になかったはずなんだけど。
しかも、2日目は昼食入ってないから、バスの休憩時間に自分でなんとかしてね、って言われていたはずなんだけど。
昼食食べてもドリンク代しか払わなくてよかったし、ベルガマの入場料も追加支払いなかったし、まるで最初からこのツアーに組み込まれていたような状態だ。

まぁ、ベルガマも行ってみたかった遺跡だから嬉しいんだけどさ。
うーん、まぁいっか。

後日、日本に帰ってから日本でやりとりしていた日本の代理店にそのことを伝えてみた。
「トルコの事情はよく変わることがありますので・・・」
とのことで。
まぁトルコらしいというか、インシャアッラーの国というか。
終わりよければ全てよし。
・・・かな?(笑)