07■ウユニ:往路






一番ホテルのおかげで鉄道のチケットは確保できた。
後は、その鉄道の出発時刻までに自力でオルーロへ向かうべし。

ラパス〜オルーロ間は各バス会社が1日に何本も運行している。
予約なんかしていなくても、とりあえずバスターミナルへ行けば行き先を連呼しながら呼び込みをしている人がいるし、手近な人に聞けば教えてくれたりもする。

ラパス〜オルーロ間はバスで約3時間程。
オルーロからの列車は15:30出発(火・金運行)なので、余裕を持って10時頃のバスに乗りたい所だった。
そこで、ラパス市内の渋滞も考え、ホテル出発は9時。
列車に乗れなくなるよりは、オルーロで時間を持て余すくらいの方がいいだろう。

果たして、ラパスのバスターミナルに到着し、入口を入るとすぐにオルーロ行きのバスは見つかった。
入口を入ったすぐそこで大きな声で呼び込みしてるんだもんね。
出発時間を確認してチケットを買い、思いのほか出発時間が近かったので慌ててトイレを済ませて乗り場に向かう。
バスターミナルを出るところでバスに乗り込んできた係員にターミナル利用料のような金額を払うと、バスは結構な時間をかけてラパス市内を出ていった。
いやはや、すごい渋滞だ。

ラパスを抜けて暫く走ると、バスはどこかの町のホテルの脇に止まった。
ここで乗り込んでくる人もいたけれど、なによりここでの停車時間が長くて読めなくてまいったことといったら・・・。
どのくらい止まるのかも分らないものだから、本当に列車の時間までにオルーロに到着するのだろうかと心配になってしまったくらいだ。
充分余裕をみたつもりだったけれど、甘かった??
と、不安になって時計を何度確認しただろうか。
やっとバスが動きだし、無事に余裕アリアリ13:30にはオルーロに到着してくれて本当に助かった。
これがオルーロからラパスへの帰り道だったらここまで不安にはならなかっただろうに、後ろが詰まっている時は本当に不安でいっぱい。
ドキドキしちゃう。

さて、オルーロに到着したら、今度はまたタクシーを捕まえて鉄道駅まで移動しなくてはいけない。
バスターミナルに入る前の、工事中のような場所でバスを降ろされてしまい、さぁどうしよう。
とりあえずそこらにいるタクシーを捕まえて、鉄道駅まで連れてきてもらってやっとほっと一安心だ。
これで乗り遅れることはないぞ!
列車は座席も決まっている1等を取ったし、あとは列車に乗ってしまえばウユニまでは約7時間。まったり過ごせる。
まぁ、終点ではないので降りるところの注意は必要だけどね。