南米の3大カーニバルと称されているのは、ブラジル「リオのカーニバル」、ペルー「クスコのインティ・ライミ(太陽の祭り)」、そして、ボリビア「オルーロのカーニバル」なのだそうだ。 小田蘭は今回ボリビアに行くまで知らなかったのだけど・・・。 リオのカーニバルは確かに有名だけど、最近ではサルヴァドールもすごいらしいよね。 カーニバルとは、実は宗教的な儀式で「謝肉祭」と言われるものです。 イースター(キリスト復活祭)までの40日間を禁欲生活の期間として、その期間が始まる前の4日間をお祭りとしたもの。 だからだいたいどこでも日程が決まっているわけです。 カトリックでは伝統的に陰暦(月暦)を使用しているので太陽暦では毎年日程が変わるのだけど、たいてい2月〜3月初めの土曜日から火曜日までの4日間だそうで、2009年は2月21日(土)〜24日(火)の期間。 ということで、小田蘭がボリビアへ行っていた時期(1月中旬)はちょーっとタイミングがズレていました。 せっかくボリビアまで来ているのに残念だとは思ったけれど、オルーロも標高の高い地域なのでカーニバルの時期だったとしても高山病で私の動きは鈍かっただろう。 しかしカーニバルのないオルーロの町というのはこぢんまりと静かな場所でありました。 時間的な都合でバスターミナルと鉄道駅の往復、そしてその周辺を少ししか見ていないのだけど、ここが3大カーニバルの開催地だとはとても思えないくらい静かな町。 ペルーのインティ・ライミの会場は広大な草っぱらという感じで、確かに大勢の人が集まってくるということに納得のできる場所ではあったのですが・・・。 まぁ、そういう訳でオルーロはほぼ素通りだった今回のボリビアの旅。 しかし偶然にも首都ラパスでパレードに行き会うことになりました。 その日は旅の最終日。 最後の街歩きでラパスの中心部をふらふらと歩いていた。 あいにく天気は良くなかったのだけど、曇りがちで時々小雨のパラつく中をふらりと歩いていると、どこからか楽しげな楽団の音が聞こえてきた。 標高が高い上にアップダウンの多い坂の町ラパスの通りをゆっくりと音の聞こえる方向に歩いていくと、角を曲がった所で大勢の人が集まる一角が現れた。 フィエスタだ! 一気にお祭り好きの血が騒ぐ。 だけれどここは標高3600mの高地。 逸る心を落ち着かせながら、ゆっくりと人の集まる所へ歩いていく。 赤や白の衣装で埋め尽くされた楽団や赤系衣装のダンサーの目指す方向を見てみるとステージがあった。 ステージ上でもバンドが演奏中だ。 そこに向かう通りはステージが近くなる程に大混雑で先に進むのも困難になっている。 歩道には先ほどまで踊っていただろう赤い衣装の女性や、青や黄色と色鮮やかな衣装を着た女性が集まっていた。 何のフィエスタなのかは分らなかったが、とにかく大盛り上がりの大騒ぎ。 露店も出てビールを飲んでいる人もいる。 しかし、まだまだ高地に順応しきっていない小田蘭にはそのどちらに手を出すのもはばかられた。 飲みたい! でも無理っぽい。。。 雰囲気だけ満喫してその場を離れると、暫く離れた場所からも新たな集団が車を先頭に練り歩いてきた。 車の上にはリャマのぬいぐるみや装飾された金色のお皿。 続いて楽団にカラフルな衣装を着た女性たち。 後姿がまるで銀色のドラム缶のようなおいちゃん達。 オルーロのカーニバルはきっとこれよりもっと大掛かりなのかもしれない。 小雨の降る中、これはいいものに行き会ったもんだ。 最後の最後に大満足。 ☆注: フィエスタはお祭り全般を指すスペイン語。 カーニバルはその中でも謝肉祭の祭りを指す英語(スペイン語ではカルナバル)。 |
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