先生達とランチをした後、私達はフェリーでアジア側に渡り夜行バスのチケットを手配した。 本当は旧市街の旅行会社で手配ができればよかったのだけど、いくつかの旅行会社を回ってみたものの希望の行き先と希望の時間を扱っている所がなかったのだ。 行き先によって取り扱いのある便が一律で決まっている感じだった。 仕方がないので直接オトガル(バスターミナル)に予約に行くことにした。 無事に当日の夕方の便を手配すると、一旦戻って時間に合わせて再度バスターミナルへ向かう。 目的地はイスタンブルから約12時間のマルマリス。 お互いトルコは何度も来ているので、今回はマルマリスからフェリーに乗ってロードス島(ギリシャ)へ向かう計画だ。 小田蘭がトルコで夜行バスに乗るのは実に10年ぶり。 最初のトルコ旅行でイスタンブルからカッパドキアへの往復が夜行バスだった。 快適だったかと問われれば、まぁそれなりに、と答える程度だったと思う。 ただし、やはりベッドで横になるようには眠れず、寝不足になった記憶がある。 トルコの長距離バスはトイレが付いていないので、夜中でも2〜3時間ごとにトイレ休憩があるのだ。 いつ行きたくなるかもしれないので、当時はバスが止まる度にトイレチップを払ってトイレに行っていた。 まぁ、それは今回だって同じだったのだけれど。 でも以前に比べて往復共に夜行バスでも到着後の睡眠不足感がなかったのは、バスが良くなっているからなのか、自分自身旅なれてきたからなのか・・・(笑)。 往復で利用バス会社を変えてみたけど、個人的には復路の「KAMILKOC(コチ)」というバス会社の方がアタリでした。 なんだろう、バスの設備も往路で使ったバスより微妙に綺麗だったし、乗務員も「コチ」の方がしっかりしてた。 往路に使ったバスより若干「コチ」の方が安かったのに。 あ、往路利用のバス会社でドリンク配膳時に揺れて服にこぼされたから、ってのを抜きにしてもね。 幸いこぼれたのはチャイ(砂糖なし)だったのでベタベタもせず、匂いもせずに助かりましたが。 |
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