06■リンドス






ギリシャ2日目はロードスの新市街からバスに乗ってリンドスの遺跡に向かった。
ロードス古代三大都市のうちの1つで、ロードスシティの新市街からは約1時間ほどの距離だ。
ビーチも綺麗なので泳ぎに行く人、遺跡を見学しに来る人と、多くの人が集まってくる。
バスが到着する駐車場からアクロポリスの入口の村までは歩いても行ける距離だけれど、シャトルバスも行き来しているのでタイミングがあえば是非乗って移動したいところだ。

何しろ暑い!
駐車場からの道はアスファルトの照り返しもあって、上からも地面からも両方から焼かれている感じがするのです。

シャトルバスを降りたら白い壁のいかにもギリシャらしい狭い路地をうねうねと曲がりながら上を目指して歩いていくと、古代ギリシアの神殿遺跡が残るアクロポリスが見えてきます。
ここで入場料を払って中へ入っていくのですが、まず最初にあるのが岩壁に船を彫ったレリーフ。
このレリーフは、パリのルーブル美術館にある「サモトラケのニケ像」と同じ作者だというじゃないですか。
でも女神像と船のレリーフでは同じ作者だと言われてもイマイチ分らない小田蘭でありました。

更に階段を上っていくと神殿跡の柱が残っている。
しかしなにより、この遺跡はロケーションが最高!
山頂にある遺跡なので、見下ろすとどこまでも透き通ったエーゲ海が見える。
村の方向を見ると白い壁の可愛い家々。
暑いけれど時々吹き抜ける風がとても心地いい場所でした。

アクロポリスに到着するまでの路地にはお土産屋さんも多く、小さな教会にも寄ったりしながら、気持ちのいい時間でした。
帰りはまたバスに揺られて新市街まで。
めちゃめちゃ暑いので、是非朝早くバスに乗ってお昼ご飯はロードスシティに戻って食べるくらいがちょうどいいと思います。
私たちがアクロポリスを後にした時間(おそらく11時前)には入場待ちの列ができていたもんね。
こんなにあっついのに外で並んで入場を待つなんてとんでもない!