ベリーダンスをやっている人がエジプトへ行く、というとやはり気になるのは現地でショーを見たり衣装を買ったり、時には現地のダンサーにレッスンを受けること。 しかし今回、小田蘭はそんなこととはまったく関係なくエジプトへやってきた。 第一の目的はもちろん、旅友がいる間に現地で合流すること。 そしてどこか1カ所なり2カ所なり遠出をしたい。 遺跡か砂漠かどこがいいか、と妄想膨らむ中で日本からの同行者も出来た。 砂漠に行きたい、という案が一致したので今回のエジプトはカイロとと砂漠。そして行きたい砂漠からはアレクサンドリア行きのバスも出ているのでそれならアレクサンドリアへ抜けてアレックスも1泊してからカイロに戻ってくればいいかな、アレキサンドリアの大図書館にも行ってみたいし。 組んだ予定はどこにもベリーダンスが入りこむ隙間はなかった。 ちょうどいつも参加しているクラスで剣を使った振付をやることになったので、できれば剣を買ってこれればいいかな、という程度だ。 ところが。 実際にカイロに来てみれば旅友おろちゃんのシェアメイトとして、つい先日からベリーダンサーが一緒に暮らしているというではないですか。 名前を聞けば更にビックリ、春に観に行ったショーで踊っている所を拝見したことがあるダンサーだった。 確かにその時の紹介でも、エジプトと日本を行き来していてちょうど日本に戻ってきているタイミングでのショーだと書いてあったっけ。 更に一緒にいて周りで話している内容を聞くと、これから旅友の家にやってくるのは彼女の身内でタブラを叩く人だという。 その名前にもやはり聞き覚えあり。 って、もしやそれってあの人だよねぇ。 と思ってみればやはり当人。 ベリーダンスとは全く関係なく来たのにこの遭遇率はなんだろう。 旅友と同居のダンサーさんがカイロ在住の日本人の友人達を対象にストレッチクラスを実施するというので、旅行中で2週間分いつものベリーダンスレッスンに参加できない身としては是非にと参加をお願いして一緒に体を伸ばすこともできた。 砂漠への往復夜行バスやアレクサンドリアとの往復の移動で固まった体をほぐしてから帰国できるなんて助かる! 彼女のアドバイスと旅友おろちゃんの案内のおかげで購入予定だった剣も無事に買うことができて、ベリーダンス面でも有意義な旅となりました。 last update / 2013.01.04 |
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