■ニゴンボ










26年にも及ぶ内戦が2009年に終結して4年。
スリランカは急速に発展している。
そのせいかコロンボでは適当な安宿を見つけることが出来なかった。
近年の発展により宿泊費が値上がりしているようなのだ。

小田蘭の旅先での宿泊の基準は、安いにこしたことはないけれど何が何でも安さ重視ではない。
清潔で安全が確保できてホットシャワーがあって、それで安ければ有難い。
1泊数百円のドミトリーに友人達と泊ったこともあるけれど、いくらか上乗せして個室に泊れるならそちらを選ぶ。
合流するおたkeiさんも似た感覚のようなので、旅の間は3人一緒にトリプルに泊っていた。
だいたい1人1泊1000円前後の宿。
それを基準に調べると、コロンボには適当な宿が見つからなかった。

改めてガイドブックやネットで調べてみると、空港に近いニゴンボという町はビーチもありお手頃価格な宿もありそうだ。
それらを合わせて先にスリランカ入りするおたkeiさんとも相談し、2人が見つけてくれたのがビーチからは遠いがトリップ・アドバイザーでも高評価を得ている一般家庭を開放した宿だった。

更にニゴンボはコロンボよりも国際空港に近い。
深夜着で深夜発の便を利用する小田蘭にも最適だ。
そして、確かにここはとても居心地がいい。
宿のご主人のご夫婦は親切で気持ちのいい人たちだし、お手伝いさんも宿泊している私たちを気にかけてくれる。
ニゴンボの中心からトゥクトゥクで15-20分(200ルピー)、周りには広めの家が多くニゴンボの中でも裕福な人達が住んでいる場所のようだ。
子供が大きくなって海外へ留学したのを機に部屋の一部を開放して宿を始めたらしい。
部屋はバス・トイレ付で、家族が使っているキッチンの冷蔵庫も使わせてくれる。
朝食は日替わりの手作り料理をダイニングルームや、天気のいい日は庭にテーブルセッティングをしていただくことができる。
出てくるフルーツやジュースは庭で取れたものを使うという。
庭には子供が小さい時に作ったというツリーハウスが気の上に残り、リスが走り回るみずみずしい緑いっぱいの中でいただく朝食はなんて贅沢な時間なんだろう。

トゥクトゥクを拾って町に出るとビーチはともかくこの辺りに外国人、特に東洋系は珍しいのか興味を持った視線を向けられるが、嫌な視線ではなく暖かく見守られているような感じだ。
時に手を振られ、食事の時に困っていると助けてくれ、写真を撮っていいかとカメラを向けると照れながら応じてくれる。
私たちにとってスリランカ滞在中一番落ち着く町だった。


■Villa Shade
Aruna Mw, Thimbirigaskatuwa,
Negombo 001, Sri Lanka
http://designnremodel.com/villashade/



last update / 2013.01.31


■Hitch × kakeru*
1.11 スリランカ*ニゴンボバス停から出発!
http://ameblo.jp/hitchxkakeru/entry-11467369106.html

■Hitch × kakeru*
1,15 スリランカ*キャンディ→ニゴンボへ。
http://ameblo.jp/hitchxkakeru/entry-11470154556.html

■Hitch × kakeru*
1.16 スリランカ*ニゴンボで帆船!!!
http://ameblo.jp/hitchxkakeru/entry-11470156342.html