美味しい香港

香港&澳門
1997年1月14日(火)〜18日(土)

last up date/2003.04.12


出発前

  今回の旅行はのんのんさんときょうちゃんとおだらんの3人。予定だけは1996年の春頃からあって……といっても「香港行きたいね」という程度のものだったんだけど。その時は参加希望者が6〜7人もいたのに、本格的な計画段階になったらいろんな事情で最終的な人数は3人ということになってしまいました。
 香港へ行く第一の目的はやっぱり
美味しいごはん♪中華は大人数の方が沢山食べれて楽しいから、3人はちょっと残念だったかも。
 のんのんさんがいろいろ調べてくれた結果、キャセイパシフィック航空のステイ・ア・ホワイルという「飛行機+ホテル+空港とホテル間の送迎+朝食」のプランに決定! 午前便で行って午後便帰り、宿泊ホテルはニュー・ワールド・ハーバー・ビューになりました。



1997年1月14日(火)

明細(一部抜粋) 外貨 円貨
「OLIVER'S SUPER SANDWICHES」サンドイッチ(3人分)」 83.00 1,375
許留山/ジュース+マンゴーアイス+シャーベット(3人分) 97.00 1,607
地下鉄/$100.00カード 100.00 1,657
 当時は私達3人とも埼玉県在住でした。10:35成田発の飛行機だと一番遠いおだらんの自宅出発時間が6:00だったかなぁ。もー眠い眠い。でも遊びの為ならこれくらいっ!(笑) 同じ電車の同じ車輌で待ち合わせ。一駅毎におだらん、きょうちゃん、のんのんさん、と順々に乗り込んできて一緒に空港へと向かうのだ。

 1月の寒い日本を脱出して向かった香港は思っていた以上に暖かかった! おだらんの会社の先輩が前月香港に行っていて、
「日本からジャケット着ていったけど、向こうではそんなの着てたら暑くてすぐ脱いじゃった」という話を聞いてはいたけど、それ以上に暖かかったわ〜。のんのんさんもきょうちゃんも、「父親の会社の人がお正月に行った時は半袖で動いてたってよ」とか、「私も会社で同じ事言ってた人がいたけど、その人っていつも半袖着てるような人だからなー」って言ってはいたけど、みんなほとんど信じてなかったんだよね。でもそれって本当だったんだー。夜はまだ少し肌寒いんだけど、昼間は長袖Tシャツの上から長袖シャツを羽織るという格好で動くと暑くなるんだもん。街でも半袖の人いたし、欧米系観光客ではノースリーブのワンピース着てる女の人もいて、こんなに暖かいなんて本当にビックリでした。でも、そんななかでもコートを着てる香港人って……。暑くないの?
 ホテルに着いたら旅行中の予定をざっと確認して、夕食を求めにさっそく中環へと出発だー。移動は基本的に地下鉄で。HK$100のプリペイドカードを1人1枚購入して動きます。4泊5日で使いきるかな?と思いつつ買ったけど、最終日にはきっちり使い終ってゴクンと改札に飲み込まれていきました(笑)。んー、ピッタリ。
 そう! そんでもってこの時期の香港はバーゲン! 見ているだけでも楽しい♪ってのは一応私もオンナノコなのね(笑)。
 ふらっと歩き回って街の雰囲気を堪能し、ウィンドウ・ショッピングをし、夕食はデリでテイクアウトしてホテルの部屋でのんびりと。
 まずは香港第一日目終了〜。



1997年1月15日(水)

明細(一部抜粋) 外貨 円貨
Far East Jetfoils/「香港〜澳門」往復 280.00 4,640
タクシー/澳門港→聖ポール天主堂跡 20.00 331
呉若石神父足部反射區国際研究学院/足マッサージ 280.00 4,640
 本日はマカオ観光が第一のメイン。
 ジェットフォイルに乗って1時間のマカオは香港よりも暖かかった。白タクの攻撃を交わし、ちゃんとしたタクシー乗場でタクシーに乗って聖ポール天主堂跡まで行く。
 ポルトガル領マカオの町並みは1999年に中国に返還された。同じ中国に返還されるとは言っても、イギリス領の香港(1997年7月1日に返還)とはまた違った雰囲気があって、なんというか、暖かくてゆったりとした時間が流れているような感じでした。やっぱポルトガルはラテンの国なんだなぁ。
 天主堂跡で妙なアングルから写真を撮り、前の階段を下りたところでおバカなことやって写真におさまる。ポートワインのお店行ったり、ヤオハン行ってひやかしたり。ギャンブルに興味のある人はいなかったので、カジノには行かなかったのですよ。マカオでカジノとF1は有名だけどね。
 香港に帰ってきてからは香港島で買い物したり、マンダリンでアフタヌーンティー♪ このアフタヌーンティーも楽しみの一つだったんだもーん。そして金鐘や銅鑼灣をぐるぐる歩き回る! やっぱり歩きが基本だよね(笑)。
 夜は「呉若石神父足部反射區国際研究学院」で足マッサージ。よく「足マッサージは痛い!」って聞くけど、私はそう言う程痛くなかったな。あ、ちょっと痛いかなって感じで。その後は銅鑼灣からタクシーで10分程の閉店までずーっと飲茶やってるお店で夕食



1997年1月16日(木)

明細(一部抜粋) 外貨 円貨
油麻地義順牛乳公司/牛乳・卵プリン・ジュース(3人分) 53.50 886
許留山/デザート(3人分) 78.00 1,292
 九龍側を午前中から回ろうと10時頃ホテルを出発したんだけど、香港が宵っ張りな街だってことをすっかり忘れてたわ。
 出発前に友人から頼まれていたスニーカーを見ようと花園街に行ってもまだ全然開いてないし、これまた頼まれていたスラムダンクの画集(アジア限定発売で日本では扱っていなかったらしい)を探しに信和中心に行っても開いてないし。もっと遅く出てくるんだった、失敗したー! のんのんさん曰く
「信和って、言ってみれば香港の“まんだらけ”だもんね、日本の“まんだらけ”だって12時OPENなんだから、きっとここもそうなんだよ」って。納得するようなしないような……(笑)。
 どうしようもないから、これらのお店が開くまでは中藝(中国デパート)とかでお土産物を物色して、昼食を食べる。食後はレストランの外に広がる香港湾の側で散歩をして、スターフェリーで香港島に戻ってショッピングだ。もう今日は九龍側を回るのは諦めました。明日ゆっくり行こう。
 ってことで、香港島で遊んだらホテルに帰ってお昼に持ち帰りした点心をつまみ、一息ついたら隣りのグランド・ハイアットのデザートブッフェ♪ 到着したのが9時を過ぎていたからか待ってる人達も多くて、私達は座る場所もなく立ったままですーーっごく待たされて辛かったのなんのって。
「もう疲れた、帰るー」と騒いでやっと入れたのが10時半頃。つ・つかれたーーー!



1997年1月17日(金)

明細(一部抜粋) 外貨 円貨
陸羽茶室/飲茶(3人分) 550.00 9,114
陸羽茶室/鉄観音700g 420.00 6,959
陸羽茶室/ポーレイ茶700g 280.00 4,640
ピークトラム/往復乗車券 23.00 381
海皇粥店/粥・腸粉(3人分) 63.50 1,052
 前日の間違いを踏まえ、九龍の通りは夜をメインに歩くことにして、まずは中藝(中国デパート)なんかの10時くらいから開いているお店を中心に回る。
 ショッピング後のお昼ごはんは中環へ移動して陸羽茶室なのだ! お、美味しいい〜〜〜!! 食事はもちろんのこと、お茶(ポーレイ)が美味しいの! 思わず沢山買ってしまいました。だって700gの袋しかないって言われてさ、おだらんがポーレイと鉄観音1袋ずつ、のんのんさんがポーレイ2袋に鉄観音1袋! 大量買いで店員には笑われるし、荷物はいきなりかさばって重くなるし。でもおいしいお茶買えて嬉しい♪ ごはんでちょっと残ったものは、ちゃんと持ち帰りを作ってもらうのだ。
 昼食後は2人と1人で別行動。ピークトラムに乗って夜景を見に行きたかったおだらん&のんのんさんと、一度香港に来たことがあって既に夜景を見ているきょうちゃんと。私達が夜景を見終わった頃、19時にホテルで待合せて今日こそ九龍へ買物に行こう、という計画なのです。
 夜景は……思ってた程でもなかったな、というのが感想かな。2人して
「なんか、函館の夜景のが綺麗だったね」って(汗)。それより私は帰りに載ったバスの2階席が楽しかったわ。風は気持ち良いし、流れる夜の景色は奇麗だし、バスはまるでジェットコースターのように揺れる揺れる。楽しいぞ! 面白がっていたらのんのんさんに「とめないから明日またこのバスにだけ乗りにきたら?」と言われてしまった…(汗)。
 ビクトリア・ピークから降りて来た時にはもう19時!
 「遅れるからホテル待ち合わせじゃなくて、灣仔の地下鉄で待ち合せしよう」とホテルで待ってるきょうちゃんに電話を掛けて、地下鉄合流で九龍へと向かう。この時間ならさすがに花園街も信和中心も開いてて入れたし、女人街も歩いてきたぞ。頼まれもののスラムダンク画集は店頭になかったので、店員につたない英語で「スラムダンク」とか「イラストレーション」とか言って分かって貰おうと戦ったんだけどね。1軒目、2軒目で「ない」と言われ、3軒目でやっとGET!



1997年1月18日(土)

明細(一部抜粋) 外貨 円貨
翠園酒店/飲茶(2人分) 230.00 3,811
啓徳空港/空港税(1人分) 100.00 1,657
 最終日は12時半にお迎えの車がホテルに来る。
 チェックアウト時間の12時ギリギリまで部屋を使って、迎えが来るまではロビーで待とうということになり、午前中はそれぞれ単独行動。
 それと、今まで朝食はプランに込まれているホテルのバイキングを食べてたけど、
「一度くらいは朝飲茶したい!」とおだらん&きょうちゃんの2人で朝7時にホテルを出発。朝の地元民しかいないスターフェリーで尖沙咀の翠園酒店へ朝飲茶に向かうのだ。
 朝飲茶をしっかり堪能して、ホテルで寝てるのんのんさんへ飲茶の持ち帰りを作ってもらった後は個別行動。おだらんは九龍公園で1〜2時間ぼーっとして、ぶらぶら歩いて尖沙咀から佐敦へ移動。そこからスターフェリー乗り場行きのバスに乗ってしっかり2階席に座ってきました。バスに乗ってみたかったんだけどんr。バス路線図も買ってなかったからどのバスに乗ったらどこに行くかも分からず、走っているバスの正面上部に記載してある地名が自分で分かる所なら大丈夫だろう…と「天星渡輪碼頭」と書いてあるものに乗車! これは「スターフェリー乗り場」って意味なのだ。乗る時には
「スターフェリーに行きますか?」と確認することも忘れずに。
 しかし気付いてみれば私ってばタダ乗り……。いやね、ちゃんとHK$5.00は用意してたのよ。でも私の前に乗り込んだ人がお金払ってる形跡なかったし、定期とかを見せてる雰囲気でもなかったの。行き先を確認して乗った時も運転手さんに何も言われなかったし、降りる時に払うんだっけ?と思ってたら降りる時には運転手さんまでさっさと降りてっちゃうんだもん。無知故の無知乗車をやってしまったのでした(汗)。
 最後の最後に私ってば………。