タ・プローム
少し雨が降ってきた。
いや、降った雨が樹々の葉っぱに溜まり、それが落ちてきているのか。
それほどまでに、鬱蒼と生い茂る樹々の間から石造りの建造物が姿を現す。

タ・プロームは、1186年の建設当時は仏教僧院だったが、その後ヒンドゥー教寺院に改宗されたとみられている。





タ・プローム
敢えて修復の手を入れず、樹木の除去もしない。
自然のままにおいた場合どのような状態になるのか、ということを実践しているタ・プローム寺院。
周りから緑に押し包まれそうだ。





タ・プローム
石の壁の上から根を張り、石垣が崩れる。





タ・プローム
根に包まれて、そのうちここはどうなってしまうのだろうか。





タ・プローム
石垣に沿って根が伸びる。
まるで自ら意志を持っているかのように。





タ・プローム
樹が、建造物を包み込む

少しずつ、少しずつ
石像建築の中に根をはり、屋根を越えて成長する
この遺跡はそれを静かに受け入れているかのように見える

時の流れに飲み込まれる





タ・プローム
果たして中はどうなっているのか。
当然のように、根は石造りの建物の中にも細かい根を張り巡らせていた。





スラ・スラン
王の沐浴場と言われる池である

池に入り魚をとる人
池に飛びこむ子供

そして、それを見ている私達
雨季の為か、他に観光客はいない





トンレサップ湖
シェムリアプから車で約30分ほど。
東南アジア最大の湖、トンレサップ湖へ到着しました。

これからボートで湖へと漕ぎ出していきます!
湖畔にはそんな人たちが乗ってきた車でぎゅうぎゅう。





トンレサップ湖
水の色がものすごく茶色いのは雨季だからかな。