小田蘭はドミトリーに泊まったことがありません。 ドミのある宿に入っても個室を選んでしまいます。 周りを気にせずいつでもシャワーが使えて、荷物も部屋中広げたい放題なシングル(同行者がいる時はツイン)がいい。 だからシャワー付きの部屋で、できればトイレも付いていると助かるな。 旅行中はホントに夜が早くて、時には20時くらいから眠ってしまうこともあるし、朝早くから朝食前の散歩に出かけることもある。 それに、以前トイレ共同の宿に泊まったら夜中のドアの開け閉め(トイレに行く為の)がうるさいと文句を言われたことがあるので、見知らぬ人達と同じ部屋だと更にいろいろ気にしてしまうのだ。 夜のドアの開閉は気をつけていたはずなのに〜。 今回、日本から手配した南部を回る現地あいのりツアーは当然宿泊付きで、しかもどれもがいいホテル。 初日は深夜に到着するから到着日と翌日のチュニス宿泊は予約をして、地中海沿いの町スースでツアーを降ろしてもらった後は当日飛び込みで宿を取っていった。 最初に泊まったチュニスの宿は市街中心部。 シャワー付きの部屋でトイレは共同、エアコンなしの宿だった。 ツアーをお願いした旅行会社に予約だけしてもらったのだ。 直接ホテルに払った方が安くなるから、と言われて現地で支払ったのは1部屋で1人1泊23TD(約2000円) 小奇麗でなかなかいい宿だった。 扇風機はついているし、日が落ちるとだいぶ過ごしやすくてエアコンがなくても平気。 ツアー前に集合した時の現地旅行会社日本人スタッフの言葉によると、こちらでは30℃台は涼しい方なんだとか。 40℃を超えると暑いという感覚らしい。 ツアー中は星が4つも5つも付くようないいホテルに泊まっていた。 だ・け・ど。 マトマタの宿泊先ではシャワーの途中でお湯も水も出なくなって大慌て。 頭を洗っていた所だったので泡々状態でバスルームの中に立ち尽くす。 お、お湯が出ない。。。。。 お湯どころか水も出ないよ! そりゃあ、某歩き方に「マトマタでは4つ星ホテルでも水周りが…」とは書いてあったけどさ! この際水でいいから出て〜。 この泡々じゃあホテルスタッフも呼べないってば。 泡々のままバスルームで待つこと数分。 泡も消えかかり、体も冷えてきたけど、それでもやっぱりお湯(水)は出ない。 仕方がないので、とりあえずフロントに電話をしてみることにした。 『お湯も水も出ません!』 『2分待って』 2分って! two minutesって! ヒアリングが悪かったとしてもfew minutes? でももう5分以上は待ってるってば。 出ないよーっ。 仕方なくもうしばらく待つ。 いくら一人とはいえ裸のままはあんまりなので、バスタオルを体に巻いて待つこと十数分。 もー、また電話するしかないか?! と思い始めた頃になんだかトイレの水貯め付近からコポコポと音が聞こえてきた。 こっ、これはもしや! 慌てて蛇口をひねってみると、お湯が出たー! 今のうちだっ!! 頭からシャワーを浴びてザザッと体を洗い、また止まらないうちに大急ぎで洗濯までこなす。 ふー、一安心。 他の部屋の人達は水の出こそ止まらなかったものの、お湯を使っているうちに次第に温度が下がっていったとのことだった。 マトマタのホテル、4つ星だったのにヤバイな〜。 その後、スースで降りて1人旅に戻り、最初に入ったのはシャワー&トイレ付きのエアコンなし30TD(3000円弱)。 扇風機を貸してくれようとしたけれど、どれも故障中で動かなかった。 その日は夜も暑くて寝汗がびっしょりで、これで扇風機も使えないんじゃたまらない。 さっそく次の日に別の宿へ移動した。 同じ30TDでエアコン付き。シャワーは部屋に付いてるけどトイレは共同。 見た目はこっちの方が断然明るくていい感じだ。 最初のチュニスではエアコンなしでも平気だったけど、スース暑いよ! 南部を抜け出したから大丈夫かと思ったけどダメだったわ〜。 これはチュニスに戻ってもエアコン付きのホテルじゃないとダメかも。 旅も後半で疲れも溜まるしね。 そんな訳で、最後のチュニス滞在は市街中心部の目抜き通り沿いにある中級ホテルに投宿した。 1泊シングルで57TD(約5000円)。 日本のビジネスホテルみたいな雰囲気で、面白みはないけど快適だ。 街歩きの途中にホテルに戻ってエアコンのきいた室内で休むこともできる。 最終日はチェックアウトの12時ギリギリまで部屋を使ってシャワーも浴びて、午前中の街歩きで汗だくになった体をさっぱり洗い流してから夕方の飛行機に乗ることができた。 南部ツアー中はタメルザ渓谷を眺めながらプールに入ったり、豪華なホテルライフも楽しめて良かったよ〜。 宿泊したのは、どれも某歩き方に乗っている宿でした。 上:最初にチュニスで泊まった宿 中:タメルザ渓谷を眺めながらプール♪の宿 下:マトマタのホテル |
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