旅行中の食事は屋台とか食堂とか、カフェでまったりも捨てがたい。 落ち着いたお店で絵葉書や旅メモを書きながらのんびりするのは大好き。 市場の中にある食堂は安くて美味しい所が多いから、まず足を運ぶ場所でもある。 お昼時に市場を歩いて、人が多く集まっているお店に座ればまず間違いはない。 圧倒的に地元の人が多くてちょっと注目を浴びてしまうこともあるけれど、美味しいものの前にそんなことは関係ないのだ。 お鍋の中を見せてもらって、「これ!」と指差してよそってもらったこともある。 においや見た目でそういう場所がダメな人もいるだろうけど、小田蘭は結構こういうお店がお気に入り。 市場以外に今回アンティグアでのオススメは、歩いていて偶然見つけたワンプレートのお店。 メイン1品とサイド2品で50ケツァールという金額は、屋台や市場の食堂に比べたら何倍も高い金額だけど、種類は豊富だしお店の人は気さくで親切、そしてなにより美味しかった! 中央公園から2〜3ブロック離れた通りにあるお店は、周りに何があるという訳でもなく人通りは多く無い。 かと言って寂しい道ではないので危ない感じもしない。 カプチナス修道院(廃墟)の隣の道を歩いていくとすぐに見つかる。 最初は市場の食堂でお昼を食べようかと思って歩いていた。 だけど、店先に並べられたお鍋たちが、その脇のカウンターに広げられたサイドメニューの豊富さが。 そんなものを目にしてしまったら、ふらふらと引き寄せられるように足がそこに向かっていた。 「これは?」 『ペピアン。鶏肉だよ』 「ペピアン!! グアテマラの郷土料理だ♪ じゃあそれと・・・」 指差しで選んでお皿に盛ってもらい、そのままお店の中へ進んでいくと次の部屋とその奥の中庭にテーブルがある。 お昼にはちょっと早くて人も少ない。 んー、シアワセ。。。。 キリグアの宿でもオーナーとこの話になり、お互いに「あそこ美味しいですよねー♪」と盛り上がってしまうくらいなのに、ガイドブックにも富永さんの地図にも載っていない。 こんなに美味しいのに何故かしらん。 (最近読んでないから分からないけど、「旅行人」に各地の詳細な地図を掲載されていた富永さんは最近ラテンアメリカを回っているようで、キリグアの宿にも滞在されてグアテマラ各都市の地図のコピーがありました)。 なんでも、もともとは中央公園の屋台から始まったお店とのことだ。 今はアンティグアの中央公園付近での屋台は禁止されているらしいのだけど、まだ屋台OKだった数年前には人だかりの出来る人気屋台だったとか。 人の集まる屋台だったら美味しいに決まってる! 「どこにも載ってないのに、よく見つけましたねー」 って、美味しいものには鼻が利くのかしらん(笑)。 【写真:上】 アンティグアのメルカドにて。 内臓の煮込みライス添え。 これにコーラで12ケツァール(約180円) 【写真:中】 オススメワンプレート。 50ケツァール(約750円) 【写真:下】 ワンプレートのお店の様子 |
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