イスラムと言えば、お酒が飲めない! 旅先での昼ビールをこよなく愛する小田蘭としては、イスラムの教えはちと悲しい。 それでもエジプトのような観光立国では中級以上のレストランでアルコールを提供しているお店もあるから、昼ビールとは行かなくても旅行中に数回は現地でアルコールを飲む機会を持つことができる。 そう、ラマダン中でなければ・・・。 今回は直行便のあるエジプト航空を使ったため、機内にアルコールの搭載がなかった。 到着後は列車でルクソールに向かい、ルクソールでは庶民的な食堂やファーストフード店で食事をしていたのでビールを飲む機会がなく、アルコールを売っているお店も見かけなかった。 カイロでみんなと合流した日、昼食を食べに出掛けた時に酒屋の前を通ったけれど、夜になってホテルへ戻る時に買えばいいやと通り過ぎたのが敗因か、夜にはビール品切れ! 酒屋自体は開いていたものの、ビールの棚がすっからかん。 せっかくルクソール・ビールを置いていたお店だったのに〜〜〜。 翌日以降ラマダンに突入してしまった為にカイロ市内でビールを入手することはできず。 2ヶ月前から発掘調査でエジプト入りしていたみやちゃんが購入したステラ・ビールを1缶いただいたのでした。 ありがとう、みやちゃん。 そして、帰国の際にカイロ空港の免税店でサッカラ・ゴールドなるビールを発見。 買って帰ったのは言うまでもない。 あぁ、だけど、空港にはルクソール・ビールがなかったのよ。 それだけ手に入れられなかったのが残念だわ。 更に、イスラムと言えば、豚肉を食べない! 鶏肉、牛肉、羊に鳩さん、ラクダのお肉なんてものまであるけれど、ムスリム(イスラム教の人)はその教えにより豚肉を口にしないのですね。 まぁ、出てこなければ他のお肉を食べればいいだけの話だし、好き嫌いなくなんでも食べられる小田蘭なのでその辺はあまり気にしないのですが。 とは言え、エジプトにはイスラム教以外の宗教の人もいる訳で、豚肉が全く手に入らないという訳ではない。 カイロでみんなと合流した後、カイロ在住のさくちゃんとも合流し、コシャリを食べた後は一緒にスークへと向かった。 ここで食材を買って、さくちゃんの家で夕飯をご馳走になる予定なのだ。 人をぬって近道を行くさくちゃんの後をついてスークへ入る。 数少ない豚肉を扱う肉屋さんで豚肉を、野菜を扱う沢山のお店のなかから金額を確認しつつ人参やじゃがいも等々。 豚肉屋さんはコプト教(エジプトのキリスト教の一派)の人で、店内にはマリア様の絵が飾ってあった。 さくちゃんに作ってもらった豚肉のカレーは野菜と豚肉の甘みがたっぷり活きていて、とても美味しゅうございました。 エジプトで豚肉カレーが食べられるとは思ってもみなかった。 ありがとう〜。 --- 【写真:上】 豚肉屋さんはきリスト教徒 【写真:中】 スークの中の八百屋さん?w 【写真:下】 エジプトの素材で作ったカレーは美味しい! |
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