05■ハーン・ハリーリ








中東はスークがおもしろい。
というか、私が市場好きだってのもあるんだけど。
中南米でもアジアでもアラブでもヨーロッパでも、市場があれば必ずそこに足を運んでしまうのです。

中近東の旧市街の中にあるスークは細い道が曲がりくねって迷路のようで、わくわく感がたまりません!
しつこい物売りの声をかわしつつ見て歩き、欲しいものが見つかったら値段交渉。
定価なんてものはないので、どれも言い値だ。
いくつかのお店で価格調査をして、納得できる金額になるまで双方すり合わせ。
まぁ、地元の人が普通に使う日常品でも彼らと同じ金額で購入することはなかなか難しいだろうし、お土産物なんてそれこそ地元価格なんてあるのか?って感じだけどね。
まぁ、あまりにも破格な金額はいただけないけど、自分が納得できる金額で買えたらオッケーでしょう。

エジプト在住さくちゃん情報で、タクシーに乗る時は「ハーン・ハリーリまで」というと観光客&買物客だと見られて運賃ボラれるから、「ガーマ・ホセイン」と言ったほうがいい。というか、こっちの人はみんなそう言ってるよ。
という話を聞いたので、さっそくそう言ってタクシー移動。

ベリーダンス専門店「ヤセル」の名刺を手に、ハンハリの人たちにあちこちで聞いて道を教えてもらいながらやっと到着。
やはりお土産屋の店先に数着数枚飾ってあるものとは比べ物になりません。
数も質もさすが専門店!
イフタールで一時閉店してしまう16時半まで1時間弱の間に、狭い店内に所狭しと置いてあるヒップスカーフをあれこれ出しては広げてもらって、閉店時間を超えてお買い上げ。
時間が足りなくて1階部分だけしか見られなかったのが心残りだー。
2階はステージ衣装があったはずなのに。
いや、発表会にも出ないし、ステージ衣装なんて着る機会もないですが、見るだけでも楽しいのに〜!
ラマダンの影響で営業時間が不規則なのが口惜しい。
それに、あちこち人に聞きながらたどり着いたもんだから、ショップ・カードは貰ってきたけど絶対次も自分じゃたどり着けないね。

そんなこんなで、今回エジプトで私が買った主なものは、
 ・ベリーダンス用品各種(ヒップ・スカーフ、ベール、ジル)
 ・おもちゃのラマダン・ランプ
 ・露店でスカーフ
 ・音楽CD
 ・フランス人オーナーのお洒落な雑貨屋で雑貨各種
 ・スーパーでお菓子やインスタント食品
ってな感じでいつも通りのチープな買物でした(笑)。

おもちゃのラマダン・ランプは、さくちゃんの家で見かけたキーホルダー・タイプの小さなもの。
うわ〜、めっちゃチープでキッチュでいいわ〜♪
しかもこれ、ランプの下を回すとちゃんと光るのよ。
「そこら辺あちこちで売ってるよ」
と言われたものの、見つからない。
結局2回目にタンヌーラを見た帰り道、ハーン・ハリーリ近くの路上でさくちゃんの案内で購入。
わ〜い、わ〜い♪

音楽CDは地元ポップスとタンヌーラ!
地元ポップスは言わずもがな、出掛けた先で買ってくるのが好きなのよね。
ラムセス・ヒルトンのショッピングセンターへ出向き、5人で「あれ聞かせて」「これも視聴したい」「これはどう?」と、DJブースのような窓口から中を覗き、中にも入らせてもらい、あれこれ買ってみんなホクホク。
タンヌーラは終了後に出入り口で売っているんだけど、外で出演者から直接買うこともできるみたいで・・・。
バッグから出してくれるの、なんだか怪しい取引してるみた〜い(笑)。





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【写真:上】 
ベリーダンス専門店「ヤセル」

【写真:中】
ハーン・ハリーリの一角

【写真:下】
おもちゃのラマダン・ランプ。made in chana なのはご愛嬌(笑)。