バルセロナは交通の便が良く、観光客の行くようなたいていの場所には地下鉄で容易にアクセスできる。 しかし、今回行きたいと思っていた場所のうち、このグエル公園だけが地下鉄の最寄り駅から徒歩で15分〜20分ほども離れていた。 当初はそれを歩こうかと考えていたのだけれど、バルセロナで宿泊した日本人宿でバスでの行き方が書かれた情報があったのでそれを参考にして向かうことにした。 バルセロナにはバスと地下鉄のどちらも乗れる共通の割引カードがあり、宿でも取り扱っていたので到着翌日からさっそくそれを使ってバルセロナを動くことにする。 地下鉄もバスもゾーン制で、バルセロナ内の主要な観光地であればゾーン内の乗車金額は一律1回1.40ユーロだ。 カードは・・・・・・ まずは朝イチ、宿から徒歩でカサ・ミラへ。 2時間ほどたっぷり見学した後、カサ・ミラの前を通っている大通りグラシア通りを走る24番のバスに乗れば乗り換えなしでグエル公園の駐車場まで行けるという。 グラシア通りのカサ・ミラ側にあるバス停で待っていると、程無くして24番のバスがやってきた。 前方から乗り込んでカードを機械に通し、目的地でボタンを押して後方から出る。 カサ・ミラからグエル公園までは約20分程度だ。 降りる場所が分からなくても、たいてい沢山の人が降りていくからそうと分かるのがこういう観光地のいい所。 グエル公園は小高い場所にあるので、バスが坂を登って行き、駐車場が見えたら降りれば間違いないだろう。 駐車場で降りると特に特徴的な建物が見える訳でもなく最初は少し戸惑ってしまうけれど、そこで降りた人たちが同じような方向に向かっていくので迷うこともないだろう。 広い公園の各出入り口には案内図もある。 中央広場には大道芸人が何人もいて、地面に商品を広げてお土産物を売っている人も多い。 よく写真で見かけるモザイクとかげは正面の入口を入った階段の途中に鎮座しているので、駐車場から公園に入った私たちは一番最後に会うことになった。さすがに写真を撮っている人も多くて、誰かの記念撮影にならないようにとかげを撮るのは結構大変だ。 朝一番で来るともう少し人も少なくていいのだろうけれどね。 |
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