12■アルハンブラ宮殿











ハイシーズンは朝イチに行っても入れないことがあるとも聞く大人気のアルハンブラ宮殿。
11月はオフシーズンとはいうものの、せっかく行っても遅い時間のチケットしか取れなかったのでは悲しい。
ということで、事前にインターネットのチケット予約をチャレンジだ!

予約の手配代行をやってくれる旅行会社もあるけれど手数料がかかる。
自分で直接予約すればチケット代のみでOKだ。
ネットで検索していたら2010年現在の予約サイトを日本語で解説している方がいらしたので、そちらを参考に予約をしました。

↓チケットサイトを日本語で解説しているsunrizeさんのページ
http://www10.plala.or.jp/krk/trip/spain/ALHAMBRA/alhambra.htm

小田蘭がこれを利用して予約をしたのが10月前半。
10月末にはカード会社でチケット代金が引き落とされた。
チケット予約の方法は上記sunrizeさんのサイトを参考にしていただくとして、現地での引き換え方法を少し紹介してみましょう。

アルハンブラ宮殿は小高い丘の上にある。
歩いていくならヌエバ広場の向かいから伸びる細いゴメレス坂を登っていくと、グラナダス門が見えるので門をくぐってどんどん登る。
ゴメレス坂から行くとチケット売り場や引き換えの場所は一番奥の方になるのでご注意を。
赤い車体のアルハンブラバス30番と32番がこのチケット売り場ともう一ヶ所、車両の門へ続く坂の下に止まるので、行きか帰りのどちらかをバスにしてもいいかもしれない。
30番のバスはアルハンブラとカテドラル前を往復しているだけだけれど、32番のバスはアルバイシン地区をぐるりとまわってアルハンブラを往復する循環バスで使い勝手がいい。
アルハンブラから乗っていればアルバイシン地区のサン・ニコラス展望台まで行けるので、今度はそこからアルハンブラ宮殿を眺めてみるのもいいだろう。

さて。
そのアルハンブラ宮殿。
事前にインターネットでクレジットカードを使って予約をしている人は、写真のようにチケット売り場の建物(上から2番目)には入らずにその手前を右手に曲がった奥にある黄色い券売機が並ぶ所でチケットを引き換えましょう。タッチパネルの案内はいくつかの言語が選べて、日本語もあるので安心です。
案内に従って予約の時に使ったクレジットカードを機械に挿入するとチケットが出てきます。

小田蘭が入場券を予約していた日はあまり天気が良くなかったのが残念だった。
チケットを発券した日はめちゃくちゃいい天気だったのに〜!
まぁ、それでも雨に降られなかったのが幸いでした。
朝早い時間の凛としたアルハンブラの空気もいいものです。
そう、11月は結構寒かった。
アルハンブラは池や噴水がいろんな所に配置されているし、特に少し離れた所にある「ヘネラリフェ」は夏の別荘とされていて「水の宮殿」とも呼ばれているだけに、暖かい時期に来たらもっと素晴らしいんだろうと思わせるような水の流れが素敵でした。

予約をした「ナスル朝宮殿」の入場時間は10時半。
それまでの間に「アルカサバ」内を歩き回って市街やアルバイシンを眺め、予約時間に「ナスル朝宮殿」に入ってからはじっくり見過ぎて11時入場の人達に追い越される状態でもたっぷりゆっくり見学。
「ライオンの中庭」はまだまだ修復中で、「ライオンの噴水」は別室での展示となっておりました。

ちょうど樹々が紅葉の時期で、曇り空だったけれどそれはそれで場所によっては静かないい雰囲気でした。

うん、やっぱり夏も来たいな、ここ。