キャンディとシーギリヤの間に位置するダンブッラ。 黄金寺院とか石窟寺院とか表現されていて、こちらも世界遺産に登録されています。 岩をくりぬいてその中に涅槃物や立像や坐像が様々に安置され、天井や壁にはくり抜いた形を活かして天井がや壁画もが書かれてる。 黄金寺院と表記されているものも目にするから黄金の仏像とかあるのかなー、と思っていたら。。。。 出ました! いきなり巨大な金色の仏陀坐像!! 博物館になっている建物の上にどどんと鎮座ましましていらっしゃるご様子は、遠目から見ても目を引きます。 ってか、すごいなー。 キャンディでも遠目で牛久大仏みたいな白くて大きな大仏らしきものが見えたし、シーギリヤからも遠くに白くて大きな牛久大仏みたいなものが見えたけど、スリランカってなんだかあちこちに巨大仏像がいらっさるのね。 巨大な黄金の仏様の座る建物に向かって右手の脇にある小さな入口でチケットを売っているので、石窟寺院に入るならここでチケットを入手しないといけません。 石窟寺院の入り口は山を登った上にあるのだけど、上の入り口ではチケットを売っていないのです。 ここで買っておかなかったら、登ったのにまた降りてチケット買わないといけなくなっちゃう。 チケットを買ったらまずは黄金の仏陀様にご挨拶、っと。 真下まで行けるみたいなので、チケットを買った場所を出てすぐ目の前にある階段を上って行きましょう。 いやでも、、、、、 巨大な黄金仏以外にもツッコミドコロが…。 黄金仏の真下へ向かう階段の脇からぞくぞく続いている橙色の布をまとった修行僧の列はなんだろう。 もちろん作りものな訳ですが。 ぞろぞろと連なって端の方から黄金仏のある所まで続いてる。 でもって、反対側の階段の方も同様。 うーん、日本とはまた違った寺院構成(笑)。 海外の仏教寺院ってけっこうアミューズメントパークだよね。 では、次は石窟寺院の方へ。 ひたすら上へ登っていくとゴツゴツした岩肌の開けた場所に出て、ここが石窟寺院の入り口です。 神聖な場所で靴のまま入ることはできないので、入口を入る前に靴下か裸足になりましょう。 靴を脱ぐ、っていっても石窟寺院に入るまでは地面なんだけどね。 暑い日差しの日中は裸足だと火傷しちゃうくらいですよ。 私もとりあえず裸足になってみたけれど、日向の暑さに負けてさっさと靴下はいちゃった(笑)。 入口の前には靴を預かってくれる所があるけれど、有料(20ルピー)なので自分でビニール袋を持って行くのもアリです。 では、さっそく入口近くにある第1窟から順番に第5窟まで見て行きましょう。 この石窟は紀元前1世紀頃からの建設と言われているそうで、そんな昔から岩山を掘って信仰の場所になっていたのかと思うと参拝の人が多いのも分かるなぁ。 岩を掘って作られている部屋は天井が低く、最初に入った第1窟には14mもあるという涅槃仏が横たわっていた。 天井も低く狭いので、これだけで石窟はもういっぱいいっぱいな感じ。 頭の方にある入口から足元への行き来の時にはうっかりすると人で隙間がふさがれてしまうような状態です。 確かに天井が低くても涅槃仏なら大きいのが作れるよね。 第2窟はこの石窟寺院最大の部屋というだけあって、先ほどの涅槃仏でぎゅうぎゅうだった第1窟の後だと広々とした印象。 50体を超える立像や坐像が安置されているという数の多さでも圧倒されるけれど、それよりもここでは天井画に目がいってしまう。 釈迦の説法やスリランカの歴史に関する内容が描かれているといい、平坦に均さずに岩をくりぬいてデコボコしている天井の形のままに描かれている様子が更に迫力を持つ。 続いて第3窟。 こちらにも多くの仏像があり、天井画も描かれている。 入口から奥の壁に向かって徐々に傾斜している天井に、仏像の安置されている背後までびっしり描かれている図画はこちらに向かって迫ってくるように感じて見入ってしまった。 第4窟に妙に色の新しい坐像があるなぁと思ったら、どうやら人が腰かけてしまったので清めの為に塗り直しをしたのだとか。 どこにでもこういうような話ってあるんだねー。 ラクガキしちゃうとか、観光客が座っちゃうとか。 最後の第5窟はこれらの中では一番新しく作られた部屋ということで、仏像も色味もなんだかのっぺりしていて、順々に見てきた最後ということもあるのか失礼ながら「まぁいっか」というようなほぼスルー状態になっちゃった感じ…(汗)。 個人的にここで一番インパクトがあったのは最初にどどーんといらした巨大な黄金の仏様と天井画でした。 あ、あとあれだ。 帰りがけにいた撮影部隊。 スリランカ・スター…? last update / 2013.02.15 |
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