上海蟹Night | ||
上海 2001年11月23日(金)〜26日(月) |
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last up date/2002.01.08 |
出発前
上海蟹を食べに上海だ!
突然舞い込んできた美味しい話。
1ヶ月前にバリ島へ行ったというのに、また海外である。まぁ、秋は休日出勤も多かったから代休だって残っているし、ちょろっと行ってくるだけだからね。自分的にも仕事的にも問題ないんだけど、さすがに周囲の目というのが面倒くさいので同行者と一部の友人にしか言っていない今回の上海行きだ。なんと親にも言わずでした(笑)。
さてその同行者。企画はA氏。彼は昨年までアメリカの子会社に赴任していた。Aさんの赴任中は日本の連携係でもあった小田蘭は、彼の赴任中にシカゴまで遊びに行ってお世話になったこともある。そのAさんが赴任前後の研修で一緒になったのが、現在「香港●●上海事務所」に赴任しているK山氏。中華料理が大好きだというAさんは、K山さんの赴任中に是非本場中国で美味しいごはんを食べたいと常々思っていたらしい。2001年のGWに帰国したAさんは行くならやっぱり蟹のシーズンだ、ちょうど連休もある、と11月に計画を実行するべく何人かに声をかけた。
赴任中から何かと関わりのあったK田氏、営業時代の仲間のT氏。この2人は現在同じ部署である。ちなみに小田蘭は2001年3月まではAさんと同じ部署、4月からはK田さん・Tさんと同じ部署で、この3人とは以前から仕事上での関わりがある。それから福岡支店のK谷氏とその奥さん。
そして、この話を聞いた時に「そーいえば前にすずさんとも『上海行って美味しいもの食べた〜い』って話してたなぁ」と思い出してお誘いしてみた。とは言うものの、すずさん以外は全員同じ会社の人である。その中に入るのはちょっと抵抗があるかな?と思ったけれど、すずさんからは速攻OKの返事がきた。
日本から7名、東京・大阪・福岡からそれぞれ上海へ向かって現地で合流。
「旬の上海蟹ツアー」へいざ出発!
なにしろ突発計画だ。しかも連休である。その上さらに上海蟹のシーズンときて航空券はバリに行くより高かった。いや、本当は安いのもあるのだけれど、中国系エアラインのエコノミーは打診した時点で既に満席。ビジネスなら空きがあるということだった。日系エアラインのエコノミーと同等の金額でビジネスかぁ、それもいいかなと思いつつ。でも少ない旅程といくつかの条件を重ね合わせ、直前でなんとか確保できたチケットは全日空の成田出発、関空戻り。
明細(一部抜粋) 外貨 円貨 ビザ代 - 7,350 宿泊/錦江飯店(3泊/朝食なし) - 10,050 バス
/浦東空港→上海展覧館(二線)19 297 夕食/王寶和/8人分 3,166 49,445 タクシー/外灘→錦江飯店 16 250
バリから帰ってすぐにすずさんの分と合わせてビザを取り、宿泊もそれなりの所を安く予約でき、待ち合わせは成田第二の改札で。
成田から約二時間半で上海到着。
中国系エアラインは街中に近い虹橋空港が発着となるのだけれど、外国系はちょっと離れた浦東空港に到着である。
両替を済ませると宿泊ホテルの近くに止まる二線のバスで移動開始。
真ん中に球体があるちょっと不思議な外観の東方明珠塔が建つ辺りは開発区。近代的な建築が建ち並び、市街に入ってきたと思うと高層ビルの合間を縫って上海展覧館到着。そこから街を見まわしながら、歩いてホテルへ。私はふらふらと歩くの好きだからこれくらい割りと平気なのだけど、すずさんにはちょっと申し訳なかったかも。すまない〜。
宿泊の錦江飯店は、上海では老舗のホテルなのだそうだ。でも、ど〜んと聳えるいい部屋がある建物じゃなく、敷地内にはもっとお安く泊れる部屋だってあるのです。ま、その建物に行くまでとか部屋の雰囲気もそれなりだけどね。交通の便もいいし、全然オッケー。
各自で上海入りしたAさん達との待ち合わせは、彼らの泊るRegal International East Asia Hotel (富豪環球東亜酒店)のフロントで。地下鉄2駅分を街歩きしながら向かう・・・地下鉄乗りなさいって? でも街並み見ながら歩くのおもしろくて好きなんだもん。
ここでK山さんとも合流して、いざ上海蟹へ!
蟹はねぇ、もう、めっちゃ美味しかったです。紹興酒も飲んだわ〜。さすがにこの時の食費が一番高いね。翌日の蟹よりも高いって・・・。場所柄もあるんだろうなぁ。
お腹いっぱいになったら、上海の夜のお約束。外灘の夜景を見に行きましょお♪
この辺りは観光客も国内国外問わず、すっごい人出。ごったがえす中で夜景を見て小田蘭とすずさんはホテルへ戻り、Aさん達は前日に上海入りしていたK谷さん夫妻が昨日も行ったというマッサージ屋へと向かいました。
マッサージ〜〜〜〜! 私達も上海にいるうちに1回は行くわ!
今回の宿泊には朝食がついていない。・・・ので、朝はすずさんと2人で朝食を求めに外に出ます。でもね、土曜日だからかな。それともこの近辺って朝からやってるお店ってあんまりないの? とりあえず見付けた所に入って朝ごはん〜。
明細(一部抜粋) 外貨 円貨 朝食/避風糖/お粥 12 187 朝食/避風糖/チャーシューマン 7 109 地下鉄/陜西南路駅→衝山路駅 2 31 周荘/入園料 60 937 周荘/怪楼 10 156 周荘/ボート代(8人乗り) 70 1,093 昼食/8人分 460 7,184 軽食/点心 1 16 上海雑技団 150 2,343 夕食/鮮堵房/8人分 1,703 26,597
食べたら今度は地下鉄に乗って、昨日と同じ待ち合わせへ。
今日はここから車で約1時間。周荘という古い家々が残る水郷村へと向かいます。これもK山さんの案内で。いやホント何から何までお世話になりました。
もー、ここも中国人でごったがえしてるーー! 土曜日だから? 外国人より中国人のが全然多いって感じ。とーぜんお店の人も言葉は中国語オンリーでした。
市場があれば入ってみるのはお約束♪ おおおっ、豚肉のブツ切りっ! 豆腐がプリン状態で置いてあるー。蟹も魚もいるいる。やっぱ市場は面白いです。皆でハマってしまいます(笑)。
K山さんが前に来た時にはなかったというおばけ屋敷の様な建物も増えていて、のんびり歩いてお団子食べたり、水路を行き来する船に乗ったり、路地にいる猫も可愛いの〜♪
そ・し・て。
見つけてしまいました。中国のトイレ。
扉がないってのをしっかり見てきてしまいました。いえ、必要に迫られてなかったので入りませんでしたけどね。今じゃ普通のホテルやレストランのトイレはちゃんと個室になってるし、こういうのは古い公衆トイレくらいしか残ってないのかなぁ。
周荘でたっぷり半日過ごして戻ってきたら、次は上海雑技団。
開演時間は夜の7時なので、それまで女性陣はお買い物。お土産を物色しにデパートの地下に入っているスーパーへGo! そして時間までに各自で会場へ向かうのだ。
場所は中心部からはちょっと離れた馬戯城。アクロバティックな技の数々を見て、終了直後は出入口も混雑するしタクシーを捕まえる人でいっぱいになって大変だから、というK山さんのアドバイスの元、フィナーレの途中で抜けてタクシーを捕まえて夕食を食べに行くぞ。
今夜ももちろん蟹カニ♪
K山さんのおかげで蟹も観光もた〜〜っぷり堪能させていただきました。
Aさん・Tさん・K田さん・K谷さんは帰国日です。K山さんも今日の便で日本へ出張だということで、月曜日に会社をお休みする私とすずさんは2人でふらふら街歩き。
明細(一部抜粋) 外貨 円貨 タクシー/錦江飯店→預園 14 219 朝食
/南翔小籠包/小籠包16個入15 234 朝食/南翔小籠包/スープ 1 16 朝食/南翔小籠包/生姜 1 16 昼食
/新雅粤菜館/点心6種+お茶42 656 夕食/滄浪庁/三鮮菜心面 18 281 二百永新/マニキュア(COCOL) 29 453
預園にある小籠包が美味しい所で朝ご飯にしよう、と向かったはいいけどさすが有名店。めっちゃ混んでるわ。でもせっかくだから並んで食べる。
日曜日だから? ここも人多い〜〜〜。人にぶつかりながら歩く感じです。うん、確かに趣はあるんだけどね、建物の趣はね。でもこう人が多いと情緒もなにも・・・。
南京路の百貨店とかマッサージ屋に向かうと、・・・・・ここも人多い〜〜〜〜! これって日曜だからとかそういうんじゃなくって、純粋に上海の人口のせい? 中国人ぎっしりで人に酔うわ、こりゃ。
いくつかの百貨店に入るも、昨日のスーパーでお土産は終了したし、会社にも家族にも言ってないからお土産を買うこともなく、ふらふら歩いてこの日は終了。
夕飯もホテル近くで済ませて今日は早く眠るのじゃ。あああ、やっぱり夜になってもこの人込みは終わらない。ほんとーに人多いのね、中国。
やっぱり3泊4日ってのは早いよ。ゆっくりできな〜い! まぁ、K山さんのおかげで上海の一通りは堪能できたけど。もうちょっと裏道とか歩いてみたかったな。“のすたるじぃ”な部分も感じてみたいと思ってみたり。
明細(一部抜粋) 外貨 円貨 リムジンバス
/錦江飯店→浦東空港30 469 空港使用税 90 1,406
ほら、なんか上海っていうと東洋の魔都的なイメージがあったんだけど、さらっと見る限り、今やすっかり発展している近代都市って雰囲気だもん。ホテルの前で朝の太極拳している人達はいましたが。Aさん達のホテル近くの公園では、朝は太極拳に加えて社交ダンスをやっていたとか! それ見てみたかった〜。
ま、とにかく美味しいご飯は堪能した! それが今回のメインだったから、その点では大満足♪
そして関空に到着して羽田行きの飛行機までの待ち時間に会社へ電話して仕事の確認をしつつ、美味しい上海の旅は終わったのでありました。