トルコ料理は世界三大料理の1つに数えられている。 ちなみに三大料理とは、フランス料理、中華料理、トルコ料理、だ。 え? トルコ料理が入っているのが意外? いやいや、トルコ料理ってバリエーションも豊富で日本人の口にも合うし、美味しいんですよ! 「トルコ料理ってどんな料理なの?」という人でも、野菜の中にひき肉をつめる料理はいくつか知っていると思う。 例えば、ピーマンのひき肉詰めや、ロールキャベツ。 日本でよく食べられるものとはちょっと形が違うけど、こういう野菜の詰め物料理はトルコではとても一般的なのです。 「詰める」という意味を持つトルコ語の単語「ドルマ」。 この「ドルマ(ドルマス)」という名前がついた料理があったら、それは野菜なんかをくりぬいて、もしくは葉っぱなんかに包んで、その中にひき肉やお米を詰めた料理です。 ピーマン、茄子、トマト、キャベツ、ブドウの葉、ムール貝、 etc..... ・ビベル・ドルマス<Biber Dolmasi> →1999年のピーマンの肉詰 2008年のツアー中のビュッフェでも。 ・ドマテス・ドルマ<Domates Dolmasi> →トマトをくり抜いて具を詰める。 左の写真と去年食べたものはお米が入っていました。 ・カヌルヤルク<Karnuiyarik> →2008年。茄子の肉詰めだけど、ドルマとはちょっと違うらしい。 もちろん茄子のドルマ<Patlican Dolmasi>もちゃんとあります。 ・ラハナ・ドルマス<Lahana Dolmasi> →キャベツの葉包み(左の写真) ここで包んであったのはお米だけど、挽肉を包むこともあって、トルコ版ロールキャベツって感じです。 ・イマーム・バユルドゥ<?> →茄子の冷製挽肉詰め(左の写真上) 直訳すると「坊さんの気絶」なんだとか。 つまり、坊さんが気絶するくらい美味しい料理である、と(笑)。 なんで同じような茄子の肉詰めでも、暖かいものと冷たいもので名前が変わるのかは分かりませんが・・・。 ・ミディエ・ドルマス<Midye Dolmasi> →ムール貝の冷製ピラフ詰め。 ピラフとムール貝の殻に詰めて、もちろんムール貝も乗せて、レモンを絞って一口でパクっと食べます。 1999年に食べてお気に入りになった料理ですが、写真がありません。 坊さんが気絶する・・・いやいや、小田蘭が写真を撮り忘れるほど美味いです(笑)。 そして、忘れてはならないデザート! トルコのデザートは・・・というより中近東のデザートはどこの国もめちゃくちゃ甘くてシロップまみれのものも多いのだけど、そんなに甘々じゃくて日本人の口に合うものも多いです。 トルコのデザートと言えば、日本でカップアイスにもなった「ドンドルマ」。 これが日本で買えると分かった時にはもうビックリでしたね。 旅好き仲間で一時騒然(笑)。 映像では民族衣装を着たおっちゃんがぺったんぺったん棒の先にアイスをくっつけてサーブしてくれるものをイメージするかと思いますが、普通にチェーン店でも買えます。 「MADO」のアイスは美味いよー。 それほどもっちり感は強くないけれど、他の国で食べるアイスよりはやっぱりもっちり感があり、いろんな味もあるので目移りしちゃいます。 それから、トルコには美味しいコンポスト屋さんもあるのです。 コンポートって言った方がわかりやすいかな。 要は、果物のシロップ漬けですね。 シロップ漬けっていうと甘〜い印象があるんだけど、今回食べにいった所のものは程よい甘さで美味しく全部いただきました。 いろんなデザートのコンポストが揃っているので、ビンに詰まったそれらを見ているだけでもカラフルでうっとり。 そうそう、プリンも食べました。 昔ながらの素朴な味。 日本ではもうあまりなくなってしまったタイプのプリンというか、プディングでした。 トルコ料理ってまだまだ沢山美味しいものがある! 今回食べられなかったアレもコレも、あぁ、また食べに行きたいなぁ。 |
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