シリアは大統領大好きな国だと思う。 なんといっても町中いろんな所に大統領の写真が飾ってあるのだ。 個人が飾るのはもちろん、公共の場でもデカデカと掲げられている。 現在、シリアの大統領はバッシャール・アル=アサド氏。前大統領ハーフィズ・アル=アサド氏の次男だ。 2000年10月にシリアへ行った時は、その年の6月にハーフィズ・アル=アサド氏が亡くなり、現大統領のバッシャール・アル=アサド氏になったばかりの時期だったため、町中には父親と息子双方写真をいたるところで見かけたことを覚えている。 現大統領になって今年で10年、今回の旅ではさすがに前大統領の写真を見かけることは少なかった。 現大統領の写真はいろんな所で見かけることができる。 アパメア遺跡の道路脇にあった売店にも。【写真:上】 ハマではフラワー・フェスティバルの準備中に、丘の上から巨大な大統領垂れ幕を設置中だった。【写真:中】 レバノンへ行って戻ってくる時に、道路を走っている車の中から大統領の写真が見えた。 それを見ると、「あぁ、シリアに戻ってきたんだなー」と思うくらいに、シリアの風景の中に大統領の写真はとけ込んでいる。 |
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