その社内打ち合わせが8時から。
9時半からは様々な案件についての部内報告&検討会が延々続く。
2時前に遅目の昼食が終わり、午後の開始時間は──。
え? 「にじゅうごふん」から?
ふむ。割と時間があるからハミガキして資料の差し替えして・・・っと。
あれれ? 15分もしないうちに殆どの人が席からいなくなっちゃった。
えーー?! 開始は「にじごふん」から?
「25分」と「2時5分」。
声に出したら結構似ている。
同じ間違いをした人、数人(笑)。
ビザとは。
「私の国へ入ってもいいですよ」とその国の大使館(領事館)に許可してもらった証である。
例えたらJRの切符がパスポートで、新幹線の入場料や特急券がビザみたいなもの?
乗車券(パスポート)が前提条件で、新幹線の改札を通るには改めて別の切符(ビザ)が必要、ってね。
お互いの取り決めで短期の観光ならビザの必要ない国も多いのに、小田蘭の今年の旅先はなんだか見事に全部ビザがいる国だ。
入国時にその場で取得可能な国もあるけれど、時間があるなら日本で取っておいた方がやっぱり安心。
今回ビザに関してはいろんな人からいろんな話を聞かせてもらった。
「シリアのビザって取りやすくなったよ。前は1週間くらいかかって、取る時ももっと大変だったんだよー」
(中近東は何度も旅したことのある今回の同行者談)
「昔は渡航の理由を書いた英文のレポートを提出した上に高額のビザ代がかかったのでヨルダンの空港でとりました。その方が安かったので・・・ 」
(3ー4年前に旅行したヒカルさん談)
「ロシアのビザってね、発行までの日数によって金額が変わるんだよ! 即日なら●万円、翌日■万円で、1週間後受取なら▲千円だって。ちょっとこれどういうことー?」
(同時期にシリアへ行く2人の旅仲間談。ロシア経由で時間があるから外に出ようとビザを申請したらしい)
その時、その国の状況によってビザの発給には変化が生じる。
極端に言えば「昨日までは無料だったビザが今日から有料5000円」とかもありえるのだ。
もちろんその逆もあるけど。
特にアラブ世界は日本赤軍のこともあって、割と最近まで日本人はなにかと大変だったらしい。
多様に変化する世界情勢は旅行者にとっても見逃せない。
情報はここでもやっぱり重要なのだ。
シリアのビザを無事取得。今度はヨルダンだー!
ビザを発行してもらうには手続きの為にパスポートを預けなくてはならない。
パスポートがなくては申請もできないから、一つ一つ順番に取っていかないといけなくて時間がかかるのだ。
ヨルダン大使館の所在地は永田町。
最寄駅は赤坂見附。
申請&受取の時間は10:00ー12:00。
現在、日本国籍者には無料で1年間有効のマルチプルビザが発行される。
い、行けない・・・。
この時間ではフレックスも使えない。
どうしてお役所ってぇのは普通の勤め人に不便な時間しか開いていないのだ!
でもね、ヨルダンのビザは郵送でも申請&受取が可能。
しかも、ヨルダン大使館のホームページから申請書をダウンロードすることもできる!
さっすが最近はIT時代(ん?ちと違う?)。
助かるー。
郵送での手続きには10日程時間がかかるという話なので、シリアのビザを受け取った後さっそく必要書類(*)を揃えて郵便局へLet's Go!
書留郵便にてヨルダン大使館へ郵送だぁ!
パスポートを送るってことにはちょっと抵抗もあったけれど、送付から四日後、無事にビザが発行されてパスポートが返送されてきました。早いっ!
*必要書類:1.パスポート、2.申請書(写真貼付)、3.書留の切手貼付返信用封筒