タネの行方

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所長が出先からぶどうを貰って帰ってきた。

冷蔵庫に冷やしておいて、みんなが時間の空いた時に適当に食べていく。
翌日の昼食後にもまだ残っていたので、更に所内にいた数人で食べる。

「小田さん、ぶどう食べよう、ぶどう!」
その巨峰を食べながら、ぶどうのタネって面倒だよね、って話になった。
「ぶどう美味しくって好きなんだけどさ、タネだけが面倒くさくってね。いっそのこと一粒が桃くらいの大きさになってくれないかと思うよ」
「いやでも、そんな大きさになったらタネだって桃くらいの大きさになってますって(笑)」
「そういやそうかー」
「子供の頃ってさ、スイカのタネ食べると盲腸に溜まるって話しなかった?」
「ああ! ありましたねぇ、そういうの。言われた事ありますよ。でもそれって盲腸取っちゃった人はどうなるんでしょうかね」
「あれー、そうだね。子供の頃は結構真面目に盲腸に溜まるんだって思ってたけど、そんなとこまで考えなかったよ」
「私、小1で盲腸取っちゃったもんで、なんとなく……」
「…あ。オレぶどうのタネ飲んじゃった」
「じゃあお臍から芽が出てきますね。って、そういうのも言いませんでした?」
「言った言った(笑)」
「ありゃ、私も最後の1個タネ飲んじゃったかも。お臍から芽が出るー(笑)。じゃあ芽が出たら収穫しましょう」

のほほんとしたいい職場かも(笑)。

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小田蘭
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このページは、小田蘭が2003年9月11日 23:12に書いたブログ記事です。

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