Niki's Kitchen 四川家庭料理

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行ってきました!
Niki's Kitchenの四川家庭料理教室。

外にいるだけで汗が吹き出てくるような気温の土曜日、辛ーい四川料理を作って食べて夏バテなんてぶっ飛ばしちゃえ!
この日の料理の予定は3品、+お粥とお茶。

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お店に入ってさっそくお茶をいただきます。
来るまでにだいぶ汗をかいていたから水分が嬉しい!
冷たいのと暖かいお茶を両方もらい、ひとごこち。
暑いときは本当は熱いお茶がいいんだよねー、と思っていてもついつい先に冷たい方に手が出ちゃう。

このお茶がまた花がいっぱい入っていて見た目にも綺麗で美味しいの。
四川の人たちはこのお茶をいつも沢山飲んでいるらしく、だからママ(今回の先生で四川家庭料理「珍々」で腕を振るっている)のお肌もこんなに綺麗なのね!
うーん、羨ましい。

20060716-02.jpg四川の夏はもう東京なんてメじゃないくらい暑くて湿気も多く、この日の東京の暑さも四川に比べたらまだまだだそうで。
これ以上って…ミストサウナ状態だよね。
とくかく、そんなあっつい四川の夏の家庭料理を教えてもらうのです。

 お茶のセットの隣りには調味料が並び、いつもは私達が料理をいただくテーブルの上にカセットガスコンロやまな板等が用意されていた。
こぢんまりしたお店だから厨房に皆で入るのは難しいと思っていたらこういうことだったのね。
中華というと大火力での調理が必要だと思っていたけど、ガスコンロでもなんとかなるんだ!
全ての料理に活躍するのはやっぱり中華鍋。
炒めるのも茹でるのもこれ1つでオッケー。

20060716-03.jpg では、順番に始めましょう♪
あ、内容は大まかな材料とか小田蘭の感想メインですw







■四川風紅焼鶏(辛口 煮込み料理) ホンスウァオチィ

20060716-04.jpg 5ー6人分を一度に作るからさすがに鶏手羽の量もたっぷり。
生姜、花椒、八角、桂皮も入れて、もちろん唐辛子も。
唐辛子は切ったりせずにそのままごっそり入ります。
さすが四川。
今回の3品(唐辛子を使ったのは2品だけど)で唐辛子何十本使ったのかしらん。
料理酒は紹興酒!(なければ日本酒でもOK)
砂糖は黒砂糖の塊。

ポイントは、中国の醤油と日本の醤油を一緒に入れていたこと。
中国の醤油の方が濃くて色が綺麗に出るんだとか。
確かに。
なんだかたまり醤油っぽい見た目な中国醤油は中華食材店で手に入るということで、今度見に行ってみようっと。

20060716-05.jpg 中華鍋で炒めて、調味料を加え、水を入れたらお鍋に移してぐつぐつぐつぐつ。
そこで人参も加えてみたりして。
お好みで大根でもいいかもね、と家で作るときにはアレンジきかせていろいろできそう。

時々蓋を開けて煮え具合を見てみるんだけど、その時の匂いが最高!
1品目を作っている最中に早くも小田蘭、お腹がぐーぐーです(笑)。
しっかり朝ごはん食べてきたのに!


■四川涼面(四川の冷麺)シセンリャンメン

麺は普通の中華麺。
細麺の縮れ麺。
スーパーで売ってるやつね。

麺は固めに茹で、もやしは煮すぎずシャキシャキ感が残る程度でさっと茹で上げる。
このタイミングが難しそうだなぁ。
慣れかしら。
20060716-06.jpg 両方とも茹でたら水にさらして水分を切ってから暫く放置。
麺にはたっぷりごま油を絡めて放置。
えーーー?
麺も放置ですか?
どうにも私達の感覚だと作ったらすぐに食べようって意識があるんだけど、四川の冷麺(涼面)は朝作っておいてそれを1日で食べる感じなんだという。
だからごま油で麺同士が固まらないようにするのかな。

ということで、薬味をみじん切りにしたら放置して次の料理へと進む。

20060716-07.jpg で、最後の盛り付けではもやしを下に、その上に麺を載せ、麺の上から薬味をたっぷり!
見てよ、ママの盛り付けた真ん中の写真。

醤油、黒酢、ピーナツ、白砂糖、ザーサイ、花椒粉、ラー油、生姜と大蒜のすりおろしに水を加えたもの、小葱。
それらをたっぷり、絶妙な配分で乗っけて混ぜる混ぜる。
ええっ?砂糖も?? と思ったけど、これがないと味がたりないのよ。

20060716-08.jpg こちらが小田蘭盛り付けですが、どうにもやっぱりママの盛り付けたものと味が違うんだよねー。
みんなもやっぱり同じみたいで「何かが違う…」と言ってママに味見してもらうと、「あ、これは砂糖が足りない」とか即座に足りない味を指摘してくれるのでした。
素晴らしい!




■糖醋肉片(黒酢のキャベツ炒め)タンツゥゾウペー

これ、すっごく簡単で美味しい!!
唐辛子と生姜をたーっぷり使ってお手軽簡単、夏にバッチリ!
20060716-09.jpg だってね、6人分を3回に分けて2人分ずつ炒めていたんだけど、ガッツリ大きな生姜をスライスして6人分全部作り終わった時にはで最初の方の写真に写っていた生姜が綺麗になくなっていたもん。
3品のうち、一番生姜を使っていたのがこの料理。
私達が料理に使う生姜って、2ー3人ならスーパーで小振りの生姜を買ってきてそれでも使い切らなかったりするのに、この生姜の使いっぷりの豪快さ!
これが四川の暑くて湿度の高い夏を乗り切る秘訣なのかしらん。

生姜を使う時のポイントは、新生姜を使うことと、ここではスライスした生姜を塩揉みすること。
塩揉みか!!
20060716-10.jpg 作り方はホント簡単。
中華鍋に順番に材料を入れてササっと炒めて黒酢をまわしかけるだけ。
黒酢は醤油と酢と砂糖で作ったもの。
調味料の量で辛さも調節できるし、この生姜と黒酢が食欲をそそるのですよ。



できあがったらテーブルに並べて皆で「いっただっきまーす♪」。

鶏手羽の煮込みいい味!!
冷麺はラー油をたっぷり使っているだけあって辛いんだけど、この辛さが夏にはいい!
冷房効いてる店内なのに汗がどんどん出てくるもん。
この冷麺とお粥が四川の夏の定番のようです。
豚肉の黒酢キャベツ炒めは辛さの違う3パターンを食べ比べ。

やっぱここのラー油ってば最高!
いろんな所から取材がくるのも分かるわー。
最後に自家製ラー油と花椒油を買ってきました。

8月以降もクラスは開催されるようなので、興味のある人は是非是非♪
Niki's Kitchen
http://www.nikikitchen.com/
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小田蘭
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このページは、小田蘭が2006年7月16日 17:05に書いたブログ記事です。

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