あっちもこっちも

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先日、鍼灸院の先生に聞かれました。
「小田さんは“背中に目がついているタイプ”と“鼻が利くタイプ”で言ったらどっち?」

んー、“鼻が利くタイプ”ですかねぇ・・・。
地図持ってても結構勘で歩いちゃう方ですし、適当に歩いていても最後にはちゃんと目的地に到着しているというか。

そんなことを聞かれた訳は、どうやらこの内臓が下がって肩凝りや首筋に芯のようなものが残る原因は座り方や姿勢の問題だけではないようで。
小説家や漫画家や音楽家や、何かをを生み出す人には文字通り「身を削って作品を作っている」という人が多いという。
先生から聞いた話によると、小説家さんの作家活動が佳境に入っている時にその人が体調不良で病院に運び込まれた時なんか「治療するなら今書いている話が終わってからにしてください! この感覚をなくしたくないんです!」と言ったことがあったとか。
そういうようなことがあるんじゃないか、と私にそんな質問をしたらしい。

うーん、写真撮ったり文章書いたりする創作活動って時々やるけど、それを本職にしている人ほど「身を削って作品を作る」ってなものじゃないし。
あぁ、でもやりたいことは多いから、同時進行であっちもこっちも手を出しちゃうことはありますね。
普通に仕事をしているのはもちろん、仕事でも特に12月くらいは同時進行でいろんなことが進んでいたし。
発表会のチームでもついついあれやこれやと自分から動いちゃいましたし。
好きなことってつい手が出ちゃうんですよね。

「あぁ! それです、それ。あっちもこっちもね!」
「普通は左右の目で同じ方向を見ているものだけど、小田さんの場合は右目で右を見て、左目で左を見て、という感じであっちもこっちも同時に処理しているんですよ」
「人間の目は左右を同時に見ることはできないじゃないですか。例えですけど、実際に物を見るということじゃなくて、小田さんは感覚的に無意識のうちにそういうことが出来ちゃうから、自分でそういうつもりはなくても、言ってみれば無理矢理な使い方になっちゃって、小田さんの場合はそれが内臓が下がるという体の変化に現れて、下がった内臓を持ち上げるために肩や首に肩凝りや首のハリという症状としてでちゃっているんだと思いますよ」

はぁー。
これ聞いてなんか納得しちゃった。
鍼灸の先生も「あっちもこっちも」で腑に落ちたように納得していたけど、説明聞いて私も納得。
そうか、これが「空軍」と言われる所以でもあるのかな。 
そしてそれはなかなか出来ない人の方が多いのか。
でも体は普通の人だから、自分では無理している意識はなくても素直に体に出ちゃうのね。
まぁ、今までは体に出なかったとしても、年齢を重ねるにつれて衰えていく部分ってのは当然あるしなぁ。

それに、この「あっちもこっちも」状態は、やりたいことが多い小田蘭にとっては無意識のうちにできる嬉しい才能ということでもあるんだな。きっと。
これからはきちんとメンテナンスしながら無理はさせずにいきましょう。
っても無意識だからなー・・・(苦笑)。

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小田蘭
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このページは、小田蘭が2009年4月 8日 22:22に書いたブログ記事です。

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