道を聞かれやすい人は、道を聞く人でした。

日帰りの札幌出張。
仕事も終わって札幌駅に到着した際に、同行者がマクドナルドに寄りたいと言い出した。
携帯を忘れてしまったので、急ぎの用件がないか手持ちのノートPCでメールをチェックしたいのだと。
新千歳の空港では無線が繋がらなかったらしく、マクドナルドならYahoo!の無線LANが使えるから、と。

でも同行者は誰も札幌に詳しくない。
マクドナルドなら駅の近くにあるんじゃない？
と、駅を出て周りを見渡してみても見当たらない。

特に探したりしてない時は結構見かけるのに、探し出すとこういうのって見つからないんだよねー。
と３人で言いつつ。

「じゃあそこら辺の人に聞いてみましょう！」
と、小田蘭。

躊躇もせずにさっそく近くを歩いていた若いカップルに声をかける。
むむ、地元の人じゃなかった。
じゃあこっちのおねーちゃん！
「マクドナルドなら札駅（“さつえき”って言うんだ！）の地下にありますよ」
ありがとうございます！

「分かりましたよー、駅の地下だそうです」

同行者、ちょっとびっくり状態。
え…？
だってぐるぐる回るより聞いた方が早いじゃん！

って、そうかー。
私がよく道聞かれたりするのは、自分がこうやってすぐに聞いちゃうから？
知らない人でも普通に声かけちゃう雰囲気が道を聞こうとする人にも伝わるの？

その後、空港でビールを飲みながら飛行機を待つ間に旅の話になり、
「小田さんってそれなりに英語話せるんですか？」
「いーえ、簡単旅行者単語です。後は度胸で！」
と言ったら、
「それはさっきので充分分かりました」
と言われちゃいました。
あら。。。