シーシャ。
エジプトでは水タバコのことをこう言います。
トルコではナルギレ、シリアではアルギーレ、と言い、イランではカリユンとかガリヤーンとか。
最近は東京でも水タバコ屋が増えていて、私がよくビールを飲んでいる渋谷にも何店舗かオープンしました。
なんだろう、この水タバコブーム。
夏には水タバコに関する薄い本(笑。同人誌のことですが)を目にすることもあり、同じく日本のクラフトビール本も見つけちゃったりして、こうやって同人誌が出てくると世間一般でもそれなりに普及しつつあるんだなぁと思うわけです。
ボリュームゾーンにはまだだけどアーリーアダプター層くらい...って感じかしらん(@イノベーター理論)
そんな水タバコ。
中東を旅していると欧米資本ではない地元の喫茶店の店先の路上にテーブルを出してふかしている光景もよく目にします。
かくいう私も初シーシャはシリアの土産物屋の店先で、当時シリアに在住していた旅友の友人がふかしていたのをひとふかしさせてもらったのが最初でした。
(下の写真は2012年10月のエジプトにて、シーシャを用意してくれているお店の人)
(下の写真は2012年10月のエジプトにて、シーシャを用意してくれているお店の人)
水タバコは1メートルくらいの高さの専用器具を用いた喫煙方法で、水をフィルター代わりにするので吸い込んだ時のボコボコいう水と、葉っぱにいろんな香りを付けたちょっと独特の甘い香りが特徴です。
慣れると町を歩いていて「ん?この香りは...。近くに水タバコやってるお店があるな」と分かるもの(笑)。
1本で1~2時間ふかせるというゆったり感もすごく好き。
普通の紙巻きタバコはやらないけれど、水タバコはこのゆったり感と水音と甘い香りがお気に入りなのです。
今まではそんなゆったりイメージで好きだけどなかなかふかす機会もなく、たま~に中近東系料理屋さんで友人達と回しふかすくらいでした。
ところが。
去年渋谷にシーシャ屋ができて、よく行くビールバーのスタッフが掛け持ちでそのお店にも入っているので最近は1人で1本ふかすことが多くなりました。
そしていつのまにやらそのシーシャ屋も3店舗展開。
渋谷に2つ、吉祥寺に1つ。
渋谷1号店は等身大(以上?)サイズのエルヴィス・プレスリーが腕にシーシャのホースをひっかけてお出迎えしてくれてインパクト大!(笑)
吉祥寺店は店舗サイズが広くてソファもゆったりできるものがあれこれあって根っこが生えそうなほどまったりできて、ここでベリーダンスのショーとかアラブ音楽演奏とかやったら最高だろうなぁ。
渋谷2号店は京王井の頭線沿いだから駅近で行きやすい。
8月は旅友がエジプトから一時帰国していたので週1シーシャを堪能しました。
まったりシーシャライフ。
たまにはいいよね。