初日をドキュメンタリー映画監督の石井かほり氏と観劇。
楽前日をヴィンテージ・クラリネット奏者と観劇。
4月に渋谷飲み仲間が開催した山形県鶴岡市の酒蔵社長を招いたお花見に、酒蔵社長が声をかけて呼んでいたのが以前日本酒のドキュメンタリーを撮った石井かほり監督。
その時にいろいろお話していたら、なんと石井監督のデビュー作のナレーションが白崎映美さんだったということで。
「!!!」
「今度白崎さんが主演の舞台がありますよ!」
とお誘いして一緒に観劇できて、いろんなご縁で白崎映美さんと再会のお手伝いができたのもとても嬉しい♪
石井さんが『キレイ』初演をご覧になっていたというのもさらに!!
初日は前の方に座ったらクライマックスで台詞が聞こえずらい箇所があったりと音の調整が微妙な所もありましたが、千秋楽の前日のは座る場所を変えたのもあるのか、初日から調整してきたのものあるのか、音の聞こえが格段に良くなってました。
お芝居自体も細部がいろいろと変わっていて、こういう変化があるから時間とお金が許せばお芝居って何度か観たくなるんだなぁ。
いわき公演と山形公演がこれからあるし友達で観に行く人がいるから詳細にはあまり触れられないけど、この舞台を東北に...特に福島の浜通りに持って行く意味をかみしめたい。
というか、東京で観ててもいわきでどうなるかを目撃してみたいとも思う。
や、エンターテイメントですよ!バカバカしくて泥臭く力押しな所もあるけれど、自分の中にも眠る種火に気付かされて知らず熱くなるような。
休憩なし2時間半の演目はお芝居を観慣れない人にはちょっと長く感じるかもしれないけど、白崎映美さんと伊藤ヨタロウさんという存在感のカタマリの歌歌いお二方のデュエットから後半の展開がもう、舞台装置含めて圧倒されてたまらんです。
これらが全部、役者も含めたスタッフ総出の手作りだというのも驚きで必見。
あとね、初日は違ったと思うのだけど、劇中ヨタロウさんがポロリと歌う歌が「薔薇より赤い心臓の歌」になっていて、今回の衣装の手元がそのPVと同じ感じで、登場せず語られるだけの人物サンベの言葉の意味と重なって震えるしかなかった。
まつろわぬ民2017
「薔薇より赤い心臓の歌」PV youtubeより