今年のイスラーム映画祭4はもっと観たいのあったけどタイムスケジュール的に3組4本。
戦争背景の内容が多いのは、彼の地で起きていることを思うとどうしても...ね。
イスラーム映画祭
「西ベイルート」
レバノン内戦を少年の目線で描くストーリーは危なっかしい部分もあり、クスリと笑っちゃう所もあるのがいい。
デモ隊に紛れてヤバくなって車に隠れたら娼館に辿り着き...ってあたりからの娼館ボスのおばちゃんがいいぞ!
West Beyrouth | FILM ANNONCE from 3B/Tessalit on Vimeo.
「その手を離さないで」
シリアからトルコに逃れた実際の難民の子供が演じているというのが胸にくる。
街でティッシュを売り歩いて逞しく生きているようでもやはり心の傷跡は深い。
「気乗りのしない革命家」
アラブの春が始まった頃のイエメンで観光業を営む現地ガイドを通して取材したドキュメンタリー。
『ニンゲン御破算(産)』を思い出してしまったのは、内戦と観光というキーワードだ。
ばあさん達が豆投げてるシーンが重なった。
「イエメン:子どもたちと戦争」
シリア程語られていない気がするけれども最悪の状態にあるイエメンの今の声を現地の子供達が国連に届けようと集めてまわる。子供ならではの直接的なインタビューが刺さるなぁ。