最近の読書

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仕事関係では、「テストの科学」「企業内人材育成入門」。
異動してからまた必要になる考え方が変わってきたのでこういうものも読んだ方がいいと課題図書(笑)。

「テストの科学 ― 試験にかかわるすべての人に」
池田央(著)、1992年刊、日本文化科学社
http://www.jiem.co.jp/press/20080115.html
結構昔の本で、本のカバーの折り返し部分にある著者近影なんかすごく昭和なかほり(笑)。
でも内容は今でも通じるんですよね。
どうも「テスト」というと受ける側からは即座にいや~な拒否反応が出てしまうんですが、本来テストというのはこういう所までしっかり考えて作るものなのだと認識を新たにしました。
PCによる分析なんかも容易にできるようになった現在こそ、もっとしっかりしたテストが作られてしかるべきじゃないかと思わされます。

「企業内人材育成入門 人を育てる心理・教育学の基本理論を学ぶ」
中原淳(編著) 荒木潤子/北村士朗/長岡健/橋本諭(著) ダイヤモンド社 
http://book.diamond.co.jp/cgi-bin/d3olp114cg?isbn=978-4-478-44055-1
こちらはまだ読み途中。
こんなタイトル読んでいるとなんかエラソーですねぇ(笑)。
まぁそういう部門にいるので考え方として知っておいた方がいいということで、チーム員必読の書らしいです。


そして趣味の旅関係。
「孤独な鳥はやさしくうたう」
田中真知(著)、2008年6月25日発売
http://www.ryokojin.co.jp/books/62kodokunatori/kodokunatori.html
最近Twitterで田中真知さんをフォローするようになって、そういえば「旅行人」を買っていた頃に掲載されていたものを読んでいたなぁ...と思いだしたら気になってしまったのです。
「アフリカ旅物語」とか持っていたっけ。
この本(孤独な鳥はやさしくうたう)は「旅行人」で読んだことがあるものが多いので、改めて読みながら既視感を覚えつつ。
中でも特に印象に残っているのは「マダガスカルの長い夜」とか「バルセロナのストーカー(旧題)」で、タイトルを見てうろ覚えながらも内容が蘇ってきたのはやっぱりすごく文章として好きだったんだなぁ。
改めて読んでみて、「旅行人」で読んでいた頃は行ったことがなくて名前だけ知っていたという場所が、今ではいくつも行ったことがあって既知の場所となっているのがまた以前とは違う読後感を生んでくれるのだった。
「追いかけてバルセロナ(改題)」ではこの話の当時とは状況は違うものの、去年行ったばかりのスペインの地名やバルセロナの名所や通りの名前を追いかけながら自分の頭の中でもその移動がリアルに想像できたりして。
うん、やっぱりこの人の文章好きだ。

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このページは、小田蘭が2011年2月23日 22:03に書いたブログ記事です。

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