今回の発表会で踊った曲は、トルコのベリーダンサーDidemのCDの中に入っている曲「Kime Ne?」とそれに続けてドラムソロの曲を追加したもの。
振り付けは違うけどDidemが「Kime Ne?」の曲で踊っている動画はこちら(↓)
後半にドラムソロが入っているけど、私達が踊った曲とは違います。
発表会当日に同じチームの人が「『Kime Ne?』ってトルコ語で『誰にも関係ない』っていう意味なんだって」と言っていたので、自分でもちょっと調べてみました。
『kime』は『kim』の方向格で、『kim』は日本語で『誰』という意味。
方向格とはその名の通り空間的・抽象的な方向の意味を持ち、言外に「~の方向へ」「~に向けて」「~の方へ」という意味を含む感じですかね。
『ne』は日本語では『何』という意味。
旅行者がよく使うフレーズとしては、金額を聞く時に使う『Ne kadar(ネ・カダル)?』でしょうか。
『(値段は)いくら?』って意味ですね。
いつぞやのトルコでは滞在ホテルでMTVを見ていたら歌の中で『Ne kadar(ネ・カダル)』って単語が聞こえてきて驚いたけど、その場にいた旅友との話でこの時の『Ne kadar(ネ・カダル)』は「『どれくらいあなたが好き』っていうような意味じゃない?」ということで落ち着きました。
(...なんだけど、本当のトコロどうなんだろう(汗))
で。
『Kime ne?』を和訳すると、『誰に何の関係があるっていうの?』。←なんとなくオンナ言葉w
意訳すると、『誰にも関係ないことでしょ?』って感じかな。
なんか自由な感じでいいかも。
でもね、「誰にも関係ない」って話を聞いた時は、教えてくれた人と周りにいた人とかで一瞬某芸人さんの「そんなの関係ねぇ!」が思い浮かんで皆で笑っちゃったのよー。
「そんなの誰にも関係ないでしょ?」ってツンとすまして踊るのと、「そんなの関係ねぇ」じゃ大違い(笑)。
カッコイイ曲や振りが一気にお笑いになっちゃうわ。
こんな感じでちょっと調べてみたのですが、言語学ってやっぱおもしろいね。
ウラル語族とかアルタイ語族とか、なんか学生の頃に勉強したなー...と思い出しちゃった。
そんなの関係ねぇ?
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