現場からは見えないオシゴト

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この業界は特殊だとよく言われるけれど、それは研修制度にもよく表れていると改めて再認識している所です。
既存のLMSでは負いきれないのかなー。

新システムの導入についてIT部門やベンダーさんと要件定義や運用設計の真っ最中なのですが。
ウチの要求が細かすぎるのか?
過保護すぎるのか?

こぼれおちる人まで全員をすくいあげる。
ここまでは最低限できて欲しい。
そして更に上を目指す人にもそれなりの道筋を示してあげる。

ベンダーさんにもIT部門にも「ここまでやってる(考えてる)とは思わなかった」と驚かれるくらい。
同じ本部内から異動してきた人にさえここまで考えてやってるんだって驚かれることがあるくらいだから、現場からはなかなか見えないオシゴトなのよね。

個人的には「目指す所がある人は自分でやるでしょ」とか「必要だと思ったら自分でやるし、そうじゃないと伸びないよ」とか「強制させてもあまり実にならない」とか、どちらかというと突き放しタイプな考え方なんだけどさ。
この業界でこの部署にいるとそうは言っていられないのだった。

「今日のメシのタネ」を育てて収穫する"人"に対する部分を担うウチの部署。
「今日のメシのタネ」を収穫する人の結果は数字として分かりやすいけど、その人に対する教育・研修の結果はすぐには出てこない。
それでもここをないがしろにしては「今日のメシ」の収穫もどんどん落ちて行くと思う訳ですよ。
"ヒト""モノ""カネ"と言われるように(今は"情報"も?)、言われる順番にも見られるように、"ヒト"ってのは根幹をなす部分。

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このページは、小田蘭が2012年5月15日 22:27に書いたブログ記事です。

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