想像力

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最近常々思うこと。
何をやるにしても想像力って大事だよね。
いやね、もうなんというか。

「そういうことは考えてなかった」
「え、そうなんですか」
「知らないんで」

これ、異動してきて半年以上が経つ白髪のオジサマの台詞ですか?
入社したての新人じゃないんだから...。
いくら畑違いの部門から来たにしても長年この会社で働いていた訳でしょ?
自分の業務周りのことくらい知らないなら聞いたり調べたりしようよ。
というか、それ以前にこういうことが起こったらどう対応するとか、そういう想定がないってどういうこと?

その人のそういう台詞を聞くにつけ、以前読んだ漫画の台詞を思い出す訳です。
ジャンプで連載中の「暗殺教室」って漫画なんだけど。

コロ:『イリーナ先生、プロの殺し屋として伺いますが、あなたはいつも仕事をする時、用意するプランは一つですか?』
イリーナ:『いいえ、本命のプランなんて思った通り行く事の方が少ないわ。
      不測の事態に備えて予備のプランをより綿密に作っておくのが暗殺の基本よ』
コロ:『では次に烏間先生、ナイフ術を生徒に教える時、重要なのは第一撃だけですか?』
カラスマ:『第一撃はもちろん最重要だが、次の動きも大切だ。
      強敵相手では第一撃は高確率でかわされる。
      その後の第二撃、第三撃をいかに高精度で繰り出すかが勝敗を分ける』

ここに出てくる「予備のプラン」とか「第二撃、第三撃」って、それって想像力だよね。
こうした時に向こうがこうきたらこう返す、とかさ。
これやってもこういう風にならなかったらこうしようてみるか、とかさ。

私は結構何かやるとなったらいろいろ想像(というか妄想?(笑))をぐるぐる考えて、それも楽しんじゃう方なんだけど、それって他の人達やらないの?
前述の会話ってすごく納得いったし、そうそうそうだよねって共感したんだけど。

仕事だけじゃなくて何をやるにも、最初に想定した所に到達するまでに1つのやり方にだけ固執していたらそのやり方が上手くいかなかったらどうするの?
あらかじめ他の方法を考えていなかったとしても、何か起こった時にすぐ方向転換できてぱっと対応できる人って普段の経験や想像力がモノをいうと思うわけです。

最初はいちいち話をしていたのだけど、そのうち向こうもキレてくるようになったので最近は放置状態です。
ワタシ、そんなに親切じゃないもんね。
頑張ってる人とかいろいろ模索している人には出来る限りのことはしてあげたいと思うけど、そもそもそういう意識のない人に関わってるほど暇でもないし。
とはいえ、仕事なんで関わらざるを得ない部分もあるんだけど。
そこはまぁ、なんとか...ね(笑)。

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このページは、小田蘭が2012年12月22日 00:27に書いたブログ記事です。

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