ヨルジュ・ヨルダシュ
トルコ語で「旅」にまつわる単語を重ねたユニット名。
バイオリンの太田惠資さんがリーダーのユニットで、メンバーはギターに今堀恒雄さん、パーカッションに岡部洋一さん。
即興を主とするジャムバンドというのがまたそそるじゃないですか。
この間 KILLING FLOOR で行ったライヴハウスでやるというのを見つけて、やっぱり「これは!」とチケット取っちゃいました。
太田さんのお名前はZABADAK周辺でよくお見かけしていて、実際にそういう人達と一緒の演奏で聞いたこともあるはずなんだけど、メインでの演奏を聴いたことがなかったので気になっていたのです。
そうしたら今堀さんと一緒にジャムバンドやってるなんて!
やっぱり結局繋がっていく(何がとはもう言わないw)。
チケットには19時半スタートと表示されていたので慌てて向かったらライヴハウス前の道で今堀さんとすれ違い、「あれ?スタート何時?」と会場前の看板を見たら20時スタートだったという。
最初から聴けて良かったです。
やー、ヨルジュ・ヨルダシュ良かった。
休憩をはさんで1部2部とあったのだけど、それぞれ50分程ステージにいる間は3人で何かしら音を出していて、それぞれがメインの音が入れ替わりながら、曲調が変わりながら、様々に変化していく。
今堀さんのギターがすごいのはオトコンテでも充分存じ上げておりましたが、初めて観るパーカッションの岡部さんもすごっ!
足でシンバルのリズムを刻みつつ、片手でカホンを叩き、片手でスティックを操るとか初めて見た。
いやぁ、3人共がすごい人達でした。
2部では「西の風、晴れ」との声をミニ拡声器で間にはさみ、あぁ今日は真珠湾攻撃の...開戦の日だったのですね。
そしてアンコールではエノケンを歌う太田さん。
何十年も前の歌なのに、今の時代でも違和感ない内容だなんて。
こんな歴史は繰り返したくない。