オトコンテVol.7「吉祥寺 地下室の密会」?「吉祥寺 地下集合」?

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オトコンテ2015
~キレイな作戦会議ツアー~ もしくは ~ハレ・ケ・ケガレレツアー~

あー、また貼れるリンクがない。。。
しかもこれ、ツアータイトルやライヴタイトルが告知媒体によって違ったりして「どっち?」と思ったりもして。
どっちも正解らしいですが、『キレイ』初日と同時告知(しかも物販コーナーにひっそり置かれたフライヤーが初告知?)でバタバタしていたんだろうなぁ、きっと。とか思ってしまうのでした。
本当にご自身のことは情報が知る人のみ知るみたいになっちゃってて、もったいないというかなんというか。
まぁその辺りがマニア心をくすぐるんですかね? それを狙ってるんですかね?(笑)←いや、笑いごっちゃない。

金曜日なので早上がり曜日の小田蘭としては、周年イベントやってるいつもの渋谷のお店ででビールをひっかけてから吉祥寺に移動。
それでも開場時間に間に合ってしまうのが早上がりの(早上がり出来る状況になった最近のオシゴト状況の)有難いトコロです。
いやね、今回のチケットは年末にここの会場で別なライヴを観に来た時に買ったのですが、そしたらチケット番号がヒトケタだったし、『キレイ』を一緒に観に行った人に声かけたけど無反応だったから結局1人で行くことになったし、だったらここのカウンターに座ってみたいと思って開場時間に合わせて行っちゃいました。
開場時間ほぼピッタリに到着すると既に何名か並んでいる方々がいて、階段を下りて会場売りのチケットを持っている人が並んでいる辺りに行くとリハの音が漏れ聞こえてる。
うわー、こんなギリギリまでやってるんだ。
ということで当然開場時間もちょいと押しまして、無事にお目当てのカウンター席に座れて待つこと約1時間。

薄暗く静かに張りつめた空気感の中、今堀さんのギターからファスビンダー『ゴミ、都市そして死』の劇中歌(そんなことで世界は滅びやしない)で始まる構成は本当にゾクゾクする。
1月末にヨタロウBANDを観てから2週間でオトコンテ。
バンド編成と2人編成でどちらもヴォーカルはヨタロウさんですが、魅せてくれるカラーが違ってどちらも魅力的。
言うなればヨタロウBANDはワクワクするし、オトコンテはゾクゾクする。

「アルルカン急行」とか「Jeune Fille」とか「錦絵の都」とか「Cruel Moment」とかとか、ギターと歌だけで聴くとその曲の凄さに改めてヤラレてしまうものが多くてホントどうしようかと。
このユニットは素晴らしすぎる。

さて。
今回はツアータイトルにもあるように、『キレイ』特集ということで、1/25(日)東流会のヨタロウBANDよりも更に『キレイ』色強めでした。
『キレイ』ではアンサンブルとして出演していた皆本麻帆さんをゲストに迎え、ツアーも一緒に回るとか。
『キレイ』音楽監督の門司肇さんは吉祥寺だけなのかな?
皆本麻帆さんは、『キレイ』曲だけではなくメトロファルスの曲にもコーラスで参加されたり一緒に歌ったりされてました。
ヨタロウさんが引っ込んで1人だけで「謙遜したよ」「キレイ」を歌うコーナーもあり、ヨタロウさんと一緒にデュエットで「ここにいないあなたが好き」を歌ったり。信頼されているのだなぁ。
しかし作った本人自らも言うように、「ここにいない...」は本当に難しい曲なんだなぁ。
それを舞台上でしっかり歌い上げていたお2人はさすがとしか言いようがない。初演再演の秋山さんといい再再演の田畑さんといい、村杉さんといい。

門司肇さんとヨタロウさんの2人コーナーはMCで打合せを再開したりとぐだぐだながらも(笑)、「タイムクエイクオペレッタ」から「ハレルヤ(@キレイ)」へ、「カミサマの言うとおり(@キレイ)」から「憂いの玉箒」へと流れる歌詞構成は1曲で2度オイシイ。
そこら辺の(なんでキレイでメトロの曲が使われていたのかという)裏話もちょこっと。
初演の時に自分(カミ)が歌うシーンを後回しにして曲を作っていったら、自分の所は結局メトロの曲に歌詞を乗せることになっちゃったようで。
あー、そうなのか。だから『キレイ』に使われているインストにもメトロ曲があるのね。
出兵の楽隊シーンで「俺さま祭り」とか、カスミお嬢様誕生日の舞踏会シーンで「夜に波打つ」とか、初演のハリコナ救出作戦の時の曲とか(曲名なに~?)。
楽隊シーンといえば、今回そこで着ていた衣装のマントを皆本さんとヨタロウさんが羽織ってさまよえる楽隊を歌っていたのが可愛かった。
楽隊役の1人がいらないと言ったからヨタロウさんが貰ってきたとか?
いやん、あのマント可愛い♪(実用性はないかもだけど)
衣装捨てちゃうのもったいないね。でもまぁ1人何着も着替えがあった衣装だから物量的に全て保管したり貰って帰れるわけもなく。『キレイ』の衣装なんてどれもこれも実用性がある訳でもなく(笑)。舞台セットもそうだろうけど、廃棄なのはもったいないけど仕方ないか。

毎回のようにやっている「愚かなる者に降る雨は」は、その時々で歌詞を変えて情勢を憂うという意味でメトロでやってた新聞読みの歌と同じタイプだよね。「I don't wanna losing U」も久しぶりに聴きたいな。

MCではオトコンテツアーの話や、2月末に出演する舞台の話、え?今年ファスビンダーの再演もあるの?
ってか、ご本人もMCで「馬車馬のように働いてる」とおっしゃっておりましたが、本当にオシゴト三昧ですね。
ライヴもちょこちょこやってるし、メトロファルスが盆暮れバンドとか言われていた頃に比べるとここ1-2年の働きっぷりはどうしたことかと思うくらい。
いやまぁ、盆暮れバンドと言われていた頃でも各人いろいろやっていたんだろうとは思いますケド。あの頃はtwitterもFBもなかったしネットも今ほど発達していなかったしね。
何はともあれ、お体にはお気を付けくださいまし。

大阪・京都・名古屋のオトコンテツアーなんて、2月末のお芝居の稽古期間中(しかも短い稽古期間)なのに連日移動しながら3日間連続ライヴとはこれいかに。
舞台とライヴの双方を見込んだスケジュール調整ってどうなってるのーっ?
何故にこんなスケジュールになったのかしらん、とちょっと心配してしまうですよ。
『キレイ』の後にノンストップでこれって若者でもハードだろうに、ましてやヨタロウさん来年赤いちゃんちゃんこ...(汗)。
御身お大事に...。

そしてそんな大変なスケジュールなのにオトコンテツアーも2月末の舞台も予約状況イマイチのようなのがなんとも。
ツアーは間に祝日が1日あるとは言え前後は平日だしね。
私も次の週に常連ビアバーの面々とマウイ島に行く予定がなければツアー全部回りたかったけどさ。金土日とかだったら2ヶ所くらい行けたかもしんないけどさ。さすがに1週間まるっと休む前の週のど真ん中にこれはちょいと無理...。

私のように過去メトロファルス本体しかライヴに行っていなかったという人もオトコンテは1度観たら絶対感動するから、是非そういう人達にも観に行って欲しいなぁ。
んー、もうちょっとそういう人達に伝わるような告知手法をもっと以前から、それこそ告知された頃からどうにか。
などと常々思ってしまうのはそういうマーケティング部門にいたこともあるサガなのかしらん、わたし。
せっかくメトロファルスのサイトがあって各個人の部屋(ページ)もあるんだから、そこで今までやったヨタロウBANDやオトコンテのセットリストやライヴレポとか載せたら往年のメトロファンが気になって来るかもしれないじゃ~ん。
とかね。
いやいや、なにオシゴトモードになってんだわたし(笑)。

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とか、なんだかんだ言いつつ結局は大阪も京都も名古屋も結構人が入っていたようですね。
よかったよかった。

メトロファルスの頃からですが、このライヴタイトルの名付けがまた秀逸なんだよなぁ。
多分ヨタロウさんなんだろうとは思うのだけど。
今回のオトコンテツアーもそれぞれに合わせたタイトルになっていて、

2/6(金)吉祥寺:地下室の密会 or 地下集合
 →会場のマンダラ2は地下1F。
  『キレイ』でも誘拐されたケガレは地下室に幽閉されていて、カミが現れたのもその地下室。
  そして最後のケガレとミソギ(ミサ)の邂逅シーン(カミも出てきた)も地下室。
  そこらへんもかけているのか。

2/10(火)大阪:梅田に咲く
2/11(水/祝)京都:御所南に下レ
2/12(木)名古屋:今行け
 →それぞれでやるライヴハウスの場所にかけているようで...。
  名古屋のライヴ場所は「今池」という地名だ(笑)。

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小田蘭
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このページは、小田蘭が2015年2月 6日 23:39に書いたブログ記事です。

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