年に一度の甲子園(笑)。
参加者それぞれ相当に気合いの入るお披露目の場です。
私は前回(2016年12月)に続いて生演奏ソロと、今回はいつものクラスメンバーと共に群舞にも参加しました。
そもそも発表会とかハフラで生徒が生演奏を踊るなんてことはそうないし、しかもアラブ音楽界隈で引っ張りだこな人達の演奏でソロが踊れる機会なんて!
前回踊らせてもらったから今回は他の人達に...とも思っていたのですが相談していたら曲をオススメしていただいたり、出来る機会があるならやんなきゃもったいない!と11月には参加を決めて聴きこんで個人レッスンに自主練三昧。
生演奏の奏者3名と先生がエジプト滞在中に練習用の曲を録音してくれて、その音源でずっと練習できていたという贅沢っぷりもなかなか経験できることではないですよね。
まだまだ課題はあるけれど、来てくれた昔からのお友達に「生演奏が良かったのか蘭ちゃんの雰囲気に合っていて素敵だった」と言われて嬉しかったし、ベリーダンスを初めて観る友人知人も沢山来てくれて有難いことこの上なしでした。
やっぱり生演奏で踊るのって気持ちいいんです。
ミュージシャン達もこちらをよく見て動きに合わせて音をくれるし、こちらも音楽を感じながら奏者の呼吸が分かって動けるし、それがもう気持ちいいったらない。
生演奏ソロも全て先生と共に振付を作っていくのですが、今回は曲の一部にバイオリンのタクシーム(即興演奏部分)があって、練習用の音源でそこの部分も振りを作っていました。
でも、なにしろタクシームなのでそこは演奏者のその場の雰囲気とノリでメロディも変わるし伸び縮みする訳です。
最初のミュージシャン合わせリハで作っていた振りが終わりそうになってもメロディが続くのが分かったのでこっちも即興対応したりして。
監修してくれていたラティーファ先生にも「なんか行けそうだったからそのまま観てた」と言われたのは、前回からの生演奏指導で教わっていた賜物かも。
本番当日も同じくその部分は決めずに臨みました。
2/1東流会でもきっかけを当日確認して2曲即興で踊れたのも、曲をよく知っていたこともあるけど、きっとこういう指導の蓄積。
4年前だったらヨタロウさんに「踊ってよ」と言われても無理だったと思う。
そう思うとラティーファクラスにお世話になってから自分も成長したなぁ。
群舞は長く一緒のクラスで練習してきた人たちと一緒の安心感と、でも当日まではエジプトあるあるで爆笑しつつもワタワタな準備がね(笑)。
当日も、6人で踊るのは想定以上に狭くて場所によっては端の天井も低くて、アサヤ回してたら天井に当たるわ、本番で横を見たら前後で事故ってるわ、完成された踊りには遠かったけど楽しさだけは満載でした。
お揃いで作ってもらった衣装も可愛かったのに、みんな群舞の他にソロも踊っていたから着替えでバタバタしていて群舞のみんなで写真撮れなかったのだけがもったいなかった!