劇団鹿殺し
http://shika564.com/演出して主演も務める座長が文化庁の新進芸術家海外留学で1年間カナダに行っていて、帰国後初の本格復活公演! ということで観に行ってみました。
去年の春にここの楽隊メンバーが主体となった「楽団鹿殺し」公演は観ていたけれど、本家の舞台は初。
去年も客演が主体となる新作公演があったんだけど、なんというか内容が恐っぽかったのでパスしていたのですよ。
精神的にも物理的にも恐いのや痛いのって苦手なんで。
でもこの復活公演もあらすじを見てるともしかしてそんな感じっぽい??
...と思いつつ観に行きましたらやはり。。。。
あー...ごめんなさい、私ちょっと個人的にこういう痛い内容は苦手でした。
舞台の使い方や、屋根の上でビオラを弾いていたり、楽隊を絡ませてくるのや蝿キャラの人達の動きとか演出的には好きだしおもしろいと思うんだよ。
でもでも、去年もそうだったけど楽隊の音ももうちょっとな感じはやっぱりあるし。
パワーで押し切る的な感じも一部否めない。
それでも去年の音栗毛は、そういうパワーが勢いのあるいい方向に作用していて内容もノスタルジーで楽しかった。
でも今回はちょっと苦しかったわー。
ラストシーンから始まってそこに至るまでの流れだったのだけど、ラストシーンが一家惨殺場面とかもう痛くてごめんなさい!って感じで...。
いや、これはホント、私がそういうのダメだからなんだけど。
本来の鹿殺しのカラーって、やっぱりこういう系なのかな。
音栗毛が異色だった?
恐いのや痛いのは精神的にダメージ受けちゃうから、ほんとごめんなさい。
考えさせられるとか切ないとかそういうのは好きなんだけど、舞台や映画やエンターテイメントは観終わった後の感覚がすごく大事で、わたしはこういうの楽しく観たい派なんだわ、と実感。
そんなこんなを思っていたら、こちらのブログを読んでその部分が明確になりました。
あぁ、同じことを思っている人がいた。
六号通り診療所所長のブログ『劇団鹿殺し「ランドスライドワールド」』