2015年2月アーカイブ

parco produce
いやおうなしに

Only Love Hurtsというより私としては面影ラッキーホールの方が馴染みますが、あの歌詞世界を舞台にしちゃうんだもんねぇ。
よくまぁ複数の楽曲が1つのストーリーとしてまとまるもんだわ。
しかも登場人物があんなにダメ人間ばっかり...。
それでも見ていて重苦しく感じなかったのは、楽曲のファンキーさと演出なんだろうな。

だってこれ、この脚本で真面目にお芝居やったら苦しくって観てらんないよ。
甲子園を目指していた球児が自分の彼女が暴行された仕返しに行って甲子園取消。
他のナインの人生も狂わせてしまった。
その彼女とはその後できちゃった結婚で駆け落ち同然に家を出て、子供が産まれてやっとなんとか親とも和解。
しかしその長男はもしや暴行時の子では...?という疑念が湧き、後に長女が生まれるも成人した長男はある日突然家を飛び出す。
家族で心機一転引っ越して飲食チェーン店を開いた町には甲子園を一緒に目指していた同級生がいて嫌がらせを受ける。
長女は高校で甲子園を目指す野球部のマネージャーで、部員と日替わりでヤっちゃってて。。。。
嫌がらせしていた同級生と話し合いに向かったはずのバーでは話し合いどころか暴力沙汰。
バーのホステスは実は出て行った長男が整形して性別まで変えていて、家に戻ってきてまたひと悶着。
飲食チェーンで雇ったパートの家庭も複雑。
児童虐待(男が女の連れ子を蹴り上げて死なす?女が男の連れ子をパチンコしている間に車内放置で死なす?)、現実を見つめきれずに妄想癖?

などなどなどなど、もう書ききれない!
なんだこの話!!
あの数々の楽曲を組合わせてこんなヒドイ話を作り上げて歌って踊って進んでいくのって、ほんと...。
いっそここまでくると現実味がなくてスガスガシイね。
歌の内容も内容だし、それを皆さん体当たりでもうすごかった。
更にあのドピンクのスーツを着こなす古田新太さんはさすがとしか言いようがなく。

千穐楽ではO.L.H.のメンバーが出てきてライヴ演奏もやったそうで。
それ楽しそうでいいなーっ!
そういうお楽しみがある千穐楽ってオトク♪
2012年の年明けに行ってきたマウイ島へ、また同じく渋谷のビールな面々とご一緒してきました。
落ち着いたら追々サイトで作成するとして。
いやまぁしかし、今回はスタートからいろいろありましたね!(笑)

同行7名(うちスタッフ4名、常連3名)は同日に3便に分かれてそれぞれ羽田から出発。
とはいえほぼ同じような時間に出発するので、一旦羽田で合流することが出来たのですが。
ですが(笑)。

合流後に判明したのがスタッフ1名がパスポートを忘れて途中で一旦自宅に戻るというハプニング!
あわや乗り遅れかと心配したものの、なんとか間に合って無事にまずはホノルルへ。
ホノルルでは6名が合流して今度は一緒にマウイ島行きの飛行機に乗り込む訳ですが...
パスポートを忘れた例のスタッフがまたまたやらかしました!
チケットをバックパックに入れたまま預けちゃったそうで...
結局スタッフ分を取り纏めていたオーナー氏がeチケットを持っていたので事なきを得たとか。
おいおい、貴方は3ヶ月後から世界一周に出るんでしょ?
大丈夫かいな~。
と、同行の誰もが思ったことでありますよ。

そんなこんなで全員無事にマウイ島入り。
マウイ島の空港で全員合流してシャトルバスに乗って宿泊ホテルへ。
当日はチェックインして近くのスーパーで買い物して部屋飲み!
これも前回と同様ですね。
前回はテンション上げすぎて大量買いして、特に水の2.5ガロンタンクを1部屋1つ買っちゃって半分以上捨ててしまった経緯があるので今回は抑え目で...
といいつつなんで2.5ガロンをまた2つも買おうとしてんのよ!
慌てて1つ戻させたワタクシ。

続いて翌日。
マウイ・ブリューイングの工場見学をプライベートツアーで入れてもらっていたのでさっそく向かうも...
前回と同じ場所に行ってみれば開いている気配がない!
慌てて調べてみると、なんとブルワリー移転?!
あー...そういや確かにブルワリーのtwitterで去年キヘイに何か作ってるツイートが上がってたわ。
それって追加施設かと思っていたけど工場の移転だったのね。
ってか、思い込みって怖いねー。
新工場があるキヘイは元の工場があるラハイナから車で約1時間はかかる場所。
しかも私たちにはアシがないので路線バスを乗り継いで行くことになる。
気付いた時間から動いても到底間に合いません。
近くのモールに入っていた総合ショッピングエリアで日本語が話せる人にお願いして電話をしてもらい、予約を翌日に変更してもらえたのはラッキーでした。
予定変更、臨機応変。
明日の予定を本日に、今日の予定を翌日に。
この日はラハイナをふらふらして夜ご飯をホテル近くの直営店で食べることといたしました。
そしてその翌日に路線バスを4つ乗り継いでキヘイに向かった私達。
ハプニングで日にち変更したおかげなのか、3年前と同じバックさんに新ブルワリーを案内してもらい感動の再開と相成りました。

マウイ島最終日には直営店でお世話してくれたマネージャー氏にも空港近くのバーで偶然の再会。
その前日にはラハイナのモールで電話をかけてもらって大変お世話になった日系女性にも再会。
ホノコワイで毎朝通ったコーヒーショップの日本人女性店員に紹介してもらった空港隣町のビアバーに行くこともできて、そこで日本未入荷のビールを飲んだりもして。
まぁいろいろとハプニングはあったけれども総じて楽しい旅でした。

私達常連チームはマウイ島のみで帰国したけれどスタッフ組はその後ホノルルでも数日滞在し、日本帰国便が一旦飛び立ったものの機材トラブルか何かで再びホノルルに戻って羽田到着が4-5時間遅れ、到着したのは真夜中の2時とか3時とか...
最初っから最後までタダでは終わらない旅だったね!
オトコンテ2015
~キレイな作戦会議ツアー~ もしくは ~ハレ・ケ・ケガレレツアー~

あー、また貼れるリンクがない。。。
しかもこれ、ツアータイトルやライヴタイトルが告知媒体によって違ったりして「どっち?」と思ったりもして。
どっちも正解らしいですが、『キレイ』初日と同時告知(しかも物販コーナーにひっそり置かれたフライヤーが初告知?)でバタバタしていたんだろうなぁ、きっと。とか思ってしまうのでした。
本当にご自身のことは情報が知る人のみ知るみたいになっちゃってて、もったいないというかなんというか。
まぁその辺りがマニア心をくすぐるんですかね? それを狙ってるんですかね?(笑)←いや、笑いごっちゃない。

金曜日なので早上がり曜日の小田蘭としては、周年イベントやってるいつもの渋谷のお店ででビールをひっかけてから吉祥寺に移動。
それでも開場時間に間に合ってしまうのが早上がりの(早上がり出来る状況になった最近のオシゴト状況の)有難いトコロです。
いやね、今回のチケットは年末にここの会場で別なライヴを観に来た時に買ったのですが、そしたらチケット番号がヒトケタだったし、『キレイ』を一緒に観に行った人に声かけたけど無反応だったから結局1人で行くことになったし、だったらここのカウンターに座ってみたいと思って開場時間に合わせて行っちゃいました。
開場時間ほぼピッタリに到着すると既に何名か並んでいる方々がいて、階段を下りて会場売りのチケットを持っている人が並んでいる辺りに行くとリハの音が漏れ聞こえてる。
うわー、こんなギリギリまでやってるんだ。
ということで当然開場時間もちょいと押しまして、無事にお目当てのカウンター席に座れて待つこと約1時間。

薄暗く静かに張りつめた空気感の中、今堀さんのギターからファスビンダー『ゴミ、都市そして死』の劇中歌(そんなことで世界は滅びやしない)で始まる構成は本当にゾクゾクする。
1月末にヨタロウBANDを観てから2週間でオトコンテ。
バンド編成と2人編成でどちらもヴォーカルはヨタロウさんですが、魅せてくれるカラーが違ってどちらも魅力的。
言うなればヨタロウBANDはワクワクするし、オトコンテはゾクゾクする。

「アルルカン急行」とか「Jeune Fille」とか「錦絵の都」とか「Cruel Moment」とかとか、ギターと歌だけで聴くとその曲の凄さに改めてヤラレてしまうものが多くてホントどうしようかと。
このユニットは素晴らしすぎる。

さて。
今回はツアータイトルにもあるように、『キレイ』特集ということで、1/25(日)東流会のヨタロウBANDよりも更に『キレイ』色強めでした。
『キレイ』ではアンサンブルとして出演していた皆本麻帆さんをゲストに迎え、ツアーも一緒に回るとか。
『キレイ』音楽監督の門司肇さんは吉祥寺だけなのかな?
皆本麻帆さんは、『キレイ』曲だけではなくメトロファルスの曲にもコーラスで参加されたり一緒に歌ったりされてました。
ヨタロウさんが引っ込んで1人だけで「謙遜したよ」「キレイ」を歌うコーナーもあり、ヨタロウさんと一緒にデュエットで「ここにいないあなたが好き」を歌ったり。信頼されているのだなぁ。
しかし作った本人自らも言うように、「ここにいない...」は本当に難しい曲なんだなぁ。
それを舞台上でしっかり歌い上げていたお2人はさすがとしか言いようがない。初演再演の秋山さんといい再再演の田畑さんといい、村杉さんといい。

門司肇さんとヨタロウさんの2人コーナーはMCで打合せを再開したりとぐだぐだながらも(笑)、「タイムクエイクオペレッタ」から「ハレルヤ(@キレイ)」へ、「カミサマの言うとおり(@キレイ)」から「憂いの玉箒」へと流れる歌詞構成は1曲で2度オイシイ。
そこら辺の(なんでキレイでメトロの曲が使われていたのかという)裏話もちょこっと。
初演の時に自分(カミ)が歌うシーンを後回しにして曲を作っていったら、自分の所は結局メトロの曲に歌詞を乗せることになっちゃったようで。
あー、そうなのか。だから『キレイ』に使われているインストにもメトロ曲があるのね。
出兵の楽隊シーンで「俺さま祭り」とか、カスミお嬢様誕生日の舞踏会シーンで「夜に波打つ」とか、初演のハリコナ救出作戦の時の曲とか(曲名なに~?)。
楽隊シーンといえば、今回そこで着ていた衣装のマントを皆本さんとヨタロウさんが羽織ってさまよえる楽隊を歌っていたのが可愛かった。
楽隊役の1人がいらないと言ったからヨタロウさんが貰ってきたとか?
いやん、あのマント可愛い♪(実用性はないかもだけど)
衣装捨てちゃうのもったいないね。でもまぁ1人何着も着替えがあった衣装だから物量的に全て保管したり貰って帰れるわけもなく。『キレイ』の衣装なんてどれもこれも実用性がある訳でもなく(笑)。舞台セットもそうだろうけど、廃棄なのはもったいないけど仕方ないか。

毎回のようにやっている「愚かなる者に降る雨は」は、その時々で歌詞を変えて情勢を憂うという意味でメトロでやってた新聞読みの歌と同じタイプだよね。「I don't wanna losing U」も久しぶりに聴きたいな。

MCではオトコンテツアーの話や、2月末に出演する舞台の話、え?今年ファスビンダーの再演もあるの?
ってか、ご本人もMCで「馬車馬のように働いてる」とおっしゃっておりましたが、本当にオシゴト三昧ですね。
ライヴもちょこちょこやってるし、メトロファルスが盆暮れバンドとか言われていた頃に比べるとここ1-2年の働きっぷりはどうしたことかと思うくらい。
いやまぁ、盆暮れバンドと言われていた頃でも各人いろいろやっていたんだろうとは思いますケド。あの頃はtwitterもFBもなかったしネットも今ほど発達していなかったしね。
何はともあれ、お体にはお気を付けくださいまし。

大阪・京都・名古屋のオトコンテツアーなんて、2月末のお芝居の稽古期間中(しかも短い稽古期間)なのに連日移動しながら3日間連続ライヴとはこれいかに。
舞台とライヴの双方を見込んだスケジュール調整ってどうなってるのーっ?
何故にこんなスケジュールになったのかしらん、とちょっと心配してしまうですよ。
『キレイ』の後にノンストップでこれって若者でもハードだろうに、ましてやヨタロウさん来年赤いちゃんちゃんこ...(汗)。
御身お大事に...。

そしてそんな大変なスケジュールなのにオトコンテツアーも2月末の舞台も予約状況イマイチのようなのがなんとも。
ツアーは間に祝日が1日あるとは言え前後は平日だしね。
私も次の週に常連ビアバーの面々とマウイ島に行く予定がなければツアー全部回りたかったけどさ。金土日とかだったら2ヶ所くらい行けたかもしんないけどさ。さすがに1週間まるっと休む前の週のど真ん中にこれはちょいと無理...。

私のように過去メトロファルス本体しかライヴに行っていなかったという人もオトコンテは1度観たら絶対感動するから、是非そういう人達にも観に行って欲しいなぁ。
んー、もうちょっとそういう人達に伝わるような告知手法をもっと以前から、それこそ告知された頃からどうにか。
などと常々思ってしまうのはそういうマーケティング部門にいたこともあるサガなのかしらん、わたし。
せっかくメトロファルスのサイトがあって各個人の部屋(ページ)もあるんだから、そこで今までやったヨタロウBANDやオトコンテのセットリストやライヴレポとか載せたら往年のメトロファンが気になって来るかもしれないじゃ~ん。
とかね。
いやいや、なにオシゴトモードになってんだわたし(笑)。

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プロフィール

小田蘭
旅と写真と音楽と食べることとetc.
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