Nile Group Festival Japan 2015 Tokyo
年に4回エジプトはカイロで開催されているベリーダンスの祭典「Nile Group Festival」。
それが今年、そのまま日本にやってきた!
6月末の金土日が東京で、その翌週7月頭の金土日が大阪と福岡で開催。
このフェスの日本でのオーガナイズを担当したのが旅友繋がりで最近レッスンに参加しているベリーダンサーLatifaさんだったもので、私も結構ガッツリとお手伝いしてきました。
6/26(金)。
まず昼間はコンペティション。
来日したナイルグループのマスターティーチャー陣が審査員となり、事前にビデオ審査を通過した人達がオリエンタル(ソロ)とフォークロア(群舞)でそれぞれ踊って1位~3位が決まります。
夜はオープニング・ガラ・ショー!
海外勢も日本勢もフォークロアもあり、楽しく華やかに幕開けです。
土日は海外勢によるワークショップ。
2日間に渡って朝から晩まで、1日中クラスを渡り歩いてみっちり参加している人もいらっしゃいました。
最終日である日曜日の夜は初日よりももっとくだけた感じのパーティで、海外勢も日本勢もお客さんと近い距離で踊る!なんならディスコタイムで一緒に踊れちゃう♪
っとまぁ、そんなこんなでスタッフ側としてはまさに怒涛の3日間。
それでも私は土曜日は前々から別件を予定していたので朝イチのミーティングに出て午前中だけお手伝いをして途中抜けさせてもらったのですが、それでもまぁ......。
ほんっとーに全てにおいて予測不能でなかなかに綱渡りな裏側でございました。
とりあえず、また何かやるならやると決まった段階から絡ませなさい!と思ったのがイベント慣れした私ともう1人の感想です。
まぁなんとか終わってよかったよ。
しかし、こういうイベントスタッフで毎回感心される動きっぷりなのは、絶対あの暑かったり寒かったりする混沌の混雑を繰り返してきた経験だよねぇ。
相当場数踏んできたもん(笑)。
本業オシゴトっぷりが空軍と評される由縁もそんな所にあるのかもしれん。
いったい何回「現場判断で」「了解」「なんとかします」と言っただろう。
それだけ不測の事態がおこりまくりだったということで、都度グループメッセで状況を共有しつつ各自がそれぞれの判断で動く。
進行を止める訳にはいかない。
久々に最前線って感じ。
まさにThe Show Must Go On!
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今回一緒に現場を回していた人が、某所でイベントのボランティアスタッフについて【「信頼に応える」という心へのギャラ】という内容を書いていたけれど、確かにイベント当日に限らずボランティアスタッフって「オシゴト」として金銭の授受が発生しないだけに人の繋がりや信頼ってのがオシゴト以上にとても大事だと思う。
双方向の、信頼。
ボランティアスタッフに手挙げする理由は人それぞれかもしれないけど、やっぱり基本は「好きだから」だもんね。
そのイベントが、そこにいる人が、作り出すものが、好きだから。
だから、手助けしたいと思って手を挙げて円滑な運営の為に動けるのだと。
ボランティアをお願いする主催・運営側にはそこを認識してほしいし、そしてそれはボランティアスタッフにも言えること。
来ているお客さんからしたら、主催者側の人達もボランティアスタッフもどちらも同じそこのスタッフだ。
お近づきになれるから、間近で観ることができるから、特典があるから、という考えでは大事な所が綻びだす。
特にお客さんに対しての所でね。
お近づきになりたかった人と話しをすることは出来るだろうけど、スタッフ作業をこなしていたら最初から最後までステージを堪能することは難しいよ。
ちゃんと観たいなら客席にいた方がいい。
事実、今回のフェスはリハも本番もガラショーもガラベーヤパーティも、海外勢日本勢共に誰の踊りも観れておりませんですよ、ワタクシ。
スゴかったという評判だけは多々!
でもそれも問題なし。
楽しかったし、無事に終わってくれたから。
オシゴトで会の運営側に関わることもあり、ボランティアでイベント出店側のあれこれに携わることもあり、たま~に自分が踊る側に立つこともある小田蘭の思うことでした。
でもまぁなんだかんだ言いつつも、私はこういう現場で動き回っているのが好きなんだな、と今回で改めて思ったりしたよ。
今のオシゴトは基本的にずっと社内で仕組み作りや運用のサポートだったりするからさ、時々動きたくなるんだよねー(笑)。