シネマ歌舞伎『三人吉三』

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シネマ歌舞伎『三人吉三』

ちょうど1年前、2014年6月に渋谷のコクーンで上演され、7月には松本芸術劇場でも上演されたコクーン歌舞伎『三人吉三』。
それが映画になるということで前売り券を買ってわくわくしながら待ってました!
その時のブログはこちら

上映初日がバッチリナイルグループフェスの日程に重なっていたし、東劇以外の上映館での上映期間はたいていの所が3週間で1日の上映回数も多くないからどこで行こうかと考えて、コクーンと同じ場所にあるル・シネマでもやるというからやっぱりそこかな~...と思っていたら夜間上映時間は最初の1週間だけだったという(汗)。
昼間時間の上映じゃあ平日オシゴト帰りに観に行けないじゃん!
ってなことで、慌てて複数回の上映がある東劇で観てきたのでありますよ。

うん、シネマ歌舞伎『三人吉三』は映画だった!
多方向から撮影された映像で構成され、映像を重ねたり、静止画を挟んだり。
劇場での観劇では見えなかった細かい表情までしっかり見れるのが映像のいい所。
舞台を観ていただけに、あぁそこをカットするんだとかも思いつつ、舞台とはまた違う『三人吉三』の世界がありました。
大詰めでたたみかける様に地に響くアフリカンパーカッションとうねるギターと低く流れる声には何度でも震える。
カーテンコールの音楽がエンドロールの最後に使われていたのが個人的にツボ♪
長屋のシーンや、大詰めとカーテンコールで音楽と共に流れてくる声は音楽監督でもある伊藤ヨタロウさんなのですな。
ふふふ。
それを改めて聴きたかったというのもある。にやり。
DVD化されたらめっちゃ嬉しいのになぁ。

そして、シネマ歌舞伎『三人吉三』を観た東劇近くの新橋演舞場では7/5(日)から歌舞伎NEXT『阿弖流為』が始まります。
2002年の初演を観ているので今回も!と思ってこちらもチケット取りました。
ひよって3F席ですが...。
歌舞伎な役者さん達による、でも裏側はアクションや音楽も含めていつもの新感線な方々。

90年代から聴いているバンドの中の人がこういう舞台音楽に関わっているというのもなんだか不思議でおもしろいなぁと。
『三人吉三』はメトロファルスの伊藤ヨタロウさん、『阿弖流為』は新感線の頃からおかげ様ブラザーズのスマイリーつかさこと岡崎司さん。
11月のおかげ様フルコンプ東京も楽しみ♪

コクーン歌舞伎とか歌舞伎NEXTとか、この辺り観ると本家本元の歌舞伎もきちんと観たい気持ちが出てくるので、これは今度そっちも行くしかないかな。

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このページは、小田蘭が2015年7月 4日 23:39に書いたブログ記事です。

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