観る(美術館・博物館・写真展・等)の最近のブログ記事
お世話になっている美容室TRIBEの原宿時代に知り合った紙アート造形作家なかむらきりんさんの個展を観に行ってきました。
林の中の一軒家のカフェに動物くん達がいるとか気持ち良すぎるでしょ。
到着するとさっそくお店の前にシカくんいるし、ハンモックつってるし!
入口にはほぼ実物大な子供とペンギンくん。
奥の庭にはゾウさん♪
トリさんもいるしリンゴも沢山ゴロゴロしてる。
きりんさんの世界観と、この一軒家カフェのロケーションってばピッタリだなぁ。
とても素敵な空間が出来あがっていました。
いつも見ている動物くんたちの他、2Fの壁には描き下ろしのながーい絵!
これがまた皆が林の中で楽しそうに演奏しているんだ。
やっぱいいなぁ。
オープニングパーティではににぇむにぇさんとジョン(犬)さんのライヴも♪
ににぇむにぇさんが演奏するのは西アフリカの楽器、コラ。
癒される音。
胴体が瓢箪、弦は釣糸。
そんな宮廷音楽だとか。
そして足踏みオルガンのジョン(犬)さん。
登場したとたん、ジョン(犬)さん大人気~♪
そりゃ知らない人が初めて見たらビックリするよね。
ライヴ終了後には以前きりんさんと同じスティールパン・オーケストラだった方の演奏もちょこっと。
雨上がりのいい休日でした。
さぁ!
刺激もらったもんね。
私も自分のことやんなきゃ!
「ピラミッドのこと、すべてお話しします!」
~最新科学と先端調査が明かすピラミッドのいま~
遺跡好きの小田蘭としては一度行ってみたかったのです、河江さんの講演会。
それが、今回の主催が田中真知さんだと知って余計に行くぞー! とね。
そーか、真知さんと河江さんは古い友人だったのね。
エジプトって、海外の日本人ネットワークって、狭いわぁ。
まぁそんな訳で詳細がでて早々に申し込みをしておりました。
まさか自分が踊ることになる翌日だとは思わず(笑)。
踊った後、観に来てくれた飲み友達とうっかり終電を逃してしまい、そのまま新宿で朝を迎えて一旦自宅に戻り、一眠りしてお風呂に入ってからなんとか出かけたのでありますが。
結構直前まで眠っていたので、すっぴんメガネに帽子とスニーカーという格好で出かけていきました。
300人から入る学研の会場に人いっぱい。
子供の姿もちらほら。
終わった時には河江さんの元へ長蛇の列。
さすが...メディアに出るとすごいんだねぇ。
私は河江さん本人を特に知っている訳でもなく、真知さんにご挨拶して帰ろうかと思ったけど主催の一人でもある為こちらも忙しそうで、ラフすぎる恰好が恰好なこともあってそそくさと帰ってきてしまいました。
しかし内容は大充実!
2時間ノンストップの講演会は大変面白く興味深く拝聴させていただきました。
古武術を嗜みガッチリとした体躯がまさにインディジョーンズなビジュアルでもある河江氏ですが、講演の中でデータの重要性や考古学とは仮説ありきではなくデータを元に組み立てていくのだというようなお話をされていたのがとても印象深かったです。
仮説ありきで検証して当時なかった技術を説に組み入れてしまってはダメなのだとか。
そりゃもっともだ。
エジプト考古学は他の地域の考古学に比べて発掘品に注目が集まりがちでそういう部分が遅れているということもお話されていましたね。
だからまず、データを取りたいと。
ふしぎ発見でピラミッドに登りながら1段ずつ石の幅を測ったのもデータが欲しかったからだということ。
考古学者=発掘、というイメージは違い、発掘するのは発掘を専門にする人で、出てきたものやデータを分析するのが考古学者だというのも改めて聞くとふむふむと納得します。
最近は科学技術も進歩しているので、いろんな分野の専門家が集まってチームを組んでいるんだとか。
夢とロマンのピラミッドを思い描いてエジプトに向かった河江さんが、今や実在の過去を知る手がかりを探る学問としての考古学者になっているのですね。
データ分析で分かる過去!
なんだかますます遺跡に対するワクワクが盛り上がってきました。
マヤ遺跡とかでも普通の人がこうやって気軽に話を聞ける場があるといいのになぁ。
そういう部分ではエジプトのピラミッドって皆が知っていて馴染みやすくて間口が広いよね。
FUJIFILM SQUARE 企画写真展「蜷川実花写真展」
写真歴史博物館 企画写真展「土門拳 二つの視点」
「ティム・バートンの世界」が六本木だったので、同じ六本木ならこっちも、とハシゴしてきました。
同じフロアでやっていたのでこの2つを一緒に観てきたのですが、鮮やかカラーとモノクロというそれぞれ対照的な展示。
蜷川実花さんの写真は色鮮やかで前から好きなのだけど、時に毒々しくもあってドキっとします。
ティム・バートンの世界
所用でお休みを取っていた平日。
必要な用事をこなした後で行ってきたのですが、平日なのにこの人出は何? ってくらい人いっぱいでした。
こりゃ土日には来れないわ~。
ティム・バートンの描くキャラクターは目が寂しい感じがする、と思うのでありました。
「宇宙に挑む人類の"眼"アルマ望遠鏡プロジェクト展」
「ナミブ砂漠に広がる星空展」
天文関係も好きな(詳しい訳ではない)小田蘭としては、アルマ望遠鏡にも以前から興味がありました。
高地だし天文関係でもない自分がそうそう行ける場所ではないけれど。
チリの地元の人達の写真もあって中南米好きとしてもオイシイ展示でした。
同じフロアではナミブ砂漠の星空写真も展示されていてこれまた2度オイシイ。
ナミブ砂漠はニュージーランドのテポカとも並んで星空保護区の1つなのですが、やっぱ大きなパネルで観る星空の写真は壮観ですねぇ。
自分もこんなの撮りたい。
ていうか、自分の目で実際に見たい!
原宿のカフェできりんさんが展示をやるというので、さっそく行ってきました。
■なかむらきりん
場所は原宿キャットストリートにあるカフェ。
ギャラリーにもなっているらしく、きりんさんは12月いっぱい展示しているんだとか。
場所:uzna omom
期間:2013年12月1日(日) ~12月29日(日)
火曜定休。他不定期休みあり。
営業時間:12:00 ~ 20:00
パンケーキが有名らしく、土日は結構混んでいるという話なので早上がりできる金曜日にさっそく!
でもこの日は夜にお友達とポルトガル料理を食べに行くことになっているのでパンケーキには手を出せずにドリンクだけでゆったり見てきました。
ペンちゃんとかゆきんことかワンちゃんとか、壁かけの作品もあって店内がきりんさんワールドになってました。
ほっこり。
そして圧巻は、壁に横長ーく貼られた絵!
6メートル?
白い服を着た女の子と動物たちが沢山遊んでるの、かわいい♪
ってか、恐竜くんとかユニコーンとかも!
よく見るといろんなコがいて楽しい♪
6月下旬に田中真知さんが紹介していた写真展へと出かけて衝撃を受け、ご本人と真知さんと写真家の方の3人で話すトークイベントにも参加してきました。
トークイベントは通常の営業が終了した後の時間にギャラリーの1Fを使って、もう椅子とかぎゅうぎゅうに詰まって大盛況。
3人それぞれの旅の話や、真知さんと横谷さんが出会ったカイロでの当時の写真とか、なかなかおもしろく濃いトークの時間でした。
トークで横谷さんの作品の背景とかが分かってくると、また改めてじっくりと展示されている作品を見たくなってくるもので。
撮影にも現像にもあれだけの時間をかけてのこだわりだからこそ、あの吸いこまれてしまいそうな作品になるんだなぁ。
印画紙を自作するってこういうことか、というね。
これは実際に見ないと分からない。
寄って印画紙の質感も合わせてじっくり見るのと、引いて遠目で見るのとでも印象が違う。
絵画のような、古い記憶の夢の中に入り込んだような、そんな錯覚を覚える不思議さに魅せられた(魅入られた)写真展でした。
■横谷宣写真展「森話」「黙想録」
場 所 / galley bauhaus
会 期 / 2013年6月5日(水)~8月10日(土)
時 間 / 11:00~19:00
休 廊 / 日・月・祝
入場料 / 無料
土曜日はいろいろと動く予定があって、その中の1つ。
11/16(金)~18(日)で開催されている造形アーティストなかむらきりんさんの展示に行ってきました!
■なかむらきりん展
当時は美容室の空間をまるごと展示会場として貸していて、イラストやら写真やら造形やら、さまざまなアーティストさん達がTRIBEの空間を彩っていました。
きりんさんも当時展示をしていた1人で、紙の張り子でリンゴや人物を作っていたのでした。
私も以前ここで世界の写真ポストカード展をやらせていただいたことがありまして、その時に知り合って以来の繋がりです。
これまでもきりんさんが出展している展示には何度か行ったことがあって、写真に残っている所ではコニカミノルタでの展示とか、去年の市川TRIBEとか。
最初はリンゴとか人物も割と小ぶりなものから始まって、ここ数年は動物も人物も結構大きなものを制作されています。
コニカミノルタのゾウガメとか結構大きかったし、去年のTRIBEにいたゆきんこも本当に人の子供サイズだったしね。
そして今回、私は初めて実物を見ることができたのだけど、角がリンゴのなる樹になっているシカとかほぼ実物大?
初期からのリンゴはもちろん健在で、というか沢山のリンゴが敷き詰められた中にシカやペンギンや犬やカバがいて。
大きなインコの間にもリンゴ。
ネコやイヌがいて、テラスの樹にも南国の鳥。
TRIBEにいたゆきんこや、新宿眼科画廊で展示していた時に見た写真とのコラボ作品もあったし、今回はフロアを2つ使ってきりんさんの世界観が展開されていて素敵な空間だったなぁ。
人の頭の上にいろんな物が乗っているのがお気に入り♪
なんだか人の妄想がカタチに現れている感じがしてすごく好き。
写真OK、むしろどんどん撮って、ってことだったのであれこれ撮ってきちゃいましたよ。
ちゃんとストーリーが出来ていて、そこに1枚展示作品と一緒に自分を撮ってもらって、それをセットして印刷してくれた紙を折って切るとあっという間に8頁のミニ冊子ができるというもの。
すごい面白い!!
毎日違うストーリーのミニ冊子を作っていて、私は2日目に行ったので2日目のストーリーだったのだけど面白がっていたら1日目のストーリーでも作ってもらって2種類持ち帰らせていただきました♪
1日目:ふしぎなりんごとしか
2日目:旅するペンギン
いやぁ、これいいわ!
ブログから簡単に作れるみたいなんで、ポケットフォリオ用にブログ作って今度自分でもやってみよう!
■ポケットフォリオ
今回きりんさんの展示でその場に一緒にいた人達とのお話にもあったけれど、この造形アートは海外で展開した方がウケるんじゃなかろうかとね。
いろんな公共の場に置かれるイメージで。
デザイナーズホテルみたいなコンセプトのあるホテルのあちこちに置かれたりとか。
アジアあたりのゲストハウスもイメージかも。
緑のおおいカフェとかにもこういうのあったらゆったりなごむよね~。
人の顔部分に壁掛けの動物剥製っぽいものを被せて撮影された写真も、なんとなく無機質なんだけど目を引くというか。
あ、そうだ。
代官山にあるブロッコリー(美容室)が緑いっぱいでジャングルっぽいから、鳥さんとか象とかここに置いたらますますジャングルっぽくなって面白いかも。
■Broccoli~play hair
実はこの日はこの後、おもしろことやってる人達っていろんな所で繋がっていく流れがあったのだけど、それはまた別な記事で!