ノンバーバル(非言語)、という言葉を初めて意識したのはUNIQLOCKのひたすら踊っている映像だった。
ちょうどマーケティング関係の部署にいた頃に世界三大広告賞でそれぞれ受賞してたりしてそんな話題になったはず。
ノンバーバルコミュニケーション。
言葉を使わないから言語の壁もなく国を問わず世界に発信する手法としていいとか。
でもまぁ実際は非言語部分こそ文化の違いによる受け取り方が大きく違うから難しいと思うんだけどね。
で、この夏、そんなノンバーバル舞台が浅草から発信されるというので観に行ってきました。
ロンドンの街中や博物館を舞台に花魁の恰好で撮影された写真が『世界花魁道中』と題されてtwitterでRTされてきたのを見て以降フォローしてましてね。
プロデュースした画家の絵と映像、インスト曲、和太鼓奏者の迫力、出演者のダンスに殺陣やアクロバット、ダンサーはやはり立ち姿からそうと分かる。
一貫したテーマを持たせた舞台をセリフも歌もなく魅せるのは簡単なことじゃない。
一部微妙に思うパートもあったけど、この世界観は好きだしコンテンツとしておもしろい。
子供の頃やってたバレエだって今やってるベリーダンスだってノンバーバルな表現で、そういうものはいつだって気になっている。
浅草はサンバカーニバルの日で劇場への道から少し見えたので、人混みの少なそうな所からちょっとだけ観て下北沢へ移動して、夜はベリーダンスの舞台も観た。
そういやUNIQLOCKのダンス振付が振付稼業air:manだったというのを知ったのはここ数年のこと。
春夢共鏡