「はい。●●●、●●営業所、小田です」
「おおー! 小田さん?」
ん? なんか知ってる声だなぁ。会社の人だよね。
「はーい! 小田です!」
「久し振り、元気そうだねぇ」
「ええ、元気でやってますよー!」
ってか、誰だろう・・・・・・えーっと、えーっと。
「僕分かるー?」
「すいません! 分かりません!」
「あははは。小田さんが●●部にいたときによく会場で一緒になったことあるOです」
「ああ! Oさん! すいません。あははは」
電話で話したことなんてそうそうないんだから、分かるかっつーの。
自宅じゃないんだから「僕分かる?」って言われても・・・。
ま、それに思いっきり「わかりません!」って応える私も私か。
でも向こうの口調からしてそう言っても大丈夫な人だと感じたから、こっちもそういう対応したんだけどね(笑)。
ってことで、外線でかかってきたこの電話。
なんの話かと思えば、うちの会社が主催する会の手伝い依頼だった。
「バイト入れるほどじゃないし、うちの部のWさんに頼もうと思ってたんだけど、ちょうどその時オーストラリア行ってるんだよ」
「ああ、そういえば先日ご結婚されましたもんね。新婚旅行ですか」
「そうそう。で、小田さんが前によくやってたことだからさ、お願いできればと思って。11月1日で土曜日なんだけど。所長にはこれからなんだけどね、とりあえず小田さんの予定を確認させてもらおうと思って」
「ええ、いいですよ。・・・・・・・って、あれ? 何日って言いましたっけ?」
「11月1日の土曜日」
「うわっ! すいません、私もいません!」
「なに? 日本じゃないの?」
「そうなんですよー。何もない時だったら喜んで手伝いに行ったんですけどねぇ」
「あー、じゃあ仕方ないなぁ」
会社の外に出て行って動いて仕事するのって結構好きだったからさ、本当に何もない時だったら土日だろうが喜んで手伝いに行ったんだけどね。
残念だー。
その時はアメリカ&メキシコに旅立ってます!
そろそろごはん炊けたっかなー
右手にしゃもじを持って炊飯器に向かう
さぁっ
ぱかっ。
蓋を開けたら、水の底にお米さん
うわーーーーん
スイッチ入れ忘れたっ
「おあずけ」くらった気分だったわ。
コンセントを差し込むとすっかり安心して、肝心のスイッチ入れるの忘れちゃうみたいなんだよね。
同じコトを何度かやってるんだから、いいかげん学習しなさい、って感じです(汗)。
今日、会社で17:00を回った頃に・・・
今川焼きをもらった
そして
ぶどうをもらった
残業をして
缶コーヒーをもらった
はっ
私、食べ物に釣られた?
所長が出先からぶどうを貰って帰ってきた。
冷蔵庫に冷やしておいて、みんなが時間の空いた時に適当に食べていく。
翌日の昼食後にもまだ残っていたので、更に所内にいた数人で食べる。
「小田さん、ぶどう食べよう、ぶどう!」
その巨峰を食べながら、ぶどうのタネって面倒だよね、って話になった。
「ぶどう美味しくって好きなんだけどさ、タネだけが面倒くさくってね。いっそのこと一粒が桃くらいの大きさになってくれないかと思うよ」
「いやでも、そんな大きさになったらタネだって桃くらいの大きさになってますって(笑)」
「そういやそうかー」
「子供の頃ってさ、スイカのタネ食べると盲腸に溜まるって話しなかった?」
「ああ! ありましたねぇ、そういうの。言われた事ありますよ。でもそれって盲腸取っちゃった人はどうなるんでしょうかね」
「あれー、そうだね。子供の頃は結構真面目に盲腸に溜まるんだって思ってたけど、そんなとこまで考えなかったよ」
「私、小1で盲腸取っちゃったもんで、なんとなく……」
「…あ。オレぶどうのタネ飲んじゃった」
「じゃあお臍から芽が出てきますね。って、そういうのも言いませんでした?」
「言った言った(笑)」
「ありゃ、私も最後の1個タネ飲んじゃったかも。お臍から芽が出るー(笑)。じゃあ芽が出たら収穫しましょう」
のほほんとしたいい職場かも(笑)。
ちょっとトップページをいじってみようかと考え中。
フレームを使ってみたいなー・・・っと。